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居座る場所

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トリノ♂(プチポン保護猫)



 新聞の記事下広告を見て、母が「病気にならない生き方レシピ集」が欲しいというので広告を切り抜き、本屋に行った。広告を店員さんに渡して探してもらっている間、ふと見たら目の前にその本があった。ごめんなさ~い。店員さんはその本と、同じく広告切り抜きにあった「きっと、よくなる!2」も合わせて持ってきてくれた。
 母が買う間、パラパラと「きっと、よくなる!2」をつまみ読みした。帯に「石の上に三年も座ってはいけない」とあるところ。

 「イヤなことでも我慢してがんばれば、いつかは成功できる」という考え方があるが、それほどまで我慢する必要があるのだろうか、という問いかけ。著者の場合、「我慢して何かをやると、自分が嫌いになったり、その環境がイヤになったり、我慢をさせている相手に恨みの感情を持ってしまう」といい、「石の上に座っているような感じがしたら、それを冷静に見てください。それがベストだと感じるのなら、もうしばらく我慢してやってみてください。少しでも違和感があったら、思いきって飛び降りることです。必要のない我慢は、勇気を持ってやめましょう」と結んでいた。

 その諺の意味をアメリカ人の友人に教えたところ、友人は「痛そうだなあ~」とおどけてみせたのだとか。

 ふむふむと読みながら、自身を振り返る。就職も決まらないまま上京して、働き先を探した。3日で辞めたところもあるし、憧れの業界にもぐりこんだと思ったものの、体を壊して1年で辞めたりした。次の派遣は3年続いたけれど、3年で辞めた。その後はずっとフリーランスで食べていくことを決め。確かに大変なこともたくさんあったけれど、「イヤ」というストレスはなかったよなあ…。「イヤ」と気づく前に、体が悲鳴をあげるよなあ…うん。

 で、母に「三年も石の上に座ってちゃいけないんだって」と言ったら、「じゃ、どこさ(どこに)座ってたらいいのさ?」という答え。

 アメリカ人の「痛そうだなあ~」よりはるかにウケてしまった。「マジで(言ってるの?)」とつい返したところ、「マジマジ」と、母はにんまりしながら言った。
 「マジで?」「マジマジ」という受け答えは、最近、母のマイブームなのだ。
by amemiyataki | 2008-01-11 12:44 | 日常
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