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思い

相変わらず、ほぼ写真のみのアップ。

昨年12月から先週末までの「私の福島」。

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東北の冬はモノトーンというイメージだけど、南東北の福島は彩りが多い。

避難してあるじがいなくなった家を守るかのように、あちこちの庭に花が咲いている。

春も、夏も、秋も、冬も。

一年中、色彩がある庭。

実のなる木も多く、土いじりが好きで、畑仕事が身近で。

本当にいいところ。


収穫されることなく木の梢になったままの柿の実。

毎年、福島産の「あんぽ柿」を、正月のなますに使っていたのに。

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12月29日、帝王切開で生まれた子猫。

生後7日目。


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にゃんこはうす預かりの「はく」。

老猫ルーム(といっても、長老の茶太郎は天へ還り、もはや老猫とは言えなくなった)で寝ると、
必ずはくちゃんが添い寝してくれる。

こんなに人懐こいこが、去年の今ごろはまだ、警戒区域だった浪江町にいた。

はくちゃんにレスキュー班が最初に会ったのは、それより半年以上も前のこと。

とある工場の、天井近くまで積み上げられた箱の中から、耳と目だけをのぞかせて、じっとこちらを見ていた子。

ずっと、見ていて。

ずっと、その家にとどまって。

その場所を守るかのように。


ようやく箱からおりてきて全身を見せ、レスキュー班を歓迎するようになるまで半年以上もかかって。

心を許してくれて。

やっぱり、寂しかったんだよね。


依頼の猫ではない。保護を要する緊急性が高いわけでもない。保護枠のこともある。
気兼ねもある。そんな逡巡があって。

でも二度と会えなくなるのはつらいわけで。


無事に保護できてよかった。

飼い主と連絡がついてよかった。


どの子も。「(保護できて)よかったねえ」と言って撫でるのだけれど。


はくちゃんは、私の中ではちょっと特別。魅力のさび猫。



こんなふうに。

人懐こい猫がどれだけまだ、人が住めなくなった場所に取り残されているのか。

二世代、三世代と、震災後生まれの猫を多く見かけるなか、

震災前からそこで生きる猫がどれだけ残っているのか。


今度こそ。

保護できますように。



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先週金曜、にゃんこはうすに着くとありこさんがふるまってくれたぜんざい。

ありこさんは西の人なので、東北に「まる餅」が売っていないことに驚いていた。


福島第一原子力発電所の吉田所長(事故当時)へのインタビューをもとに書き上げた書籍「死の淵を見た男」を、ありこさんから借りた。

著書は、山口県光市の母子殺人事件のノンフィクション「なぜ君は絶望と闘えたのか」を上梓した人でもあることを知り、なるほどと、筆致の確かさに引き込まれる。

「なぜ君は…」は、FIPで亡くなったモリの通院のとき、カーラジオから聞く「武田鉄也の今朝の三枚おろし」で紹介していた本。

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いちばんちびっこの三毛。




今週末には、目が開いているかも。まだ早いか。


いろいろな思いがある。

新しい年も、がんばることができるように。
by amemiyataki | 2014-01-05 13:55 | 日常
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