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まだまだ

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10月17日撮影 網戸はステンレス製。外から網戸ストッパー


 ちょうどこの撮影の日の頃、たきが風邪を引いた。最初はくしゃみの連続。次いで透明な鼻水。そして左目が涙目(透明)。
 食欲もあり熱もなく、うんちしっこもいつもどおりなのでしばらくは様子を見ようとほうっておいた。が、母が騒ぐので症状が出た2日目あたりからセルフケアでレメディ投与。すぐに良くなるわけもなく、くしゃみは若干減ったものの、左目の縁が赤くなり、流涙の量も増え、周辺の毛が濡れてべったり。いよいよ、母が心配する。
 でもこれって(症状の悪化)、治癒の方向性からいえば間違ってないよなあと思いつつ、あと一週間もすればよくなるような気もするんだけどと思いつつ、レメディ投与に自信もなく、今朝の通院となった。

 体重4.35キロはベスト体重4.25キロを上回り、2番目くらいに重たい。先生はひと目見て、「たきちゃん、毛の質が変わりましたね」。
 9月に毛むしりがあったこと、最近、私の帰りが遅いと激しい夜鳴きが続くこと、なんとなく、免疫力が低下しているなあと私自身も感じていることなどなど…お灸をしてもらいながら話をする。
 来月でたきは満8歳になる。認めたくはないけれど、シニアの顔、体つき、毛づやになってきているんだなあ。

 たきはいつもよりおとなしかった。肛門腺も絞ってもらった(いつもより多かった)。

 投与していたレメディに加え、ほかのレメディも処方してもらう。

 「そういえば、今朝、また段ボールが(病院の前に)置かれてましたよ」と先生。

 えっ!?

 「また雨宮さんに写真撮影をお願いしなきゃと思って開けたら…」
 
 開けたら?
 
 「カルガモが入ってました。キャベツの葉っぱと一緒に」

 鳥獣保護センターに連絡して預けるように

 鳥のヒナも、雀も。拾ってはいけません。保護センターで預かってくれます。

 「…て、知らない人、多いんですよねえ」

 カルガモはキャベツは食べないのでは…など、つらつらと、憮然としたたきの頭越しに話を続ける。そういえば、雀のヒナってドッグフードを食べさせるといいらしいですよ(て、以前、漫画で読んだことがある)と私。へえ、そうなんですかと先生。


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9月13日撮影 右わきばらにかけて、毛むしり


 たきの毛むしりは落ち着いた。けれど、一度なくなった毛が生えそろうにはまだまだ時間がかかりそうだ。

 今日の通院では、うれしい再会があった。以前、代理募集していたシャムMIXのぽんぽん。まだまだ若く、ひょろひょろしていたけれど美しいアイスブルーの隻眼。新しく名前をつけてもらい、とても優しそうな飼い主さんとともに待合室にいた。いや~これはうれしい。
 飼い主さんは18歳で愛犬を亡くし、ちょうどその日に保護されたというぽんぽんを、「これも何かの縁」と、迎え入れてくれたのだそうだ。ぽんぽんの姉妹で亡くなったぴんぴんのことも知っていた。ぴんぴんはかわいそうだったけど、どこかでぴんぴんの命もつながっているのだと信じたい。飼い主さん宅にはぽんぽんを含め3匹。外にいる猫たちの面倒も見ているという。

 そういえば、先日病院に来たときは、思いがけずナイトとも再会できて嬉しかった。02年に夜逃げした牧場主の後に残された、100匹以上に増えてしまった猫たちの一族のひとり。
 「ナイト! 私のこと覚えてる?」と声をかけても、シャーシャー言ってケージの中で固まっていた。すっかり毛づやもよくなり、黒々としたシマ模様。口内炎の治療で入院していたけれど。飼い主さんは本当によく面倒を見てくださっている。ナイトも、一緒にもらわれたさくらも、家の中ではすっかり甘えん坊の家猫になっているそうだ。

*****

 あんだんてさんから。すすクン、チャミちゃんの縁組が成立したと、昨夜喜びのメールが届く。よかった! めでたい。募集記事を拝見したが、気合が感じられた文章だった。代理で精神的にもきついものがあったと思うけど、とにもかくにも本当によかった。


*****

 「Dr.野村の猫に関する100問100答」という本が、偶然昨日、床に落ちているのを拾う。たぶん、くーまんが落としたのだと思うけど。その中の一問一答を紹介。これがまったく正しいとは思わないけれど、考えさせられるものがあったので。

 私自身、五千枚のチラシを配った経験はなく、今はネットという便利なツールがあり、里親募集ではほとんどこれに頼っているわけだけれど。そして。私自身、「本当の猫好き」かと聞かれたら「たぶん、違うと思います」と言うと思う。もともと、猫が好きで好きで仕方なくて猫の保護ケアを始めたわけではない。そうした状況が嫌だから、どちらかというと気が進まないまま、けれど自分を奮い立たせて、今もどちらかというと気が重たくなることのほうが多いまま、それでも細々と続けているわけで。まして、何かいいことが起きるだろうと見返りを求めているわけでもない。

 人それぞれ、飼えない状況、環境、家族の不理解などから保護も里親募集も「できない」ことってあるのもわかる。私自身も経験していることだから。


Q.猫を拾ったのですが飼えません。どうしたらいいでしょう。

A. 僕にも、野良猫を拾ってきちゃ育てていた時期がありました。大学に入る前のころです。
<略>多いときで三十六匹拾いました。もちろん全部飼いきれないので、「猫を飼ってください」というビラを五千枚刷って、自転車こいで町中に配りました。最後は切れ痔になりましたね。でも、飼い手はすぐ見つかりました。

 猫を拾って、獣医さんに押し付ける人がいますが、お客がいない時間帯に安楽死させてしまう先生もいるから要注意です。うちはもちろん、そんなことはしませんけどね。しかしながら、病院の前に猫を捨てていかれると非常に迷惑です。たくさんの飼い主不在の猫の世話に追われて、病院がつぶれてしまいますよ(ですから今は、デジタルの記憶メディア付き監視カメラで二十四時間監視しています)。

 猫を拾うのなら自分で飼うべきで、飼えないのなら、自転車こいで五千軒ビラを配るような根性を見せてほしいと思います。つまり、自分が猫を拾って、友だちに押しつけて、自分はいいことをしたっていうのが間違いなんです。
 五千枚ビラを配れば、三日で飼い手が決まります。本当の猫好きならそうしてほしい。そうやって猫のために頑張れば、必ず猫の神様が見ていて、いいことが起こります。

by amemiyataki | 2007-10-22 13:34 | 日常
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