<< 花は咲く 初夏を思わせる暑さのなか >>

写す

a0099350_8183125.jpg


岩手県立美術館



人生初のバリウム体験。

午前中、会社の健康診断があり、午後出社。

健診が終わって会社に行くまでの時間、どうしても行きたかった植田正治さんの写真展に行った。


平日の県美は人が少なく、とてもいい時間を過ごすことができた。

あの空間はいいなあ。


植田さんの「砂丘モード」の写真を知ったのは、二十代の頃。
それが日本の、鳥取砂丘で撮ったものだということに驚き、加工しないトリックのような撮り方に驚いた。

70代にして、このあくなき挑戦。好奇心。センスの良さ。

ルネ・マグリットの絵画に通じる静謐さと不可思議さ。


ひとつずつの解説を読んでいて。

「ボクは熱心なアマチュアでいたい」「好きなものを好きなように撮る」

撮る人の思いが伝わり、見るものに想像させる。色彩を。物語を。


ふと。白黒の静かな世界が、福島の被災地に似ていると思った。


a0099350_8293496.jpg



a0099350_8291888.jpg




余談だけど、県美のショップに猫ものが多くて楽しかった。

紙町銅版画工房さんの一筆箋を購入。

植田さんの写真にも、猫が登場していた。「猫とボク」とか。

奥さんを撮ったものがまた別格で、引き寄せられた。


まさか自分が、これほど写真を撮ることに魅せられるとは思わなかったなあ。
by amemiyataki | 2014-05-31 08:35 | 日常
<< 花は咲く 初夏を思わせる暑さのなか >>