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今日という日

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在りし日のキョンちゃん



 チップがちょっと調子が悪いようだとサヴァさんからメールが入り、自宅にあるレメディを調達することになった。吐き跡4ヵ所…と聞き、不安になる。車を運転しながら、レメディを届けることが叶わなかった、神戸の白猫オッドアイのキョンちゃんをふと思い出す。右目が水色、左が金色の金目銀目の美しいキョンちゃん。

 1年前の今日、キョンちゃんは里親のTさんの腕の中で亡くなった。3月に脱走し、40日後の5月5日に保護。喜びもつかの間、容態が急変して9日に永眠。極度の脱水症状と貧血。電解質液のバランスが最悪の状態。外にいる間、満足に飲み水を得られなかったのではなかったか。

 保護してすぐのとき、レメディを飲ませようとキットを開けたが、なぜか目当てのレメディは空き瓶だった(補充しとけよ自分!と内心、おのれのずぼらさに毒づいた)。そして9日。レメディを手にして新幹線に乗ったサヴァさんは、名古屋で訃報を聞き、東京に引き返した。

 運命。運の命ずるところというのは、人智が及ばない遙かなところで動いているのだと思う。

太陽を力ずくで西から昇らせることは出来ないように
人知の及ばない流れに対し、私がなんとかしていればと、
後悔しすぎるのも天に対して不遜になる場合もありますね。

亡くなった命を悼みつつ自然の流れを後悔せず受け入れる。
そんなバランスを取るのは大変ですが、生きる上で絶対必要であり、
やらなければいけない事です。


 当時の自分の思いあがりを、先生はやんわりと諫めてくれた。恥ずかしい。何より、誰よりも悲しいのはTさんなのだ。

 そのTさんからメールをいただく。

 春分の日のころから、去年のこの時期を思い出していたという。たくさん泣いて、いろんなことを学んだとTさんは言う。キョンちゃんのおかげで、少し成長できたような気がする、と。

 キョンちゃんのことは忘れない。思えば岩手から群馬、兵庫へと、猫としては数奇な運命をたどったびびりのキョンちゃん。でも、岩手のあの場所から抜け出て、Tさんというパートナーのもとへたどり着いて日々を共にして、カンちゃんという仲間も得て、楽しかったよね。幸せだったよねえ。

 そして去年の5月6日は、marieさんの愛する三毛猫ちっちーちゃんが闘病の果てに永い眠りについた日。大変なときにもかかわらず、前日のキョンちゃん保護を心から喜んでくれてありがとう。ちっちーちゃんのことも忘れない。背中に天使の羽模様を持ったちっちーちゃん。

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 茶太鈴んちの母さんが、このゴールデンウィーク中に茶鈴ちゃんの脱走でつらい思いを味わった。そのときのことをブログにつぶさに書いてあるので、ぜひお読みください。ご本人の快諾を得て、リンク。

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 思ったよりチップは大丈夫そうだった。頑として開けない口のわきから、水に溶かし、スポイトにとったレメディをのませた。


 運の命ずるところ。保護猫たちがもらわれた先でどうなるか。思いがけないケアで里親さんに苦労を味わわせることになったり、申し訳ないと思うことが実は多々あります。お届けして一週間で亡くなってしまったのりちゃん。里親さんには悲しみを運んだだけではなかったか。

 その猫にどんな運命が用意されているのか。それは誰にもわからないところ。難しいと痛感することが最近多く、言葉にきちんと書き記すのもなかなかできなかったりしますが。

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 今日という日のおまけ。

 千葉から、叔母夫婦が急遽、来盛。何かお菓子を調達したいと、仕事中、母から電話。
 大慌てで仕事を片付け、焦りながらマイナンバーワンのお茶菓子屋へ車を飛ばし、お茶餅、しょうゆ団子、豆餅、柏餅などなど盛大に買い込む。「千葉から親戚が来るんですよ~」(って、ふたりだけなのに5~6人分くらいも買っちゃった)に、お店のおばちゃんがおまけしてくれる。

 なんだかんだと昼ごはんを逃し、家に買ったお茶菓子を置いて急いでバイトへ。

 夜、帰宅して「どうだった?」と聞くと。

 なんと。叔母たちも花巻でお茶菓子を買ってきて、うちにお土産で置いていき、私が用意したお茶菓子は出せなかったという。

 がっくり。人生ってこんなもんだよねえなどとぶちぶち文句を言いながら、自分で買ったお茶餅をがっつりと食べる。

 悔しいほどに、おいしかった。叔母さんたちに食べてほしかったよう。


 そういえば。5月7日のエントリで紹介した小岩井農場の一本桜。
 実は、5月6日の、まさに私たちが見にいったその日が開花日だったそう。8日に満開。
 て、画像はどう見ても桜の花が見えないのだけれど。実は鷽(ウソ)が花芽を食べてしまい、今年は去年の1割ほどしか花が咲かなかったのだそう。
 それを報じたラジオのパーソナリティーが「うっそーん」なんてダジャレを言ってたけれど。
 それにしても、私たちに「桜はまだ」と言ったあの警備の人。ウソつき。いくら東北人は口が重たいからといって、観光地の関係者はもう少し愛想よくしないと。
by amemiyataki | 2007-05-09 23:25 | 日常
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