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再開

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梅吉、元気。里親募集中 お問い合わせはこちらから


 保護主が保護ケアを放棄して病院に押しつけた、両目のない梅吉。久々に会った梅吉は、ピィピィ鳴いて不安がっていたヒナのような生き物から、猫になっていた。すでに不思議な雰囲気をまとっているかのようだ。実物は画像の何千倍もかわいい。声を出して鳴くこともなく、コクシジウムも落ち、見えないなりに別の感覚が研ぎ澄まされているかのよう。音のなるおもちゃが大好き。当初はあちこちぶつかったりしたそうだけど、やがて部屋の大きさを感覚ではかり、把握し。まるで第三の目か何かで見るかのように、不自由なく毎日を過ごしている。猫は身体的ダメージに強いというのは本当のようだ。その代わり、精神的ダメージにはめっぽう弱い。

 梅吉を拾ったのは、子どもだという。道端に2匹子猫がいて、1匹は素早く逃げ、1匹(梅吉)は車の往来に右往左往。そして子どもは梅吉を家に連れ帰り、母親に見せ。母親の困惑、父親の拒絶(里親探しすらNGだったそう。理由がなんとも…フリーペーパーやチラシに名前や電話番号を載せるのがイヤだったらしい)。そして病院にまる投げ。
 両親は、子どもに「命の大切さ」というのをどうやって教えるつもりなのかと、ふと思う。拾っていいことをした。後は誰かがなんとかしてくれる…それでOKなのか? だってだって…と、自分には「できない」ことの言い訳で頭がいっぱいの人に、どんな言葉が届くというのか。

 梅吉は両目がありません。けれど、失った目と引き替えに得た、新しい生を、梅吉は大事に、見事に生ききるでしょう。幼くしてすでにたくさんの愛情を先生たちから注がれた上等な子猫、梅吉。里親さん絶賛募集中です!

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 日曜、とうとう子猫を見てしまった。

 プチポンを始めて以来、「目にした(行き場のない)子猫は、必ず保護して里親探し!」という気概を持ち、実際にそのとおりに実行してきた。けれどここに来て、実はそれはなんと幸運なことだったかと、思う。
 生後2ヵ月半、いや3ヵ月くらいの野良の子猫の保護は難しい。人馴れしているか、していないか。初めの頃は、保護した猫たちのほとんどが1年以内でもらわれていき、いい感じに回っていた。しかし当然といえば当然かもしれないが、人馴れに時間がかかる猫はいつしか増え、保護活動を継続していけば、当然、保護猫の数は増える。人馴れいまひとつの猫、もらわれにくい猫、治療ケアが必要な猫…いつしか澱のように積もっていく。語弊があるかもしれないけれど、そんな感じ。現在、保護猫16匹。

※誤解を招きたくないので。だからといって、現在、保護猫を持て余しているというわけではありません。付き合いも長くなるとやはりどの猫もいとおしく、それゆえますます里親募集のハードルが高くなるというジレンマにも陥ります。人馴れいまひとつの猫を受け入れてもらえるか、申し訳なさが先に立ったり、エイズキャリアを理解してくれる人とのめぐり合いを待ちつつ…里親探しを積極的に行っていないかのように思われるかもしれませんが、決してそうではなく。そして、充分なケアができるかというと、これ以上頭数を増やすのは実際無理、と思い至り、苦しい思いをプチポンでは抱えているというわけで。

 人によって違うだろうけど、気になる猫を見つけた場合、私の場合、保護してつれて来るほうが、気持ちが何倍もラクだ。プチポンの仲間もいるし、なんとかなる。実際、なんとかなってきてここまで来たけど、今は正直、ためらいが先に来る。
 ヴァンサンやミレーユを保護したときと同じくらいか、ちょっと大きいか。あぶこぶマッチョを保護したときよりちょっと大きいか…チップデールよりははるかに小さいよね……でも人馴れは? 捨てられた家猫の子猫なら迷いなく保護するけれど。どうも野良子猫のようだ…なんとかなる? 今保護して、必ず馴れさせる!で今までどおりやれる? それより母猫は? 不妊手術は…? 自分たちに余裕はあるのか?

 いったい、今の自分に何ができるだろう。

 翌日、周囲の聞き込みをし、野良一家であることが判明。かわいそうだから…と、複数の人たちが餌をあげているようだ。でも、どう見ても栄養状態はいいとは言いがたい。

 そして、実に久々の餌やりを再開。緊張した。何度も(仕事中も)、段取りを心の中で反芻する。無責任な餌やりにならないように。どう見ても中猫にしか見えない、ガリガリの若い猫が母猫と知った以上、ほうってはおけない。不安でいっぱいだけど、希望は決して捨てないように。あまり悲観しすぎないように。淡々と、ただ淡々と、続けることができますように。

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 猫を保護したけれど、どうやってもらい手を探せばいいでしょうと、何件かメールをいただきました。

 プチポンでよく利用するのは、いつでも里親募集中という、里親募集投稿掲示板です。里親を探す際の注意事項など詳しく載っているので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょう。最近では虐待目的で里親希望を名のる人などがいるので、そのへんの注意なども促してくれています。

 こうした投稿掲示板は複数利用するのも有効です。たとえば「猫 里親募集 東北」などキーワードを入れて検索して、ヒットした掲示板を閲覧し、いいなあと思うところに投稿するなど、いろいろ試してみてはいかがでしょう。

 後はかわいい写真をたくさん撮って、チラシを作成。近くの動物病院、ペットショップなどに掲示させてもらう。
 問い合わせは、おたがい知らない者同士なので、先方も個人情報の提供など、警戒しているかもしれません。また、相手がどんな人かをよく知るためにも、気持ちをしっかりもって(この子たちにすてきな良縁を呼ぶのだ!とか)、けれど誠実に、こちらの気持ちもわかってもらえるように、コミュニケートをしていくことが大切だと思います。

 早くもらわれてほしいと、焦りは禁物です。先方の飼育環境などをしっかりと見極めて、後悔のないよう、里親探しをがんばってください。

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 8月1日付でカンパご支援くださった北上市のO様。心より感謝申し上げます。ありがとうございます。もし差し支えなければ、猫さんの代理画像、ご希望の掲載名をお知らせくださると幸いです。

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 猫友達が保護する、子猫たちの里親募集です。どうぞよろしくお願いします。


北海道発 シャムMIXのリクオくん♂

千葉県発 茶白の「いぃ」くん♂ さびの「さむ」ちゃん♀ 三毛の「さぁ」ちゃん♀きょうだい

北海道発 茶トラの大吉くん♂



(子猫ではありませんが)ヒゲゾウ氏の古巣のSOSです
バナーをクリックしてぜひご覧ください


by amemiyataki | 2008-08-06 01:33 | 日常
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