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満月を過ぎて

 いつだったかの朝日新聞に、北大のポプラ並木が「日本一の並木道」として紹介されていた。日本一かどうかはおいといて、すっと立ち並ぶポプラの見事さにしばし見惚れた。落葉の美しさとそれらを照らす秋の日差しに。かなうなら、こんなところをたきと散歩できたらなあと、しばし夢を見る。たきだけではなく、自分と縁のある猫たちと。「完全室内飼い」だから、それは夢でしかないのだけれど。
 北海道には、中学の修学旅行に行ったきりだ。札幌の時計台は見た記憶があるが、北大まで行ったかどうかは覚えていない。ただ、生まれて初めて見た地平線だけは覚えている。北海道の大自然に憧れたことも。

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 そうだ、ラーメンでも食べようと、たまたま向かった店が「本日はスープがうまく出来ず…」と貼り紙がしてあり、店が閉まっていた。「気をつけてお帰りください」の末尾の文に慰められながらも、いったん「ラーメン食べたい」熱にとりつかれると手がつけられない。かわりに、前から気になっていた店に初めて入り、五目あんかけそばを注文。まあまあ美味しく、肉にレバーが使われていたのが新鮮といえば新鮮だった。好みが分かれるだろうけど。
 ラーメン熱は収まらず、別の日、なつかしの「花月」に入る。東京に出稼ぎに行っていたとき、仕事で煮詰まったときにこの店にふらりと入って注文するのは…「もんじゃそば」。今は「裏メニュー」になっていた。汁のない、もんじゃ味のラーメンは…煮詰まっていないときに食べるとちょっと複雑。マニアックな味だった。
 そんなこんなでラーメンスパイラルは続く。最後にいちばん最初の「スープが出来ず…」の店に今日、入った。チャーシューのとろけ具合は絶妙だったが、麺の太さが好みではなかった。スープの味も、求めたシンプルさとはちょっと違う凝った味だった。忙しさに手馴れたお店の人の接客態度に、「もう(ここに来るのは)いいかな」と思った。やっぱり、私の中ではいまのところ、伝説の塩ラーメン(旭川ラーメン。デパートの催事で食べた)がナンバーワンかな。スープの温度まで考えた器など、心意気が感じられていい。味もバツグン。

 ジャンキーも外食も。人間の体はよくできたもので、「もういっす」というポイントが必ずくる。ご飯を炊き、自分で作る食事へと移る。しかし適当に作ってしまうからおいしくない。ちゃっちゃか作ったクリームシチューを食べながら新聞を開くと、ホワイトソースから作るクリームシチューの作り方が書いてあった…皮肉なシンクロニシティ。

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 吉田秋生の新刊コミックス「真昼の月」の広告を読み、鎌倉を舞台にして描かれているこのシリーズ「海街ダイアリー」に、90年代後半に描かれた「ラヴァーズ・キス」の藤井朋章が出ているというスピンオフ情報を知り、むしょうに「読みたい」熱にとりつかれ、ジュンク堂に行く。案の定、それら3冊が並べて飾ってあり、うっかり3冊とも購入。朋章と「すず」がくっつくというのはアリだろうかと、しばし妄想。

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10月後半のモリ アイさんが編んでくれた服を着て



 アイさんが「残り毛糸だけれど…」と、モリのために服を編んでくれた。「クリスマスカラーのアルマジロみたいでかわいい」と、サヴァさん。本当にかわいい。今は治療のため服を着ていないけれど。

 モリの通院のとき、偶然にもプチポン卒業生のポテ吉あらため「みゅう」ちゃんをもらってくださったTさんと待合室で会った。すてきなキャリーに入った、見事に立派に育った5歳のみゅうちゃんと再会。兄弟猫のなかで最後までもらわれず、プチポン歴が長かったポテ吉。風邪っぴきのままもらわれたが、その後、こじらせて膿胸までできて文字どおり生死をさまよったポテ吉が、目の前の5.1キロの立派な黒猫と同じ猫だなんて。感慨深い。思わず写真を撮らせてもらった。こちらを覚えているわけもなく(覚えていたらちょっと怖いよね)、それでもそっと撫でさせてもらい、ベルベットのような黒い毛並みにうっとりする。こんなふうに、モリも元気に大きく成長しますようにと、心の中で祈る。

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ミュウちゃん かつてポテ吉の名で里親募集していた



 もうダメかも…と覚悟した猫がそれを乗り越え、こうして生きて成長している(今回の通院は、ノミ駆除の薬をつけたことによる食欲不振、ということだった)。
 
 モリは本当によくがんばっている。えらいねえ、いい子だねえと声をかけ、鼻面を撫でる。かかわった人たちから「大事にされている」ということがモリに伝わり、それが彼の命の糧となり、恵みとなりますように。そう願いをこめて、声をかける。

 今日の通院では、待合室でかわいらしいサビの子猫と会った。娘さんが拾ったときは冷たくなっていてぴくりとも動かず「死んでるかと思った」子猫だったそうだが、病院で体をあたためてもらい…蘇生したという。元気にピーピー鳴いている目の前のサビちゃんからはそんな悲惨さが微塵も感じられず。鳴き声が生命の謳歌のように聞こえた。

 どんな命も、捨ててはいけないと改めて思う。絶対に。

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以下、プチポン保護猫ではありませんが、里親募集リンクです。
気になる子がいたら、ぜひお問い合わせを!

おかげさまで、茶白の平八郎くんは保護主のモスさん宅に縁付きました。応援ありがとうございます。

岩手県発 白黒長毛のチロリンちゃん♀

千葉県発 犬の「ゆき」ちゃん♀

岩手県発 マッシュ一家とリン一家

岩手県発 さび猫ひなこちゃん♀

北海道発 うさぎのような短尻尾 白猫チロルくん♂

千葉県発 茶白の半長毛 グレースさま♀

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隻眼の光くんを捜しています石川県金沢市


プチポン逗留中、ヒゲゾウ氏の古巣のSOSです
バナーをクリックしてぜひご覧ください


by amemiyataki | 2008-11-14 20:06 | 日常
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