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むずかしいことをやさしく

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ヴァンサン♂ 里親募集中



 デジタルメモポメラを、マジで買おうかと思う瞬間がちらほら。思ったことを書き留めないと、ただでさえ流されていくだけの毎日がどうでもいいことのように過ぎていくばかりだ。決してそんなことはないのだから。

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 ヴァンサンは、気持ちが猫よりも人に向いているのだと思う。「自分」が、他の「猫たち」と同列に扱われることが、耐えられない。そんな感じ。

 もっと、ボクを見て。
 もっと、ボクを撫でて。
 もっと、ボクのことを考えて。

 でも、抱っこはイヤ。

 なんとも、複雑で繊細なオトコだこと。

 ソファに座り、飛び道具で猫たちをじゃらし始めると、すかさずヴァンはこちらの足元にぴったりと身を寄せ、「おーい、肩に力入ってんぞー」と言うこちらを無視して、「撫でれ」と、盛大に喉を鳴らす。

 猫たちだけでいる時間が長いのだ。

 ごめんね。

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 時流に思いきり乗り遅れて、「海辺のカフカ」文庫本上下を購入。

 本当は、どきどきしながら「1Q84」を買いに行ったのだけど、新刊の3は在庫切れ。うひゃーすごい。

 で、ここはやはり先日、新聞書評にあった「海辺…」かなと、ようやく購入。

 ハルキファンのくせに、「ねじまき鳥…」以降の作品は読んでなくて。

僕が求めている強さというのは、勝ったり負けたりする強さじゃないんです。(略)不公平さや不運や悲しみや誤解や無理解――そういうものごとに静かに耐えていくための強さです。


 書評「ゼロ年代の50冊」で紹介されていた文章に、強く惹かれた。

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むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをゆかいに
ゆかいなことをまじめに
書くこと


 井上ひさしさんが同級会の際、色紙に書いたという言葉。


 どちらも、その作家「らしい」と思った。
by amemiyataki | 2010-04-19 15:28 | 日常
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