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幸福のおすそ分け


去年の6月撮影のぽんぽん


 今週は、まさに盛岡は桜、桜、桜の日々。しかし、今年はちょっと花見に乗り遅れてる感じ。毎日をなんだかんだと忙しく過ごしている母も特に文句を言わないのがありがたい。

 去年5月、右目眼球を失いかけた、生後2週間で病院に連れてこられたシャムMIXのぽんぽん。看取るつもりで先生が看護していたところ、眼球が落ちてから、めきめきと回復していった。
 遅れて保護された姉のぴんぴんは残念ながらお星さまになってしまったけれど、ぽんぽんは無事に育ち、めでたくもらわれていき、大事に大事にされている。ちょうど、愛犬を18歳で亡くしたその日にぽんぽんが保護されたことを知った人に。先住猫が2匹いるおうち。

 虚弱体質で、定期的な通院をしているそうだが、今週は2度、偶然にも待合室で会った。
 飼い主さんに文字どおり寄り添う、可憐な女の子猫に成長していた。

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ぽんぽん改め「めめ子」ちゃん


 飼い主さんの快諾を得て、撮影。ポーズをとってくれる。おとなしい。肩乗り猫さんだという。
 どこかを失った猫は、スピリチュアルな猫が多いような気がする。不思議な雰囲気をまとっている。ぽんぽんの里親募集中、気にかけてくださった方々、その節は本当にありがとうございました。ぽんぽんはめめ子ちゃんとなり、こんなに美しく成長しましたよ~。
 ちょうど、私が待合室に入ったとき、もともとは「めめちゃん」という名だったけれど、「それじゃ4画で画数が悪いから『子』をつけて7画にするわ」と、飼い主さんがそう言っているところだった。

 グレ用のレメディのことを先生と話していると、飼い主さんが「あなたのところにもグレって名前の猫ちゃんがいるのね?」と声をかけてきた。聞くと、飼い主さん宅にもかつて同名の猫がいたという。どちらも野良出身。そして、毛の色がグレー。「最期は糖尿病で亡くなっちゃったけど。何歳だったのかな…」

 飼い主さんの家に流れ着いた野良のグレちゃんは口内炎がひどかったという。別の病院で治療を受けていたけれど、ステロイドの薬を替えたとたん、一気に具合が悪くなったそう。そして、糖尿病に。
 その後、病院を替え、先生のところに。

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 プチポン保護猫のグレはまた、復活した。根底にエイズウイルスがあるから、鼻風邪や口内炎を繰り返すだろうけど。金曜の夜は、「おせーよ、開けろよこるぁ~! こっちは腹減ってんだぜ」てな感じで夕飯を催促、ふすまをがたがた開ける勢いだった。ゆでた鶏もも肉(皮なし)+紫蘇油+ゆで汁をおいしそうに食べ、ドライフードもかっ込んだ後、「せーの」とばかりにヒゲゾウさんがいる二段ケージの頂上にいきなりジャンプし、となりのこだまさんのケージに悠々と移り、かまくら猫ベッドにもぐりこみ、満足そうに毛づくろいする。心なしかふっくらしてきた。
 グレの瞳はプチポンのほかの誰よりも金色だと、不意に気づいた。「おれはまだまだやるぜ」。(何を?)てな感じの頼もしさがにじみ出ていた。よし。頑張るのだ。
 サヴァさんも言ってたけど、こだまさんの表情もやわらぎ、ヒゲゾウさんも落ち着いてきた。立派なうんちもする。こちらがいるときにごはんを食べるようにもなった(初めて、短い尻尾の後ろ姿を見た)。ただ、こちらが退室すると、「やさしかった人」がいた、かつての古巣を求めるように、甲高い遠吠えをあげる。
 黙りこむより、声を出し、威嚇し、怒り、嘆き…そちらのほうがずっといい。長の旅の疲れがとれて、われに返り、ふつふつと怒りが沸き起こり、屈辱も感じるだろう。なんだ、この檻は。
 そして、ここが安全な場所とわかるようになってくれたら…。楽しみだ。 

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こんにちは 赤ちゃん



 ピエールあらため福之助くんの飼い主、チュチュママさんから貴重な画像を送っていただく。第二子出産。みずがめ座生まれの女の子も早くも3ヵ月。早いなあ。福ちゃんとのツーショット。
 「赤ちゃんがこんなにかわいいなんて」と、日々、新しい発見と出会っているようだ。こちらまで幸せになる。えくぼがある赤ちゃんのおてて。かわいいあんよ。
 チュチュママさん、ブログアップOKいただきありがとうございます。
by amemiyataki | 2008-04-27 00:05 | 日常
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