2009年 11月 15日
仙台のキャットシッター
 「仙台のキャットシッターを教えてほしい」と問い合わせがあったので、ここに紹介。

 本日のにゃんこ2でも紹介しましたが、キャットシッター猫屋敷さんがそうです。猫専門のシッターです。

 手作り食などのセミナーも開催。とてもためになります。


CS猫屋敷 看板猫のももさん♂




長毛ゴージャスなももさん




こちらも看板猫のうめさん♂



 猫屋敷さんの事務所にいる猫さんたち。とってもおとなしく、でもそこは猫。好奇心を抑えきれず、セミナー後に参加者をももさんは一人ひとりチェックしていました。

 こちらでは、ひのきで作ったキャットタワーや、猫が食事しやすいよう角度をつけた陶器の食器なども販売しています。興味のある方はこちらをどうぞご覧ください。

# by amemiyataki | 2009-11-15 19:36 | 日常
2009年 11月 11日
紅葉のライトアップ


 夕飯の鍋焼きうどんを食べた後、市の記念事業の一環だとかで、中央公民館の紅葉ライトアップ、というのを見物に行った。
 南部の殿様の薬園でもあったという場所。池を囲んでぐるりと紅葉。これほどの紅を観たのはいつだったか、これが初めてか。けっこう寒いなか、しばし自然の美しさに見惚れた。

*****

 「THIS IS IT」を観たという知人の感想が、またおもしろかった。いわく、

 「THIS IS IT」の歌を聴いたら、死期が迫っているのを感じた(往時のような声のハリがない)。
 できれば、完成されたコンサートの映画を観たかった(リハーサルばかりでおもしろくなかった)。

 そして、その人は「あのムーンウォークは本当のムーンウォークなんですかね」と。
 確かに、リハだからかあまりムーンウォークは映画にはなかった。ちらっと。それも、控えめだったかなあ。

 マイケルはもうこの世にいないのだと、そんなノスタルジーにとらわれていたせいもあったし、久しぶりに見るマイケルはやっぱりクールで。

 観る人それぞれ、感想はあるもの。

# by amemiyataki | 2009-11-11 22:20 | 日常
2009年 11月 09日
しあわせな夢 その2

モーツァルトという名のケーキ(byマイヤーリング 岩手県滝沢村)



 「カラメルクリームをサンドした、ラム酒風味のチョコレートケーキ」と説明書きがあった。ここの店主はオーストリアで修業したそうで、彼の地が生んだ大音楽家の名前を冠した秋限定のケーキは、何か物語を感じさせる。バイオリン、枯れ葉、紅葉。紅葉の具合はひとつひとつのケーキによって異なり、小技をきかせた心配りもにくい。しみじみと美味しいケーキだった。

*****

 先週金曜、早朝割引(といっても、9時30分始まり。1300円)の回に、「THIS IS IT!」を見た。

 始まる前から、BGMにMJの音楽を流していた。もうそれだけで、感傷に浸ってしまう。カップルは少なく、ほとんどが一人で。熟年男性の姿がけっこうあった。

 マイケルのプライベート用に記録撮影したもの、と断り書きがあったけれど、どう見ても、マイケル亡き後、未完に終わったコンサートの代わりにショービズとしての計算が垣間見えた。それがいいとか悪いとか言うのではない。このドキュメンタリー映画を見るなり、これだけたくさんの人、経費をかけたら、何かかたちにして商品として発表せずにはいられないのも無理はないと思った。なにより、マイケルの稀有な才能、彼が伝えたかったメッセージを、世界中の人とシェアしたい、そうしなければ、というスタッフの意気込みを感じた。

 見て、本当によかった。

 冒頭、オーディションのためにさまざまな国からやってきたダンサーや歌い手、ミュージシャンらが、目を輝かせて「マイケルと同じ舞台に立てたら最高に光栄!」と口々に語る。そう、マイケルのパフォーマンスはもちろんだけれど、全編を支えるのはこうした「みんなマイケルを愛している」というバックダンサー、ミュージシャン、ヴォーカリスト、照明、スタッフ…彼らの熱い思い。

 不思議なことに、選ばれたバックダンサーたちのスキルは相当なものだけれど、彼らを率いて歌い、踊るマイケルにはやはり及ばない。マイケルも、ひとりでも充分魅せてくれるのだけど、やはりバックダンサーたちがいたほうがひと際輝く。

 知らない曲はひとつもなかった。踊りのひとつひとつに目を奪われ、感動した。なんて腕が長く、手が大きいのだろう。最後に「THIS IS IT」を聴き、もうこれ以上、MJの新曲を耳にすることはないのだと思うと、悲しかった。

 この映画で、伝説は完成された。いつでもマイケルに会うことができる。

 ムーンウォーカー。永遠に。ありがとう。

# by amemiyataki | 2009-11-09 23:43 | 日常
2009年 11月 09日
しあわせな夢 その1

庭のウメモドキ(本日撮影)



 今週は週末まで、ずっと雨模様の様子。気圧が低く、なんとなく気分も今ひとつ盛り上がらないような。


 少し前の話。

 母が朝起きるなり、「いい夢を見たから、宝くじを買う!」と言った。ちょうどその日は木曜で、ロト6の締切日。
 「じゃあ、ロト6買う?」
 「んだ!」

 なんでも、亡き父と私と母の三人で、とあるホテルに宿泊した夢を見たのだそう。
 気づくと、母は迷子になり、ひとりで廊下をうろうろしていた。すると、向こうから男の人が来て、「どうしたの?」と聞いた。母が、「部屋がわからなくて…」と言うと、その男性は「ほら、そこに番号が書いてあるでしょう」と。

 指差されてふと、自分の胸元を見ると、確かに来ていたパジャマには「56」と数字が書いてあった…。

 「あんまり、そういう部屋番号はないと思うなあ」と、私。「それに、ロト6は1から43までしか数字はないよ」

 それでも、と、母は「5」と「6」にちなむ番号を選ぼうと譲らず。だんだん、私もこれはもしかしてもしかすると…なんて思い始め、二人で「当たったら家を建てようね!」「んだっ!」と言い。

 結果。かすりもしませんでしたよ、はあ。そんなもんだよねえ。でもまあ、マークシートの数字を選び、塗りつぶし、二人でにやにや笑っていたひとときは、確かに幸せだった。


 そんな話を「き」さんに、ランチを食べながら話すと、「(お母さんにとっては)本当にしあわせな夢だったんだねえ」と、しみじみ言った。確かに。その夢を語る母はとっても楽しそうだったし、夢に父が出てきたこともまた、うれしかったようだ。

 三人で宿泊したのは、三度くらいだったろうか。二度は、関東で法事があったとき。一度は、親孝行ねと、奮発してつなぎ温泉の「四季亭」に泊まったとき。

 それにしても。母は本当によく夢を見るけれど。この夢はいったい…。

 

# by amemiyataki | 2009-11-09 23:04 | 日常
2009年 11月 07日
小春日和

秋の一本桜 (雫石町 小岩井農場)
今年5月撮影のものはこちら



 先日の初雪が嘘のように暖かい一日。快晴。

 「今日はドライブ日和だって、ラジオで言ってた」と母がタイミングよく言い、お気に入りの雫石コースへ向かう。

 まさに周りは黄葉・紅葉。すれ違う車もほとんどなく、最高の気分でドライブ。天然酵母パンの店、「tuk-tuk(アイヌ語らしい)」へ行き、ピザを食べ、お土産に風光舎のコーヒー豆「ケニアAA(名前がいい)」を買い。

 穏やかな日差しの中、はらはらと落ち葉がゆっくりと舞い落ち。

 最高の一日だった。

 誰かに感謝したい気分。

 ありがとうございます。

 心配事はまああるけれど(水道管が破裂したようだ…)、それでも幸せを感じるひととき。

 感謝します。

# by amemiyataki | 2009-11-07 22:23 | 日常
2009年 11月 03日
初雪の文化の日 ハッピーバースデー

10歳の顔



 今日はこの時期いちばんの冷え込み。予報どおり、初雪。朝起きると、屋根にうっすらと雪が積もっていた。それもほどなく消えたが、日中の最高気温が5度前後。プチポン部屋に新たにペットヒーターを1台追加。全部で6台。暖房機はほかにオイルヒーターとファンヒーターが各2台ずつ。

 今日はたきの10歳の誕生日だ。1999年11月3日生まれ。

 たきの母猫「シロ」はシャムMIXの長毛で、飼い主がいうにはある日脱走され、戻ってきたときは妊娠していたという。父猫はおそらく近所でも有名なボス、茶トラの「ジャイアン」ではなかったか。
 99年11月3日、シロは帝王切開で3匹の茶トラの子猫を産んだ。その1匹がたき。なぜ帝王切開かというと、「逆子」といわれたからだそう。
 偶然という運命から、わが家へやってきてくれたのが、その年のクリスマスイブの日。
 隣村の滝沢村からやってきたから「たき」とつけたのかとか、ジャニーズのタッキーが好きだからつけたのかとか聞かれもしたけど、そのどちらでもない。


うちに来た日に撮ったたき

 生後1ヵ月と3週間でわが家に来たたき。たぶん、体重は700gくらい。ほかの兄弟は2匹一緒にもらわれていき、たきだけが残り。飼い主の家には小さな男の子が3人いて、いちばん下の幼稚園の子に「トロタ」と名前をつけられ、毎晩一緒に眠っていたという。

 あれから10年かあ。感慨深い。としみじみしているばかりもいかず。11月2日、予約をとってたきのシニア検査(健康診断)に行った。
 しばらく前、口をくちゃくちゃさせていたのが最近では、ぱたりと止まった。これはどういう兆候なのか。

 体重4.1キロ。そういえば、去勢手術でルネ吉を連れて行ったとき、体重がやはり4.1キロだった。ルネ吉の場合、保護時3.4キロ。それから2週間くらいしか経ってないないはずなのに、こんなに肥えて。ごりごりだった背中も、うっすら肉がついて。

 たきは診察台でいつも暴れ太鼓になるのだけれど。この日はわりとおとなしく、先生も診察がラクだった。口を開けてみて。

 右上の奥歯がなかった…。

 「抜歯は…」
 「してないです。てことは…」
 「舌で器用にとっちゃったんでしょうねえ」
 「ああ、やっぱり…」
 「でも、左のほうにも歯垢がついてるから」
 
 採血をし、数値に問題なければ、スクリーニングをお願いした。

 そうか、たきちゃん、歯を自分でとっちゃったか…。

 10歳で歯がなくなるって、早すぎですよね…としょんぼり聞くと、「いや、そうでもないですよ」と先生。ちょうど、先生の猫のぴょんたさんも10歳くらい。口をくちゃくちゃさせていたので、「強制的に抜いた」そうだ…。

 猫の10歳って、何歳でしたっけ? と聞くと「58歳くらいかなあ」。帰宅してネットで検索したら、いちばん最初に行き当たったサイトに「70歳」と書いてあり、びっくり。ほかを見ると、やはり50代後半。うん、そのくらいだよね。

 母がなんと言うか心配だったが、経緯を話すと「たきは賢いなあ(自分で歯をとるなんて)」と意外な返事。あんたいったい何してたのと叱られるかと思ったけど。

 父が亡くなって5年後にわが家にやってきた茶トラの猫。私には生まれて初めての動物、初めての猫。たきと出会わなければ、行き場のない猫たちのことを知らないまま、気づかないまま毎日を過ごしていただろう。

 ありがとうね、たき。


引くとこんな感じ。たき、お気に入りの椅子(byニトリ)



*****

 プチポンショッピング、お買い上げいただいた方から、ご感想が届いています。作家の方々へ、お伝えしています。励みになると、さらに創作意欲をかきたてられているようです。ありがとうございます。

 今月半ばには、いよいよプチポンオリジナルカレンダー2010(卓上版)が登場します。限定40部(予定)。どうぞお楽しみに!

*****

 トイレ砂のカンパご支援をいただきました。ありがとうございます。助かりました。

# by amemiyataki | 2009-11-03 23:52 | 日常
2009年 10月 31日
りんご、りんご、りんご

奥州市江刺区 蔵の町



 岩手のりんごといえば、江刺りんご。先日の台風で落下したりんごの販売を江刺市役所前で行うと聞き、張りきって盛岡を出立。

 車で1時間40分くらい南へ。盛岡が南部藩なのに対して、ここは伊達藩なのだろう。気候風土も同じ岩手なのに違うし、なんとなく人柄も違う感じがした。

 落下りんごを目的に集まった人たちに対して、商売っ気のない対応ときたら。実家が魚屋で商売魂がある母が「売る気ねえのかな…」と、不満たっぷり。それでも、落下りんごの袋詰めにムキになり(200円)、急遽、江刺JAが持ち出してきた立派なジョナゴールドを買い(7個500円)、それでも足らずと産直「ふるさと市場」へ行き、さらに「あい香のかおり」を買い。

 昼食は、以前行った、蔵を改装した店へ行ったが…味が落ちていたのにがっかり。江刺は金札米(きんさつまい)という一級品の米の産地でもあるのに…ごはんがおいしくなかった。大好きなしょうがせんべいを買いにいったお店では、ほとんど品切れだった。

 何かこう…ひとつボタンをかけ違えたような、大好きな江刺の町が、この日はちょっと違って見えた。蔵が立ち並ぶ町並みの写真も、いまひとつだった。

 帰路に着いたものの、何か釈然としない母が、「こないだのところへ行こう」と言いだした。そう、お歳暮にりんごを贈るわが家なのだけれど、今年は江刺のりんごを贈るのはどうしようかと、悩みだしたのだ。

 母が言う「こないだのところ」とは、「mi cafe」のこと。

 山の頂上付近にある「mi cafe」は、この日も満員だった。やはりアップルティーを注文し、ついでに紅玉1個分のジャムをのせたというりんごトーストも頼む。

 母、大満足。「やっぱり美味しいねえ」「んだー」

 ついでに、こちらで再び、りんごの詰め合わせに挑戦。蜜たっぷりの「北斗」を。

 帰宅して、すべてのりんごを少しずつ切り分け、味見し。

 「やっぱりこっちだなあ」と、「mi cafe」、松本農園のりんごを指差す母。

 お歳暮まで、悩みに悩む母であった…。


※それでも、落下りんごで作ったジャムはおいしかった。冷凍パイシートでりんごパイを作ってみよう


それでも、江刺の町はどこか懐かしくも新しい町並み


# by amemiyataki | 2009-10-31 23:25 | 日常
2009年 10月 29日
ワクチンのこと

箱があると必ず…



 たきは来週で満10歳。最近、口をくちゃくちゃさせているので、口内ケアをしてもらう予定。抜歯するのかどうか…。こうして見ると、毛色が確かに白っぽく変わってきている。

 プチポンショッピングにアップしなくてはいけない商品があるのだけれど、夜、蛍光灯の下で撮るとやはり色合いが違う。人工灯ではなく、自然光で撮るとなると、週末になってしまう…。少し早起きして撮ってみよう。

 10月10日の朝日新聞「私の視点」に、疫学者で元国立公衆衛生院感染症室長の母里啓子(もり ひろこ)さんが寄稿していた。
 曰く、

 インフルエンザワクチンは、予防接種の中で最も効かないものの一つであること。

 インフルエンザウイルスは喉や鼻の粘膜に付き、そこで増殖する。一方、ワクチンは注射によって、血液中にウイルスの抗体を作る。喉や鼻の粘膜表面に抗体ができるわけではないので、感染防止効果はない。

 効果が証明されていないにもかかわらず、重い副反応が出やすい妊婦や幼児にまでワクチンを勧める厚生労働省の方針に、危機感を覚える。

*****
 確かに、かつて小学校ではワクチンの集団接種が行われていたけれど、副反応被害のために、いまは任意接種となっている。

 いつだったか、猫ものペット用品の通販雑誌の記事に、「アナフィラキーショックが心配なので、うちの猫にワクチンを接種させるのが心配」という読者からの質問に、「そんな(アナフィラキーショックにかかる確率はかなり低いものだから)心配などせずに、ワクチンは絶対うつべき」という解答にびっくりしたことがあった。

 母里さんの寄稿から一週間後、同じ欄に「ワクチン接種 不安あおらず冷静な選択を」という反論があった。診療に携わる医師として、ワクチンによる予防の重要性を実感している。いたずらにワクチン副反応を強調するのは、社会防衛の立場から賛成できない。

*****

 トリノ通院時、病院の待合室に母里さん監修の本があり、ちらっと読んだ。インフルエンザ脳症になるのは、解熱剤を使うから。などなど、おそらくこれは「タブー」なことなんだろうけど、黙ってはいられない人たちが発している警告なんだなあと思った。本にあったカンガエルーネットをリンク。子供に予防接種は必要か…など、お母さんたちが考えるネットワーク。翻って、ペットへのワクチン接種にもつながるんじゃないかと思う。

 ワクチンに含まれるケミカルなもの、重金属などを血中に取り込むことがどういうことか。答えは自分で出すことなのだろう。

*****

 マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」公開。見なくては。

 「本の旅人」に梯久美子さんの新連載が始まる。写真家の石内都さんの本、「ひろしま」を手に取りたくなった。

花柄のワンピース、水玉のブラウス、テーラーメイドの背広、壊れたメガネ。写真家・石内都が被爆遺品を撮った。美しいから辛い、可憐だからむごい。風化しない広島。

# by amemiyataki | 2009-10-29 00:39 | 日常
2009年 10月 27日
錦秋

黄葉 10月25日撮影



 里にも紅葉黄葉が下りてきた。けれど、ひと雨降っただけで、一気に晩秋の気配を増していく。惜しみつつも、生命の営みを感じる。実りの秋が過ぎれば、すべてが眠りにつく冬がやってくる。

 今日はトリノ通院。体重が250g減り、3.4キロに。タイミングよくといったら語弊があるが、先生が診ようとしたら、ちょうど口から出血。右上の歯を一本抜歯。腎臓の数値がひどいので、麻酔は危険。ということで、その場で抜歯。左下の歯も歯垢がびっしりで、いずれこちらも抜くことになるでしょうね、とのこと。

 いちおう、採血を頼む。採った血の感じから、「貧血気味ですね」と。腎臓を触診。右のほうが萎縮。左は正常。腎不全は腎臓が肥大し、やがて萎縮するそう。萎縮ということは、機能していないということなのか。聞きそびれてしまった。腎臓サポートのほか、アンモニアを分解するというレメディを処方された。

 プチポンに帰り、点滴。以前、いただいたチューブダイエットの「ライト」がグレ、トリノに好評だったので、遅ればせながら、腎臓用の「キドナ」を注文。これはちょっと敬遠気味だったが、トリノに強制給餌。

 治る病気ではなく、徐々に弱っていくのだと知りつつも、何かできないかと、やはり思う。少なくとも、少しは体がラクになるような何か。

 年をとっているのかもしれないけれど、年齢不詳のトリノの顔は、やっぱりかわいい。トリノもまた、実りの年を過ぎ、人生の冬を迎えているのだろうか。

 それにしても、今朝、私が部屋に入ると、トリノはソファから下り、ケージ内のペットヒーターでまったりしているヒゲのほうへジャンプし、後ろに隠れた。ヒゲはすかさずトリノの肩に腕を回し、グルーミングしてやった。絶対、ヒゲのほうが年下のはずなのに。
 そして通院でトリノを捕まえようとすると。(ヒゲがいるケージは戸口を閉めた)今度はトリノはこだまさんが隠れているサイコロベッドの中にもぐりこんだ。それは上の部分が開くので、難なく捕まえることができた。シャーシャー、こだまさんは怒っていたけど。

 今いる猫たちのケアをできるだけ心がけること。あまり暗くならないこと。
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# by amemiyataki | 2009-10-27 22:59 | 日常
2009年 10月 23日
知の悲しみ

紅葉したナナカマド



 今日は二十四節気の「霜降(そうこう)」。まさに盛岡で初霜。平年より遅く、昨年より早いという。エルニーニョ現象で今年は暖冬というけど、どうなのかな。保護部屋のオイルヒーターの目盛りを気にするこのごろ。今朝の盛岡の最低気温は1度。寒かった。

 街路樹のナナカマドがいい感じに紅葉。「7回、竈(かまど)に入れても燃えにくい」ところから名が付いたそうだ。盛岡ではよく見かけ、とりわけ銀行の敷地に見かけるので何か縁起がいい木なのかなあと思っていた。秋は赤く、春は白い花を咲かせる、お得感のある木。
 
*****

 仕事を終え、プチポンに行く前に、夕飯をとる。朝昼晩、パスタを食べても全然平気!なので、ついパスタ屋を探してひと息つく。昨日も、どこにしようか、そうだあそこのミートソース+納豆ソースのパスタを食べよう!と張り切って向かった。が…。

 味は平凡というより、いまひとつだった。初めて食べたとき、ミートソースと納豆の絶妙なマッチングに驚嘆、しみじみと感動したのだけれど。今回は違った…。ミートソースと納豆の温度が合っていなかった。微妙に「ぬるい」部分があり、納豆臭さが妙に際立ち、ミスマッチに思えた。残念だなあ。
 前食べたときと作り手が違うようだ。メニューのレイアウトが替わってから、「………」と思う部分も確かにあったのだけれど。残念だけど、もう二度とこのメニューは注文しない。

 開高健が、イギリスの「フィッシュ&ポテト」を初めて食べたときの感動が忘れられずに、二十年後だったか、久々にイギリスでフィッシュ&ポテトを頼んで口にしたとき。初めての感動はもはやそこにはなく、平凡な、むしろ油ぎったポテトやらなにやらB級メニューのそれとしか感じなかった…。「知ってしまうと、次に食べたときはどうしても、その初めて食べたときの味には及ばない」といったようなラテン語の「知の悲しみ」という言葉を引き合いにしたエッセイを思い出す。

 何度食べても、かわらずおいしい!というものはあるかもしれないけれど。

 確かに、初めて食べたときの「ラザニア」の味は、その後食べたどんな「ラザニア」よりずっとずっと美味しかった。記憶がそんなふうにさせているのかもしれないけれど。
 世俗にまみれて、いろんな経験をし、食生活も豊富になった自分は、同時に「知の悲しみ」を味わうことも多くなった。そんなことを言いたかったんだろう。

***** 


なまはげが来た



 職場に、なぜかなまはげが来た。本物を見たのは初めて。ウォーーーッと、サービスで雄たけびをあげてくれた。みんなで競って、撮影会。

# by amemiyataki | 2009-10-23 16:50 | 日常
2009年 10月 21日
ちょっとひと息…
 プチポンショッピング、怒濤のオープン騒乱(?)もようやく一段落。最初が勝負だなあと思っていたものの、これほどご贔屓にしてくださる方々がいらっしゃることに改めて、一同感動。厚く御礼申し上げます。

 順次、商品の発送を行っています。お楽しみにお待ちくださいませ。

*****

 パソコン画面とにらめっこ時間がかなりの時間になり、久々に肩はバリバリ、目がどーんと重たくなりました。鈍痛。バイトをやってたら、とてもできなかったなあ。さらにいろんなアイデアが頭の中でぐるぐるし、私にしては珍しく、浅い睡眠が続いたり。

 画像は先週金曜に行った、松本りんご園の中にある喫茶店「mi cafe」で撮ったもの。grottaさんのブログを見て、これは行かなくては!と思ったのだ。

 アップルティーはリンゴジュースで紅茶を煮出して作ったものだそうで、さっそく家でも試してみた。ジュース100%だと甘すぎて、お湯で半々に割ったのがいい感じだった。湯気が写るといいなあと思ってたら、写ってたので嬉しい。


アップルティー




りんご畑を上りつめたところにカフェはある




遠くに岩手山を望む




私が注文したりんごのチーズケーキ(350円)




母が注文したアップルパイ(400円)



 ピクチャーウインドーから目の前に南昌山を見渡せて、空気もきれいで、いいひとときだった。

 …それにしても、肩がバリバリ…。痛い……。

# by amemiyataki | 2009-10-21 12:24 | 日常
2009年 10月 18日
オープンしました!
 アドレスはこちら。←クリック

 http://petitpont.cart.fc2.com/

 プチポンショッピング、どうぞよろしく。

# by amemiyataki | 2009-10-18 00:09 | 日常
2009年 10月 16日
プチポンショッピングのお知らせ
 当初、「プチポン(ネット)手づくりフリマ」としてご案内しましたが、出品のどれもが「新品」で、フリマというよりは、お休みしていた「プチポンショッピング」再開がいいような気がいたしました。

 オープンは10月18日(日)。0時をめどに、こちらと「本日のにゃんこ2」のほうでアドレスを公開します。どうぞお楽しみに!

※収益の一部はプチポン保護猫のフード、ケア費などに充てられます

*****

 数に限りがあるので(ほとんどが一点もの)、先にラインナップをご紹介します。

【作家:あんだんて さん】


サンキャッチャー




ペンダント




ストラップ




【作家:ミズタマネコ さん】

「ミズタ・マネコ」さんではありません。「ミズタマ・ネコ」さんです。


子猫ぬいぐるみ




キャットニップ入りねずみのおもちゃ




【作家:ちろりろ工房 さん】

かわいい&大人シンプルの手づくりバッグが4点。一点ものなので早い者勝ちです!









ほかに、天然石とビーズで作ったストラップが10点ほど。


これはルチルクォーツを使ったもの




【作家:坂川孝子さん】

プロの写真家が撮った写真はがきはいかがですか?





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 ほかにも、作家さんが今後も登場します。かつてない品揃えのプチポンショッピング、どうぞよろしく!

# by amemiyataki | 2009-10-16 19:56 | 日常
2009年 10月 14日
秋日和

庭の小菊が色づく



 12日の体育の日、アイさんとサヴァさんがフリマ参加。フリマ終了後、サヴァさんの到着を待っていたかのように、闘病中だった愛猫のびーちゃんが永眠。確か5、6年前も、やはりフリマを終えたサヴァさんは、愛猫のみいちゃんを失った。偶然の符号だとしても、悲しいことに変わりない。どちらも賢く、いい猫さんだった。

 サヴァさんが受けた猫相談は、なんとか落ち着き先を見つけたようだ。乳飲み子のときから育てて10年、突然の家族の都合で手放さなくてはならなくなったという。一時は保健所へ…と考えたが、サヴァさんが保健所での処分は安楽死ではなく窒息死であることを伝えてから、飼い主は真剣に自分の代わりに面倒を見てくれる人を探した。
 それにしても、10歳といったら、たきと同い年。もしわが家でどうしてもたきを飼えなくなったとしたら? 果たして手放すことができるだろうか? たきがほかの環境に耐えられるだろうか? 万が一、たきがプチポン入りしたとしたら? すべてが「まったく考えられない」。10年暮らした環境から変わることを、空蝉さんは「猫にもよると思うけど、生き地獄じゃないかな」と言った。なれる、なじむとしても、シニア猫には体や心に相当なストレスだろう。

 どうか、手放された猫さんが健やかでありますように。

*****

 ラジオで、不妊手術の助成のことを伝えていた。こちら。(社)日本動物福祉協会が開催する「捨て犬・捨て猫防止キャンペーン」の今年の対象県が鹿児島県と岩手県で、不妊手術にメス1万円、オス5000円の助成をするそう(抽選)。不妊手術は飼い主の義務。

# by amemiyataki | 2009-10-14 18:04 | 日常
2009年 10月 09日
台風一過

女子カメラストラップ購入



 付属のストラップは味気なく、かつ短く、探していたらチロリアン風のものが見つかったので購入。いい感じ。

 「プチポン手づくりフリマ(プチポンショッピング)」のサイトを制作中。で、こちらの更新が遅れる。お楽しみに。

 飼育放棄の猫相談が、サヴァさんのもとに届く。通報者はサヴァさんに丸投げ。腹の立つ。自分はさぞかしいいことをしたと思っているのかもしれないが、こういうのは最悪。プチポンならなんとかしてくれるだろう…というのは勘違いもいいとこ。しかも、サヴァさんが大変な時期に…それなのに、当事者に何度か電話をかけ、根気よく説得。私にはできない。どうなるか。

 昨日の台風。母が、ベランダの自転車が風に倒されないかと外に出たとき、息が止まるかと思うほどの強風にあおられ、びっくりしたそう。そして、風で倒れる前に自ら自転車を倒し…今朝、私が元に戻した。
 昨日は一日、クライアント先の窓が、ピープーピープー…エンドレスに鳴ってまいった。誰かが「まるでヘタな尺八を聴かされているよう…」には、笑った。古いビルなんだな。

*****

 大阪発。プチポンのbooさんが募集しています。子猫2匹はそれぞれもらわれました。残る一匹、7月20日海の日生まれの「うみ」ちゃん。どうぞよろしく! 母猫のゆらもよろしく!
 募集記事はこちら


うみちゃん よく見るとサビ三毛




肉球の色が左右違います。これもサビの魅力




とっても人馴れしています


# by amemiyataki | 2009-10-09 17:06 | 日常
2009年 10月 03日
犬と猫と人間と

ぜんちゃん♂ ご機嫌




洟垂れだけど



 秋は「肺の季節」だそうだが、ぜんちゃんは今のところ調子がいい。週に1~2度のテルミー灸も、今では道具を出し始めるとそれが「気持ちがいい」「体がラクになる」ことを知っているかのように反応する。ソファに乗って、「さあ、どうぞ」とポーズを取ったり。「早く~」と、ごんごんと頭を押し付けてきたり。かわいい。

*****

 最近では、すっかりケータイからネット三昧。一昨日もそうやってmixiニュースを読んでいたら、「2兆円ペット産業の“開かずの間”に迫るドキュメンタリー映画『犬と猫と人間と』」というのが目に飛び込んできてドキリとした(mixiでなくても、このタイトルで検索すると記事を読むことができます。ほかに同様の記事はこちら)。

 長年、野良猫のケアをしてきた一人の女性が、「これぞ」と見初めた映画監督に、資金は出すから動物たちの命の大切さがわかる映画をつくってほしいと依頼する。お金は満期となる生命保険を充てるという。
 見初められた監督は、実に4年の歳月をかけてドキュメンタリー映画『犬と猫と人間と』を作り上げた。

 オフィシャルサイトはこちら

 東北の上映予定は今のところ未定のようだけど…一人でも多くの人にぜひ見てほしいと思うものの、果たして自分は見ることができるだろうか。以前、「動物たちのレクイエム」展を盛岡で開催したときは、こうした現実のことが本当にはよくわかっていなかったからできたように思う。行き場のない動物たちと関わってきていると、こうした啓蒙は必要なことと思いつつ、積極的には関われなくなってきている。向き合うのが怖くもあり、とてもつらい。

 覚え書きとして。
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# by amemiyataki | 2009-10-03 01:56 | 日常
2009年 10月 01日
今日から10月

ガマズミ



 快晴。「今日から10月だよ」と言うと、母は「なんだってっっ!? 11月??」
 「10月だってば。衣替え」
 「もう10月だってか…やんたなあ、冬が来るなあ」

 北国の人間にとって、冬の襲来には、まさに戦々恐々。「正月なんてすぐだな…」せっかちな母。

 夏は白い花を咲かせて楽しませてくれた植物が「ガマズミ」という名であることを知る。


青空に映えるススキ



 少々(かなり?)薹(とう)が立っているけど、女子カメラ(笑)進行中。

# by amemiyataki | 2009-10-01 12:35 | 日常
2009年 09月 30日
朝に夕に

トリノの点滴2セットを病院にもらいに行った帰りの風景



 昼、空蝉さんとパスタ・ランチ。この日は珍しく、ゆったりとプチポンで過ごす。
 トリノ点滴。アイさんが前日、トリノのフェルト状になった毛をカットしたという。それにならい、さらに毛をカット。トリノはいいこだ。

 そして夕方、ちらっとクライアント先に顔を出す。駐車場で夕焼けを撮影。






一日 草はしゃべるだけ
一日 空は騒ぐだけ
日なたへ 日かげへ過ぎて行くと
ああ 花 色とにほいとかがやきと

むかしむかし そのむかし
子供は 花のなかにいた
しあわせばかり 歌ばかり
子供は とおく旅に出た

かすかに揺れる木のなかへ
忘れてしまった木のなかへ
やさしく やさしく笑いながら

そよぎながら ためらいながら
ひねもす 梢を移るだけ
ひねもす 空に消えるだけ

風のうたった歌  立原道造



# by amemiyataki | 2009-09-30 01:16 | 日常
2009年 09月 27日
9月最後の日曜

左・トリノ♂ 右・ななぼ♂ 9月20日撮影



 アンニュイな、ななぼ。いつもびっくり眼でこちらを凝視するトリノ。それでも、かわいい。どちらも、いいこ。

 アイさんがカーペットをアイボリーからピンク色のものに替えてくれた。暖色のそれが、部屋を心持ち温かく、家庭的な雰囲気さえ醸し出してくれるかのようだ。

*****

 バイト先に、最後のバイト料を受け取りに行く。手渡しなのだ。夏・冬の制服をクリーニングしたもの、名札、ロッカーの鍵…すべて返却して、終わり。これでやっとすべて終わり。かつての職場にちらっと顔を出し、挨拶をする。ほんの2週間前までそこで働いていたのに、なんだかひどく昔のことのようでもあり、本当に自分がそこで働いていたのかと、不思議な気がした。

 バイト料で豪遊!と一瞬思ったものの、母と「王将」で昼ごはんを食べ、母の誕生日ケーキを買って帰るにとどまった。午前中、この陽射しを逃す手はないと、網戸をはずして洗ったので、ふたりとも疲れていたせいもあった。

 無事に勤め上げることができて、本当によかった。学ぶことも多かったけれど、なにより、あそこで働いた意味合いは、ブロンテ一家に出会ったこと。これがいちばんのように思う。子猫たちだけでも保護して「家猫」にすることができて、よかった。

*****


うみちゃん♀ 里親募集中 募集記事はこちら
どうぞよろしく!



# by amemiyataki | 2009-09-27 23:34 | 日常
2009年 09月 27日
〆彼岸

大弁慶草(オオベンケイソウ)



 名前を知らない植物も、今はネットで簡単に調べられる。この花が「大弁慶草」ということを、たった今知った。玄関先に毎年咲く花。頑丈な葉。15年前、この花が咲くころに帰盛し、この花が枯れた頃に父が亡くなった。当時は車を持っておらず、自転車で病院まで通う毎日だった。出かける時、必ずこの花が目に入った。
 ほとんど手入れをしないのに、よく毎年咲いてくれるものだ。でも年々、小ぶりになってきているような。
 そういえば、帰盛して真っ先に病院の父に会いに行ったら、「おお」と声を上げて父はベッドから起き上がり、すぐに自転車を買うようにと言ったっけ。段取りとか、先々のこととか、ベッドの中でずっとあれこれ考えていたのだろう。待ちかねたように起き上がった父の姿は今も覚えている。もっと早く帰ればよかったと、幾ばくかの後悔が襲ったのも覚えている。

 〆彼岸の土曜は、母の実家の墓参りにドライブ。墓の背後にそびえる杉の木を伐採していたのには驚いた。いつ行っても鬱蒼とした、空気がひんやりとする場所に、ぽっかりと青空がのぞき、なんだかおかしかった。
 25日に誕生日を迎えたばかりの母は、自分より先に亡くなったふたりの弟のこと、30年前に亡くなった親友のことなど、みんな死んでしまったなあ…と、文字どおりしみじみと故人を偲んでいた。


わが家の幻の猫、ちー♀ 横浜出身



 どうにか、ちーを撮影。ちーがわが家に来て6年。もう6年になるのか。

 〆彼岸の今日は、そういえばちゅらさんの子どもたちの誕生日。ペーターあらためZIZOUくん、ミーシャあらため天くん、アリサあらためうなたまちゃん、クララちゃん。3歳のお誕生日、おめでとう! 毎日が楽しく、明るく、幸いであふれていますように。

 ありがとうございます。

*****


里親募集 うみちゃん♀ 09年7月20日生まれ



 プチポン友のbooさんの里親募集。大阪発。募集記事はこちら。姉妹のかいちゃん、なみちゃんはめでたく縁組成立しました。母猫のゆらもよろしく!

# by amemiyataki | 2009-09-27 00:38 | 日常
2009年 09月 23日
秋彼岸




 今年のお盆のときも雨だったような…。彼岸の中日にお墓参り。
 お寺に咲く萩を撮る。2005年11月、この萩の下に8月に生まれたというヴァンサンとミレーユ、そして母猫がいた。やはり、雨のそぼ降る朝だった(母猫は不妊手術をしてリリース)。ヴァンサンとミレーユはそのまま保護、現在も里親募集中。お問い合わせはこちらから。


05年11月18日撮影 体重1キロ前後 左・ミレーユ 右・ヴァンサン



*****

 実に5年ぶり?にカレンダーどおりに休む。すごいなあ。贅沢だなあ。この5連休は絶好の片付け日! なのに…なんにもしていない。持ち帰った仕事でもするか…。

 それにしても、八ツ場ダム問題。とても気になる。住民の気持ちをないがしろにして押し切っておきながら、政権が変わったからといって、7割方できてる事業を「税金の無駄遣い」と、簡単に切り捨てていいのだろうか。(工事を)やり遂げるしかないのでは…住民の暮らしはもちろん、ここまで自然景観を破壊したまま中途で投げ出すのは…政治家の不遜・怠慢・驕りがここまで長引かせ、こじらせてしまったのなら、きちんと責任をとるべきでは。ただ中止、ではすまされない。

# by amemiyataki | 2009-09-23 14:18 | 日常
2009年 09月 22日
そこにあるから

ふんふん…




とりあえずかじってみる…




ガフ~ッ!



 キジトラのひばり。女子。3歳。不妊手術済み。ウイルス(エイズ白血病)陰性。里親募集中です。お問い合わせはこちらから。

 9月20日(日)撮影。ちゅらとくーまんがチェックアウトした後は7匹となった大部屋チーム。お皿を横に並べて「は~い、ごはんでちゅよ~~」とフードをそれぞれに入れ…。ひばりは気づくと、いつも背後でちんまりとお座りしている。「はい、ひばりちゃんには、特別だよ~」と言いつつ、みんなと同じものを入れてお皿を回す。「特別」がわかっているのかわかってないのか、気持ち、嬉しそうにおもむろに食べ始める。そういえば、ちゅらもみんなから離れたところで、お皿のデリバリーを待つ猫だった。ひばりの待ちの定位置は、私の背後。

 ひととおり遊んだ釣竿おもちゃをソファに置いていたら、ひばりがガブリ。

 こうしてみると、野性味たっぷりのキジ柄でかっこいい。

 一度もらわれましたが、先方の猫アレルギーにより戻ってきました。抱っこはちょっと無理ですが、わが家のさわれないちーに比べたら、人馴れの可能性充分あり。妙齢の乙女、ひばりをどうぞよろしく。
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# by amemiyataki | 2009-09-22 11:08 | 日常
2009年 09月 20日
シルバーウィーク突入

だからといって、特別変わったことは何も…(たき)



 里親希望のお問い合わせをいただく中に、「(飼っていた猫が)10歳で亡くなりました。老衰だったと思います」というのがあった。
 たきは今年11月で満10歳。猫の場合、10歳で老衰はないよなあと、まじまじと見返し、母に「10歳で老衰ってどう思う?」と聞く始末。「いんや、ありえね」だそうです。たぶんその方自身、まだ幼くて、はっきりとした年齢や状況を覚えていなかったのではないか。

*****

 前のエントリの「山越え」写真に、さっそく「私的には東山魁夷かな。白い馬が出てきそうなところはやはり遠野?」とメールが届く。なるほど~。

*****

 昨日土曜、3年間、プチポン暮らしだったくーまんとちゅらが、めでたく揃って卒業。一緒にもらわれていった。感慨深い。
 実は保護年が同じだったとは、ついぞ忘れていた。くーまんは2月、ちゅらは9月。同期生だったのね。しばらく、おとな猫の縁組成立がなかっただけに、本当にしみじみとしてしまう。
 
 ありがとう。これからたくさん、幸せになってにゃ。

 本日のにゃんこ2で、たくさんの拍手とお祝いコメントをいただきました。

 応援、ありがとうございます。心より感謝申し上げます。

*****

 ふたりがチェックアウトした翌日の朝は、穏やかだった。天気もよく、暖かく。出すお皿が2枚分減り、いくぶん広くなった?ような部屋で、残るみんなはいつものように食べ、遊び、陽だまりのなかでうたた寝。

 「すべて世は、こともなし」

 そんなふうな、9月の秋の日曜日。

 トリノも、まあ元気。食欲があるのがありがたい。左から、ヒゲさん、トリノ、グレ…とフード皿を置いたところ、3匹ともはぐはぐと早速食べる、食べる。
 しばらくして再び見ると、いつの間にかヒゲさんがドロップアウトして(押し出されたか?)、トリノがヒゲさんの皿を、グレがトリノの皿を、次にたがいの皿を交換するように…と、何度か入れ替わっていた。猫ってやつは、どうしても、ほかのお皿のごはんのほうがおいしいように見えるらしい。同じだっつーの。

 腎臓と口内炎関係のレメディ。尿毒排出の漢方。腎臓、胃粘膜関係のサプリメント。笹エキス(口内炎)。それらをフードに、飲み水に。そして毎日、100ccの点滴。

 先日の通院では、血液検査はしなかった。腎臓の数値が高くとも、調子がいいのであれば、それでいいのでは。あまり悲観することもないですよ。そんなふうに、先生は言った。ぜんの通院は再来週かな。トリノと一緒に通院するはずだったが、さいころ段ボールの奥深くでぐっすり眠っていたのを起こすのがしのびなく、トリノだけに。「ぜんちゃんの様子はどうです?」と先生。調子はいいみたいですとそのときは言ったが、今日は目が不調。

 秋は「肺」の季節。

 そう先生は言った。肺を患うこは注意。木、金曜とぜんにテルミー灸をしたが、先生の言葉を思い出し、肺のあたりをテルミーでこすると、すごく気持ち良さそうだった。ツボを気にせず、とにかくこする。体を温める。テルミーの手軽さがありがたい。

*****

 実は、しばらく前からレンズを替えてます。PENTAXのDA40mmF2.8ダカフェ日記の方がダカフェストアで勧めていたので。本当は、絞りF1.4というのに興味があるのだけれど、このF2.8レンズの評判がよく、購入。何かもっとこう、自分で調整しなきゃいけないのだろうなあと思いつつ、カメラのオートホワイトバランスとAVモードに頼る毎日。

*****

 最近、興味のあるキャットフード関連のサイトこちら。【POCHI】と、いかにもわんちゃんメインのサイトで以前ちらっとフードを購入しただけだったのだけど、気づくと猫ものが充実している。ここのティンバーウルフ セレンゲッティに興味あり。どうなのかな…。それにしても、高い。

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 時間もできたことだし、手作り食セミナー参加、申込みをした。楽しみ。

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 猫友ふぁんじにさんのブログより。行き倒れていた犬のこと。こちら。この生命力。がんばれ。

# by amemiyataki | 2009-09-20 19:05 | 日常
2009年 09月 16日
リハビリ中

山越え 9月12日(土)撮影



 退職にあたって、お世話になった職場の方々にお菓子でも…と思い、先週土曜、母の実家がある町へ。この町の菓子店の「アーモンドクッキー」がいいかと思い、ドライブ。
 この画像は、山越えするときに母が「この景色は撮っておいたほうがいい」と言うので、車を止めて撮影。

 辞める人間が「(菓子を配るなど)そったなことするんだ~」と、母はしきりに不思議がる。自分が仕事を辞めるときは、花束をたっくさんもらったもんだなあ…などなど。
 花束こそもらわなかったけど、「猫」モチーフのタオルハンカチやらソックスやら手ぬぐいやら…思いもかけない人たちからもらったのは意外だった。それにしても、そんなに「猫」光線を出していたっけ??

****

 この画像を見て、どこか外国風だなあと思った。最近、いきなりはまった梨木香歩さんが旅したという(「春になったら苺を摘みに」より)、イギリスの湖水地方ウィンダミアもこんな風景だったのではないか…など思ったり。

 「永遠のゼロ」の前だったかどうかは忘れたけれど。本屋に行き、ふと目に留まったのが「西の魔女が死んだ」。ファンタジー風なタイトル、児童書というジャンル分けから、なんとなく縁遠かったのだけれど、文庫本という手の出しやすさもあり、購入。

 おもしろかった。なぜ、主人公の祖母がイギリス人でなければいけないのか、その設定に多少違和感があったが、後で著者のイギリス体験を知り、納得。著者にとって「イギリス」は特別であり、主人公に大きな影響を落とす祖母がイギリス人であることは必然だったのだ。
 なにより、主人公の迷いや戸惑い、見えないものに対する怒りといった思春期の心模様よりも、「アイ・ノウ」とやわらかく答える、イギリス人の女性に魅せられた。
 日々の糧を稼ぐという年齢を終え、終わりに向かって、静かに祈り、暮らすというスタイル。野いちごを摘み、ジャムを作り、洗い終えたシーツはあらかじめ水をまいて汚れを落としたラベンダー畑の上に広げて香りを移す…。一日一日を静かに、丁寧に、等身大に生きる。

 この小説もよかったけれど、著者の初めてのエッセイという「春になったら…」で、著者に深い共感を覚えた。シュタイナー教育を身につけようとイギリスに渡り、クウェーカー教徒の夫人の家に下宿し。夫人のこと、下宿にやってくるさまざまな外国人たちとの交流。第二次世界大戦で宗教上、戦争に行くことを拒んだ人たちのこと。一文一文、一語一語が頭にすとんと入ってきて、とても好ましかった。

 ……なのに。どういうわけか、「春になったら…」の文庫本が見当たらない。途中までしか読んでいないのに…。もっと読みたくて、「ぐるりのこと」も買ったのだけど、「春になったら…」が忘れられない。
 あろうことに、ラブラドライトの指輪までなくしてしまった…。うーん。

*****

 この先、外国に行くことがあるとは思えないけれど、もし行くとしたらイギリス、欧州は行ってみたいところ。以前は、アメリカに行きたい、とりわけディープサウスのニューオーリンズなどと思っていた時期があったけど。

*****

 バイトがなくなり、メインの仕事一本となったわけだけれど。久しぶりにほぼ一日中、職場にいて。いや~なんともはや、ほんっとうに気が滅入る「席」を用意されたものだ。壁に向かい、みんなに背中を向け、下手をすると誰とも口をきかないで一日が終わるという(べつにおしゃべりしに来てるわけでもないのだけれど)。
 長年、いろんなクライアントの職場へ行き、席を用意してもらって仕事をしているわけだけど…こんなにビミョーな席は初めて。
 (滅入る気分をなんとかしようと観葉植物を置いたものの、たちまち植物も元気を失い、慌てて家に持ち帰った。台所で、元気にしている。)

 どこかに「属する(belong to)」ことが当たり前の社会活動を行う人間にとって、どこにも属さないというのは、なかなかにきつい。精神的に。前のように、デザイナーチームの端っこにでも机をくっつけてもらえたら…と思っても、もう口にするには遅すぎる。
 仕事柄、めいっぱい集中していると、しまいに口をきくのもおっくうになり、最後は壁に向かって「お先に失礼します」ともごもごつぶやいて退室する始末。これは私の悪い癖(へき)だ。

 乗り越えなくては。席があるだけでもありがたいと思うこと。

 愚痴はこれでおしまい。





# by amemiyataki | 2009-09-16 18:28 | 日常
2009年 09月 14日
解放

秋晴れ



 日曜で、5年勤めたバイトがようやく終わった。いや~、よくがんばった自分!
 この間、遅刻0、欠勤1回。超ルーズなくせして、この成績は自分でもえらいと思う。欠勤は…評判のいい某化粧水を使ったものの、顔が火ぶくれしてしまい、やむなく欠勤というものだ。

 リストラが決まってからは、気持ちがついていかなくもなり、けっこう続けるのがしんどかった。年齢的にも、「かけもち」で仕事をするのは限界だったと思う。やはり、これは潮時なのだ。

 自宅→クライアント職場→バイト→自宅

 → の部分は車での移動。月極駐車場を借りつつ、ほかの駐車場も利用。駐車料金は…ずいぶん無駄遣いもあったと思う。これは猛省しなくては。下手をすると、一週間の駐車料金がトリノの点滴2パック分になったりもして。時間ギリギリまで職場で仕事をして、バイト先へ。借りている月極駐車場までたどり着くには時間が惜しく、つい別の駐車場へとめるという…。

 しかも、精算時に財布をみたら、5千円札しかなく、慌てて向かいの天然石の店へ入り、500円のルチルクォーツのタンブルを買ったりして。

 ばかばか、オレのばかっ! というような無駄。

 バイトからようやく解放された月曜は…実に久しぶりのバス通勤。写真は停留所を降りたところで撮った、秋空。プラタナスの葉がきれい。

 母は自転車通勤にしたらというが、今はその気になれないなあ。しかし、バス通勤もけっこう疲れる…。

 なにはともあれ、また新しい日々の始まり。

# by amemiyataki | 2009-09-14 15:20 | 日常
2009年 09月 10日
里親募集in大阪

かいちゃん♀



 関西に行ったプチポン友、booさんが募集しています(母猫1匹、子猫3匹)。募集記事はこちら。母猫ともども、全員人馴ればっちり! どうぞよろしく。

*****

 「はんこのエントリ以降、更新がなくてどうしたのかと心配した」と、昨夜、友人から電話。ありがたいなあと思いつつ、そんなに更新していなかったっけ? と思う始末(その友人は犬派なので(笑)、本日のにゃんこ2はまったく見ない派)。

 エキサイトでブログを始めてから、1ヵ月でふたけた台のエントリはほんの数えるほど。だいたいが5~7くらいしかエントリしていない。あらら。
 バイトを辞めたら、せめて1ヵ月のうち10はエントリしようと目標をたてました。書きたいことは頭の中だけでなく、ノートにメモを取るようにしよう。


# by amemiyataki | 2009-09-10 15:15 | 日常
2009年 09月 09日
Long Goodbye
 9月2日は、こっこちゃんの三回忌だった。空蝉さんのエントリを読んだとき、不覚にも泣いてしまった。

 06年7月下旬、じりじりと焼かれそうな夏の一日、こっこちゃんは文字どおり行き倒れていた。町内のごみ集積所のすぐそばの駐車場で。絶命しているかと恐る恐る近づくと、タイヤ留めに預けた頭を、こっこちゃんはわずかに上げた。家に帰り、こういうときの蘇生のレメディとして教わったChinaの水スプレーを急いで作り、ドライフードを皿に入れ、引き返した。こっこちゃんはむっくりと起き上がると、ものすごい勢いでドライフードを食べた。さわれるか…と手を伸ばすと、低く威嚇の声。無理をしたくなかったので捕獲道具を取りにプチポンへ行き、無事に捕獲。そのまま、病院に直行。入院。
 体重2.6キロ。腫れたまぶたは白っぽく、貧血気味。なにより、シラミがびっしりでバリカンとシャンプー2回(それでもまだ、取りきれなかった)。目がふさがるほどの目やに、黄色い鼻水。歯石びっしり。未去勢。エイズ陽性。


こっこちゃん 06年9月4日撮影



 文字どおり九死に一生を得たこっこちゃんは、自分でも状況をわかっていたのだと思う。タイヤ留めに頭を預け、やがて意識が遠のき…本当ならあのとき絶命したはずだったかもしれないこっこちゃんは、その後1年、命の灯をともし続けた。
 先生からは、「くってます」「タオルがふかふかでちゅー」と、食べてるこっこちゃん、ふかふかのタオルに顔をうずめるこっこちゃんの写メールが届いた。いちいち喜んでいるけなげな姿がいじらしかった。

 空蝉さんが言うように、明るい猫さんだった。退院してプチポン入りしたこっこちゃんを見るなり、「なんかなんかかわいいっ」と、空蝉さんは言った。サヴァさんは「亡きみいを思わせる表情がたまらない」と。

 捕まえるときに使ったフライドチキンにかぶりつく様子から、チキン→こっこ→こっこちゃんと、先生が命名したのだけれど、体重2キロ台のおじいちゃん猫は愛らしい、小柄な猫だった。

 プチポン部屋は、あくまで保護部屋。野良だった猫たちが、いつか家庭猫へと旅立つまでの、仮の家。保護猫たちも、野良歴のある猫がほとんど。唯一、かつて家庭猫であったであろうというのが、ななぼ。
 人なつこいこっこちゃんも、明らかに家庭猫だったと思う。家庭猫は保護部屋になじまない。どこかしっくりこない。身の置き所が落ち着かないこっこちゃんを、どうしても気になると、空蝉さんが実家に連れ帰ってくれた。

 あの暑い夏の日に、本当なら命を落とすところだったこっこちゃんは、それから1年とちょっと、生き延びた。体はさぞしんどかったと思うけど、とても大切にされ、幸福だったはず。逝く時も、ちゃんと看取ってもらえた。



 命あるものは、必ず「死」という終焉を迎える。行くもの、見送るもの、それぞれに悲しみはある。
 もしかすると、生きていると喜びよりも悲しみのほうが多いような…そんな気がしないでもないけれど。
 別れのときは涙をこらえず泣き、悲しみ、きちんと別れの儀式をすませたい。
 ありがとうと、感謝することを忘れずに。

 生きるとは、悲しみの乗り越え方を身につけていくことかもしれない、なんてふと思ったりして。

*****

 9月8日、知人の愛犬が亡くなった。たきと同い年で、たきより1ヵ月年下の寅次郎くん。


今年6月24日撮影



 脾臓摘出の大手術を乗り越え、よくがんばりました。ゆっくり休んでね。

 

 

# by amemiyataki | 2009-09-09 01:57 | 日常
2009年 09月 07日
黒猫スティの話

廊下でのびる



 この週末は残暑?てな具合に暑かった。たきはだら~んとのびているか、寝ているか。
 小屋の軒下にできたでかい蜂の巣を退治。
 母の眼鏡が壊れたので、めがね屋に。

 バイトはあともう少し。私の解雇は産休明けの準社員復帰のための玉突き人事…みたいなことも囁かれているみたいだけれど、要はやっぱり経費削減。ただそれだけのことなのだと思う。あともう少し。



9匹の眠る猫



 雑貨hinaから、開店記念セールのお知らせメールが届き、実に久しぶりにお店に行く。以前この店で、暮しの手帖のガラスコップを2個買い、母がもっと欲しいと言っていたので、それを買う予定だった。が、もう扱っていないという(前に買ったのは…3、4年前?)。代わりに…と目に留まったのが、大橋歩さんイラストの、このお皿。2枚購入。10%オフ。


バナナとくるみのケーキ



 ちょうど、母が(唯一作れる)ケーキを作っていたので、記念撮影。岩手の郷土お菓子の「雁月(がんづき)」みたいだけれど…。素朴でおいしい。レシピは江島雅歌さん

 もうひとつ、お店で本を購入。てくり別冊「te no te」 いわ「てのて」しごと―crafts&products。南部鉄器、漆器、ホームスパン…など、岩手の手仕事16作品の紹介。とてもいい。

*****

 今年年末、クリスマス頃~新年の2週間、イギリス・ロンドンへ旅行! というマイフレンズはいませんか?
 彼の地で猫2匹と暮らすご一家が日本に帰省。その間、住み込みで猫の世話をしてくれる人がいたら…と、ご相談をいただきました。もし該当の方がいらしたら、連絡ください。




 直接関係ないけど。私が生まれて初めて、きちんと猫に接したきっかけというのが、こうした「住み込み」だった。
 父を看取るつもりで盛岡へ戻り、そのまま盛岡で暮らすことを選んだものの、東京での仕事に未練たらたらだった、あの頃。幸運にも、続けて仕事をしてほしいというオファーもあり、ウィークリーマンションを借りて月のうち半分は上京して仕事をしていた。
 どこにも落ち着きどころを見つけられないでいた当時、仕事仲間のKさんが、夫婦でスペインに3週間、旅行に行くから、その間、うちのマンションに住んでくれないかしら、わが家の息子の面倒を見てほしいの…と声をかけてくれた。
 わが家の息子、というのが、黒猫のスティーリー・ダン。スティだった。当時、7、8歳だったと思う。目も開かない、ほんのちび猫だった黒猫をKさん夫妻が拾い、ミルクをのませ、育ててきたという。

 猫への接し方がまったくわからない私に、K氏がドライフードのあげかたはこう、トイレの片付けはこうなど、丁寧に教えてくれた。犬のように散歩しなくてもいいというのがありがたかったし、なんだか思った以上に簡単に思え、なにより、タダで3週間も住める魅力に勝てなかった。Kさんとはそれほど親しいわけでもなかったというのに。Kさんも、よく私に声をかけたものだ。唯一、自分は猫に好かれるだろうかという不安はあったけど。

 不安は、的中した。おとな猫だからおとなしいし聞き分けがいい、手間がかからないわよ。そうKさんは言っていたけど。見知らぬ私が急遽同居人となったことに、人間の言葉を話せないスティは、行動で抗議したのだ。

 住み込み2日目だったか。

 K夫妻が帰ってこない、これはいつもと違う。この人間は誰だ?

 スティは不満と不安でいらだっていたのだと思う。

 帰宅すると、居間のホットカーペットの上には、スティのうんちがあった…。
 こうした場合の対処法は聞いていない。猫のうんちを拾ったことはそれまでなかった。それに、疲れてもいた。なんだかすべてが面倒だ。ひどいことに、その夜はそのままにして、別部屋で眠った…。

 しかし、誰かが片付けなくてはいけないとしたら、自分しかいないわけで。ティッシュを何枚も何枚も何枚も重ねて、それを片付け…熱湯を浸した雑巾で叩き、拭き…。
 その間、かたわらでスティはじっと黙ってこちらを見ていた。そして次の瞬間。
 片手でカーペットを「かきかき」し始めたのだ。
 自分もまた、一緒にきれいにしようとしているかのように。 
 まるで、自分が悪いことをしたのを謝るかのように。

 「あんたも、悪いと思ってる?」
 黒猫は何も言わない。
 「ごめんね、Kさんたちは今、スペインなのよ。いやだろうけど、3週間、我慢してね」

 それが通じたかどうかはわからない。
 けれど、その出来事をきっかけに、スティとの間の距離がほんの少し、縮まったような気がした。

 スティの粗相は、それっきりだった。

 それからは、楽しかった。何もかもが新鮮だった。
 一日のうち、猫はほんのちょっと、甘えたい時があること。
 何かのきっかけでスイッチが入り、ダーッを部屋を駆け回ること。
 淡い春の陽射しの中、アップライトピアノのてっぺんで居眠りをするスティ。
 長い尻尾が機嫌よさそうに、ゆらゆらと揺れる。
 耳を撫でられるのが好きなこと。
 ときには、ちくわとなまり節が必要なこと。
 玄関まで迎えに来てくれること。
 
 猫にも感情があり、こちらが思う以上に賢く、純粋であること。

 西荻窪の商店街の雰囲気も楽しかった。少し、盛岡に似ていた。
 おそらく、高度経済成長期に建てたかのような年季の入ったマンションは、どこか落ち着く雰囲気があった。


 たきに出会う、2年ほど前の話。
 

黒猫スティ



 今も懐かしい、黒猫。

 ありがとう、スティ。


 

# by amemiyataki | 2009-09-07 02:02 | 日常
2009年 08月 28日
永遠の0(ゼロ)

64年前のあの日の空は、どんなだったろう



 8月、終戦・お盆の時期は、私なりに神妙になる。折しも、テレビで「硫黄島からの手紙」を見た。
 「父親たちの星条旗」は見ていないが、監督のクリント・イーストウッドはフェアな人だなあとつくづく思った(アメリカ人は「フェアであること」「アンフェア」にこだわる、そんな印象がある)。誰かが、もしこれを日本人監督が描いたならば、もっとウェットな作品になっていたのではないか、というようなことを書いていたが、そうだよなあと思う。見る者に考えさせる余白がある、というか。

 ベトナム戦争を描いたオリバー・ストーンの「プラトーン」にも圧倒されたが、あの映画には日本人は出てこなかった。だから、ジャングルの蒸し暑さを感じながらも、客観的に見ることができた。「西部戦線異状なし」は様式美にこだわったようなラストシーンが強烈で、あまりほかのことは記憶にない。「硫黄島…」は、それらとは違うかたちで心に届き、残った。


 第二次世界大戦で亡くなった日本人は330万人ともいわれている。

*****

 ラジオで、この時期ぜひ読んでほしい本として「永遠の0(ゼロ)」を紹介しているのが耳に留まり、さっそく本屋に行き、購入。神風特攻隊として亡くなった祖父のことを孫たちが調べていく。祖父・宮部久蔵を知る人々を訪ねるが、ある者は「あいつは臆病者、卑怯者だった」といい、ある者は「優秀な飛行機乗りだった」という。果たして祖父の実像は…。
 何より、南方戦線の悲惨さがこたえた。数で圧倒するアメリカに挑む日本。どう見ても、勝ちの見込みはないとわかっているのに、それでも戦闘をしなくてはいけない日本軍。

 たとえば、飛行機に乗って戦闘するのに耐えられる時間はせいぜい1時間半。だが、彼らは3時間かけて戦地に飛び、正味数十分戦闘し、また3時間かけて基地に戻る。それを毎日毎日繰り返さなくてはいけない。対するに、アメリカ軍は一度戦闘に入ったら後方に回り、数週間の休暇を得ることができる。いくらゼロ戦が世界最高峰の戦闘機だとしても、物量ともにはるかに上回るアメリカに勝てるわけがない。加えて、エリート海軍将校たちの、保身による作戦の間違いの積み重ね…。

 この戦争が終わったのは、ほんの64年前のこと。そして、今も世界のどこかで戦争は繰り広げられている…。


# by amemiyataki | 2009-08-28 02:42 | 日常
2009年 08月 27日
gremz(グリムス)始めました

デール♀ 里親募集中



 里親希望の方はこちらからお問い合わせください。
 プチポンもりおかで保護している猫のほとんどは、わが家のさわれない猫「ちー」よりフレンドリーな猫たちです。なかでも、ちゅら、デール、ひばりは、猫同士の付き合いが長い保護部屋にいるより、飼い主を得て、人間と向き合う時間を持てば、今よりぐんと人馴れが進む。そんな可能性を秘めていると思います。なんとか、「保護」という環境から「家庭」という環境へ移したい。
 お問い合わせ、お待ちしています。

 カンパご支援ありがとうございますのページを更新しました。ありがとうございます。

*****

 ブログパーツにグリムスを追加しました。自宅のパソコンからはフラッシュプレーヤーのバージョンが低いため見ることができませんが、木は大好き。果たして大切に育てることができるかどうか…。




# by amemiyataki | 2009-08-27 03:03 | 日常


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