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猫を捜しています(岩手県北上市)

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茶トラ♂(未去勢)生後5~7ヵ月くらい


 写真の猫がいなくなり、捜しています。情報がありましたら教えてくださいとメールをいただきました。

 

9月21日(金)夜、岩手県北上市の九年橋たもとの駐車場でいなくなりました。
「ボイス」という文房具屋のすぐそばです。

<特徴>
・私はサクラと呼んでいましたが、家族はおのおの「たこ」「茶子」など勝手に呼んでいたようです。

・お腹のほうまでずっと模様が続いていて、後ろ足の近くだけが真っ白でした。

・いなくなったときは左ひじのあたりに小さなハゲがありました。

・生後1ヵ月になるかどうかで私が引き取って育てたせいか、初対面の人間でも平気です。

とても心配しています。どんな小さなことでもかまいません。情報をよろしくお願いします。
 
 何か情報がありましたら、左サイドバーの下のメール先まで、ご連絡いただけると助かります。
 よろしくお願いします。
by amemiyataki | 2007-09-28 12:26 | 日常

東京へ

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銀座のキルフェボン



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手前・モナリザの瞳(私) 左・モンブラン(母) 右・いちじく(tamaさん)



 9月26日(水)、1泊2日の予定で母と東京へ向かった。8月から準備を進めていた、母のホメオパシーによるセッションを受けるための上京だった。

 結果、行ってよかった! 時間も余裕もないけれど、時間も余裕も「つくるもの」と改めて思った。

 この2日間は東京は26度。「盛岡と変わらないねえ」と、母は信じられないくらい元気。天候にも救われた。とにかく元気。銀座の通りを歩く歩く。
 セッションも、話を聞いてもらっただけで「治ったみたい」と、明るい笑顔。

 いちばんの目的のセッション以外、特に予定はなく、旅行プランもびゅうにお任せ。新幹線もはやてが利用できてグリーン車で、宿泊先のホテル「モントレ」も、すべて気に入った。

 この数年、上京といえば猫のお届け目的で滞在時間が数時間という「移動」しかしていない私にも、今回はささやかな「ご褒美」になった。母は家事から解放され、私も仕事から逃れ。ふたりとも、日常から離れるちょっとした「旅」が必要だったんだなあ。
 特に何をしたというのもないけれど、大満足の東京行きだった。
 忙しいのに半休をとって時間を割いてくれたtamaさんとも話ができて、3人でキルフェボンのケーキも食べた。「ダ・ヴィンチコード」関連で気になっていた「モナリザの瞳」ケーキ、気合が入っていておいしかった。あまりの人の多さとかしましさに、母、びっくり。
 tamaさん、ありがとうね。

*****

 翌日のお昼すぎ、東京駅で新幹線に乗ってさあ出発、というとき、プチポン友のアイさんから、三毛猫しゅうの訃報メールが届く。早すぎる。

 今月2日にこっこちゃんが亡くなった朝、ちょうど草取りをしていて一輪のピンクのコスモスに目が留まった…と話していたアイさん。しゅうの様子の異変に気づいて病院へ行き、さまざまな検査を受けて中皮腫の疑いがあると診断されたのは、その週のことだ。
 少しでも苦しみが少ないように…とアイさんのケアが始まってまだ2週間ちょっとだ。
 03年秋に空蝉さんと出会って保護されて、乳腺腫瘍の手術も乗り越えたしゅう。一度、里子に出たけれど戻ってきて、「なぜか気になる」と、アイさんが家に迎え入れてくれた。しゅうも、忘れられないいい猫だった。

*****

 帰宅すると、「本の旅人」が届いていた。大島弓子さんの「グーグーだって猫である」の今回は「ラテ死す」。子猫のラテちゃん。血液検査などあらゆる検査、治療、輸血をしても重度の口内炎はよくならず、子猫のまま亡くなってしまった。


ラテは一月一日の朝
天に召された

前日の夜は雪で
ラテはその雪に向かって
なんども声をはりあげて
泣いた

明日死ぬのがかなしい

と泣いていたように今では思う


 こっこちゃん、しゅう。子猫のまま亡くなったでんちゃん、ぼうちゃん、のりちゃん、ジル、たみお…。
 天に召された猫たち。
 涙で目が曇り、文字がかすむ。その足でバイト、本業、プチポン猫のケア。帰宅したのは25時近く。相変わらずの日常。
 脱毛のたきのケアが後回しになっているけど(一度、通院したけれどそのときは私の具合が悪くなって、肛門腺絞りと爪きりだけしてもらって早々に病院を後にした)。

 いろいろあるけど。できるだけ後悔の少ないようにと思うのだけど。縛られることやいろいろなことがあるけれど。
 自分の気持ちさえしっかり持って、信じることを尽くせば大丈夫。支えられている、助けられているという感謝の気持ちを忘れずに。
by amemiyataki | 2007-09-28 12:11 | 日常

リンク更新

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指輪フォルダー


 振替休日。持ち帰った仕事3つを朝からちゃっちゃかやればいいのに、とてもやる気になれず。道の駅をたどりながら、お墓参りの一日となった。楽しかった。先日の洪水跡を横目に、通れなかった山道をドライブ。日中は暑かったけれど、確実に空気は秋。空も高く、金色の夕焼け雲がどこかもの寂しい感じがした。〆は「ぴょんぴょん舎」で冷麺などなど。

 画像は母の支度が済むまで(長いんだな、これが)、なんとなく部屋を片付けていたとき、思いがけないところから現れたバッファロー(?)もどきの置物。懐かしい~。友人から、イタリア土産にもらったリングフォルダー。手描き。なんだかこうして見ると、水森亜土チック。

 向かって右側の角に通した指輪は4℃デザインのもの。鳥が連続してリングになっているピンキーリング。それから、木の幹をイメージしてデザインされたプラチナリング。昔、自分への「ご褒美」に買った、ささやかなものたち。

 反対側には、今つけているパワーストーンの指輪。水晶、シトリン(黄水晶)、エレスチャル(スーパーセブン)。なんとなく気に入っている。

*****

 ごくたま~に読む「チルチンびと」を久しぶりに購入。特集は「庭のある家」。ガーデニングは勘弁してください…とまったく何もしない私だけれど、改めて庭のある家っていいなあと憧れた。小さくていいのよ。中庭に一定以上、高くならないそれなりの木を植えて、春夏の緑と秋の紅葉、冬の枯れ具合を観賞する。猫たちも大喜び。なんてね。木材をふんだんに使った家づくり記事を読みながら、あれこれ想像するのが楽しい。

*****

 先週の覚え書き。ぐれ、ぜん通院。ぜんは5.4キロ。目やに鼻水もだいぶ改善されてきた。引き続き、同じレメディが出る。珍しく空いていたので鍼灸フルコース! 「ぜんちゃん、スペシャルだよ~、やった~~」おだてて記念撮影したりしたけど、当のぜんちゃんは、無い肩(なで肩だから)に力を入れて緊張したまま。最後にインターフェロン。キャリーに入れたとたん、それはそれは愛らしい声で鳴く。小鳥のような声だ。

 ぐれちゃん。(2本)抜歯後の初通院。いまいち調子が上がらない、食べる気は満々。高齢猫特有で同じものを続けて食べたがらない…などなど伝える。口内は抜歯前に比べてかなりいい。全体の赤みもきれいに引いている。ただ、左上のあたりがまだ赤い。こういう部分的なものだと、がんばれば治りそう…かな? 「失礼しま~す」から始まり、慎重に口内を見て、「はい、わかりました」と先生。前回とは違うレメディが出る。内心、「おおっ、これは効きそう!」と思った(先生すみません、生意気ですよね)。そしてインターフェロン。
 その後のぐれちゃんは調子もよく、逆毛だった被毛も落ち着き、久しぶりにツヤが見えた。よし。

*****

 左サイドバーのリンクを更新しました。新たに3件。

nakonakoさん保護のちびぼぅくんを里親募集の項に。千葉県発。
一度、お見合いをしたけど不調に終わり。見るからに甘えん坊さん。良縁にめぐり合えますように。

HIROMIさんのブログ「-----life in cartoon motion-----」を猫 * 友の項に。
たきと暮らし始めたころにネットを通して知り合った猫友。思いがけないメール、本当に嬉しかったです。茶トラのうにちゃん、茶白のオビちゃんがいます。どちらも女の子。

mikoさんのブログ「おハナびより」を同じく猫 * 友の項に。
去年、里親募集していたうーちゃんふーちゃんすーちゃんへお問い合わせくださった方です。その後、良縁を得てめぐり合ったハナちゃんとの日々などが綴られています。



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by amemiyataki | 2007-09-24 23:19 | 日常

盛岡の大雨

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巴ちゃん(03年春 盛岡生まれ 神奈川在住)



 ご心配のメールをいくつかいただきましたが、みんな大丈夫です。ありがとうございます。

 しかし、これほどの大雨はここ数年、記憶にないくらい。

 私はといえば。昨日、お祭りを見に実家に行っていた母を迎えに車を走らせてたときがちょっと怖かったです。
 うっかり選んだ道が…ところどころ冠水してたり、「この山を越えたら…」とふんばってアクセル踏んだところで、「通行止め」。もっと手前で通知してほしかったよ…。
 迂回路がさらに高いところを走っていて怖くなったので、結局紫波町まで戻って456号を南下。ここも冠水してたところがあったりして。
 まあなんとか母を拾って盛岡へ帰り。「ファースト・キス」の最終回を見てたら、盛岡市内北西部に避難勧告のテロップが流れ、びっくり。
 今朝は紫波町の道路をバイクで走っていた男性が転倒、流されて行方不明のニュース。

 うーん。こう書いてみると、危なかったかも…。気をつけなくては。

 画像なしだと寂しいので、椋ちゃんちのゆ~さんからいただいたお見舞いメールにあった巴ちゃんに登場してもらいました。ありがとうございます!
by amemiyataki | 2007-09-18 10:52 | 日常

関係修復中

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リカバリープラスが届いた


 ロンドンから発送したとメールがあってから一週間で届いた。アルコールフリーなのが何よりもありがたい。自分に使ってみたら、ほんのりフルーツの味がするくらいでほとんど気にならない。口脇を開けてたきの歯茎(粘膜)に向かってシュッと3日間、やってみた。水を吹きかけられたのとほとんど変わりない反応。「何するにゃ」と多少びっくりするものの、平気。よし。

 先週の初め、たきの右わき腹のあたりにへこんだように脱毛の筋を発見。見ていると、廊下のお気に入りの場所で、壁を左側にしてもたれて横座りし、自分の体の右側の部分をしきりにグルーミング。毛をむしりとっていた…。

 たきは大丈夫。たきと私の信頼関係は絶対。とたかをくくっていたのが間違いだった。甘えていた。
 こういう危機は過去に一度。たきが3歳のとき、涙が止まらない時期があった。このときはストレスを取り除いたことで解決。猫を3匹、一時預かりしていたのをギブアップしたのだ。

 今回は…。

 先週は特に忙しかったのだけれど、「大丈夫」とたかをくくってたきに甘えていた。けれど、それまでの蓄積がとうとう限界に達した…という感じ。
 たきは急によそよそしくなった。「あきらめた」というか、私に近づかなくなった。喉を鳴らすことも、ふみふみすることもなくなり、鳴き声もあげず。

 まずい。

 関係を取り戻さなくては。土曜、病院に連れていったものの、患畜が多すぎて私が具合が悪くなってしまった。たき以外すべてわんちゃんで、しかも子ども連れの親は子どもを叱り、ひとりの老婦人が「お座りっ、お座りっ」と叫びながらわんちゃんをぽかぽか音が出るほどたたいているのを見るうちに貧血を起こしそうになってしまった。
 先生にカーボベジをもらって気持ちが回復したけれど、あまりの混雑に恐縮してしまって爪きりと肛門腺しぼりだけしてもらい、帰宅。

 とにかく、この週末になんとか再び、たきの信頼を得よう。
 悲しみのレメディはイグネシアとナトムール。ヒステリックとも違う悲しみの表現。「みじめ」、ナトムールをあげてみた。
by amemiyataki | 2007-09-18 08:43 | 日常

ほぼ日手帳2008

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ヴァンサン ちょっと情けない顔


 ヴァンサンは表情が豊かだということに、遅まきながら気がついた。けっこう、気持ちが顔に表れてる。人間っぽい。「普通に抱っこできる」とみんなが言う。私は抱っこできない~(涙)。まあ、いちばんケアしてないからなあ。

 2005年8月、とあるお寺の庭で生まれたヴァンサン。4きょうだいの何番目かは不明だけれど、一緒に生まれた2猫は亡くなり、妹のミレーユとふたり、母猫に寄り添って生きてきた。その年の11月保護。母猫は不妊手術をしてリリース。同じ、白が多い白黒猫。里親募集中。

*****

 仕事はダブルは当たり前。トリプルとなると、ちょっときつい。昨日、ようやくトリプル状態が終わり、やれやれと息つく間もなく、またトリプルとなる。「ハッピーマンデー」のカレンダースケジュールは、ちっともありがたくない。平日が少なくなる分、しわ寄せが来る。しかも今月は三連休が2つも。ぐはー。

*****

 そんなときに限って、逃避癖が出てくる…。知人のブログで知ったほぼ日手帳2008、つい注文してしまった。

 手帳も腕時計も。ケータイを持ち歩くようになってからは持っていない。一時期、スタイロファクスのシステム手帳を5年ほど、リフィルを足し足ししては使い倒したのが私の「手帳人生」。
 ほぼ日手帳の中身をクリックするうちにワクワクしてきて、つい。しかし、注文するまでエラーが続いて、えらく時間がかかってしまった…。待ち遠しいなあ。使いこなせるかなあ。
 てか、もう今年もあと3ヵ月ちょっとなのね…。「どんど晴れ」も今月で終わりだし。しかし、ミッキーの髪型が気になるのは、わが家だけ?
by amemiyataki | 2007-09-12 02:36 | 日常

アフィリエイト報告

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8月分(「前月」の欄)報告


 アフィリエイト。ご協力ありがとうございます。
 以前のペースは半年に1回、5000円が報酬として振り込まれていましたが、このブログでアフィリエイト参加を報告してからは振込期間がぐっと短縮されたような気がします。正直、とても助かります。アフィリエイトリンク作成など、工夫の余地あり。これは自分の課題。

 心から感謝申し上げます。
 
*****

 左サイドバーにリンクしていた里親募集2件、無事にめでたく縁組成立したとのことでリンクをはずしました。応援ありがとうございます。
 新しく、ねこじゃらしさんのリンクを貼りました。石川県です。プチポンから猫をもらってくださり、かつ、ご自身も里親探しをしています。応援よろしくお願いします。

 mito_and_tanuさんから。nakonakoさんが募集している白黒猫さん、お問い合わせをいただいているそうです。良縁に結びつきますように。
by amemiyataki | 2007-09-06 10:33 | 日常

秋の入り口

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夏から秋へ


 9月2日(日)午前、6時半ころにこっこちゃんが亡くなったと、空蝉さんからメールが入る。金曜から心配で実家に泊まり、眠れない夜を過ごしたそうだ。もうダメかな…と思ったけれど、土曜はミルクを飲み、おやつのカツブシを少し食べ、すやすやと寝たそう。
 明け方4時くらい、空蝉さんが気づいたときはトイレのところでへたりこんでいて。6時に空蝉さんのお母さんが町内会の草取りに行くまで、お母さんの隣で休むこっこちゃん。
 お母さんが出かけ、それから部屋の隅に行きたがるこっこちゃんを、空蝉さんは箱に入れてあげた。こっこちゃんは2~3回呼吸して、動かなくなった。

 「声も出さないで苦しそうな感じはありませんでした。母は最期を見なかったけど、それで良かったと思いました。驚きの生命力で動いて、最後の最後だけ寝てましたが、明るい性格のとおりの最期だなあと思いました。幸せだったかは定義付けできないけど、ご機嫌だったと思います」


 こっこちゃんのように行き倒れていたわけではないけれど、空蝉さんのお母さんは、同じように行き場がなかった「もみじ」を大切にかわいがってくださり、看取ってくださった経緯がある。もみじの譲渡に私は深くかかわっただけに、申し訳ないという思いをずっと引きずっていた。保護主の情報とは裏腹に、もみじは白血病キャリアの高齢猫で、もらわれて3年後、空蝉さんのお母さんに見送られて永眠した。この3年は何ものにも代えがたいほど、もみじには最高にすばらしい月日だったと思う。

 こっこちゃんを実家に引き取ると空蝉さんが言ってくれたとき、またお母さんを悲しませることになる…それが怖かった。それでも、プチポンにいるよりは。看取るつもりで連れていくから、と言ってくれる空蝉さんにこのときも甘えた。

 プチポンの保護猫は、ほとんどが元・野良だ。人との触れ合いに馴れていない猫たちが、プチポンを経て、もらわれていく。いわばナーサリー(保育園、育児所)のようなものではないかと思う。子猫はほとんど問題ない。すぐ人に馴れ、もらわれた先でもすんなりいく。こぶちゃんやヴァンサン、ミレーユのように保護がちょっと遅い、生後4ヵ月以降の子猫だと人馴れには時間がかかる。去年9月に保護したちゅらの子どもたち、ミニョン、ひばりもそうだ。
 それでも、彼らも彼らの時間の流れ方で、人とのコミュニケーションに馴れていっていると思う。

 野良歴が長いおとな猫。これはちょっとやっかいだけど。それでも、外にいる生活から「本当の家=家庭」にたどり着くまでの、プチポンは保護場所だ。ここで初めて、人との触れ合いを体験する。こちらとしても、「外にいるよりはましだよね」と、気持ちがまあ落ち着く。

 いちばんかわいそうなのは、人とのふれあいを知っている、捨てられたおとな猫だ。ちいちゃん、ななぼ、こっこちゃん。人にかわいがられることを味わった猫は、プチポンにいても寂しい思いを味わうだけだ。これは、こちらとしても相当つらい。確かに、病院から退院してプチポンに来てみたものの、こっこちゃんの居場所は「ケージ」だった。ケージ飼いが悪いとかそういうのではなく、人の手が足りない場所で、しかも他の元・野良たちとは相容れない状況下で、元・家猫の居場所は見つけにくいということで。
 それが忍びなくて空蝉さんは連れ出してくれたわけで。そしてこっこちゃんはそれから1年、文字どおり、ご機嫌な時間を味わった。



 3日(月)午前9時、こっこちゃんを荼毘に付す。05年に亡くなったたみお、ジル、そして今年、短すぎた生を終えた大河星河のキジトラ兄弟子猫が眠る、同じ場所に。ほかの大勢の犬や猫たちが眠る場所に。

 そばを流れる小川のせせらぎが、なんだか不思議だった。たみおのときのような夏の日差しではなく、ジルのときのような一面の雪景色でもなく。ただただ、静かで穏やかな、秋の入り口のような、そんな朝だった。

 こっこちゃんを託し、グレを歯石取りで病院に預け、先生にこっこちゃんのことを報告し、お礼を言い、朝食にパンを買い、戻ってきたときにはすでにこっこちゃんの火葬は終わっていた。バッグに詰めた「アニマル・コミュニケーター」も「老子と暮らす」も読むまでもなく。

 骨を拾いながら、係員の女性となんとはなしに話をする。

―先月は、わんちゃんがとても多かったんですよ。
―そういえば、病院の先生が犬の熱中症がとても多かったって言ってましたっけ。
―今年の夏はとりわけ厳しかったですものねえ。
―厳しかったですよねえ。


 動物にとっては時間は長さではなく、質だと、「アニマル・コミュニケーター」の著書が言っていた。著者は、亡くなったペットの声を聞く相談はほとんど受けないそうだ。例外的に、気持ちの整理がつかない飼い主のためにコミュニケートをすることがまれにあるだけ。

「亡くなったら、そこにあるのは愛だけだから」

 少しばかり不自由だった体を脱ぎ捨て、こっこちゃんの魂は自由になった。いつかまたどこかで会えたらいいね。いまはまだ悲しいけれど。そのときは、少しは大きな体になって、でも相変わらずご機嫌な猫でいるのかなあ。

 バイバイ、こっこちゃん。ありがとうね。

*****

 お悔やみのメール、ありがとうございます。応援くださった方々にも、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
by amemiyataki | 2007-09-04 08:21 | 日常

アニマル・コミュニケーター

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まだまだでつね(ちー)


 寒い。昨夜帰宅したら、母がオイルヒーターをつけていた。「つっこ(ちー)が殿様のようにのびてたっけ」
 猫は寒がり。オイルヒーターそばのピンクの座布団の上で、ちーはだら~んとくつろいでいたそう。特等席を奪われておもしろくないたきは、母のベッドに。

 早くも秋の長雨的な天気。秋彼岸が過ぎ、やがて雪が降り…長い長い岩手の冬がやってくる…。「じき正月だ」と母は最近、しきりに言う。早すぎだよ。でも、気持ちはわかる~。四季ははっきりしているものの、盛岡は半年、冬じゃないかって気がするのよね。

*****

 金曜、グレとぜんの通院。ぜんは50g増えて5.5キロ。ふたりともインターフェロン、そして今回、ぜんはエイズノゾは処方されず、2種のレメディ。グレは採血してもらい、歯石取りの予約をとる。レメディはエイズノゾを含め3種。

*****

 こっこちゃんがいよいよ危ないかも…と空蝉さん。火曜の通院(インターフェロン、お灸、栄養剤、レメディ)から帰ってきてから、まったく食事をとらないという。火曜のこっこちゃんはやせ細ってはいるものの、元気だった。全身に黄疸症状が現れ、後頭部にできたハゲの部分(猛暑を避けるため入院したのだけれど、よほど家から離されたのがいやだったのか)までもが黄色だった。
 通院時に受けるダメージを考えると、できれば家でそっとしておきたい。そうだね。
 自宅点滴とレメディ。後はこっこちゃん次第だ。
 去年の7月、駐車場のタイヤ留めを枕にして行き倒れていたこっこちゃん。近づくと頭をもたげ、慌てて用意したドライフードと水にありついた。「食べたい」「生きる」。こっこちゃんのメッセージはシンプルでまっすぐだった。
 それから空蝉さんのお母さんのもとで快適猫ライフを満喫できようとは。「嬉しい」「楽しい」。小さな体で伝えてきたこっこちゃん。人生(猫生)はわからない。まさかこんなビッグサプライズ、おまけの余生が用意されていようとは。
 充分だよね。
「自信を持って(こっこちゃんは今)幸せだと言えるから」と空蝉さん。

 どうか時がやさしくありますように。

*****

 グレは流動食。痛いところに食べ物があたると「ギャッ」と悲鳴をあげ、飛び上がり、食べるのが怖くなってしまうという。たぶん、グラグラになってる歯もあるのだろう。食欲はあるので、ドライをすりつぶしたり、飽きのこないようバリエーションを考えて…など、みんなで工夫している。
 デビフのカロリーエースをペロリと平らげたのを見て、鶏卵をあげてみることを思いつく。

 ちょうど、おいしっくすのおためしセットが届いたばかり。その中の黄身濃いし(濃厚な新鮮たまご)を使って、人間の朝食にズッキーニ、カラーピーマン、玉ねぎを入れたスペイン風オムレツを作ったところ、大感激! 色取りの鮮やかさもまた、元気にしてくれる。
 コロンビアのバナナも「こういうのが食べたかった!」と母が懐かしがり、まいたけも味噌汁の具に使い、シャキシャキ感に感動。会員になるかどうか迷い中だけど、このくらいの量はお手ごろだし、なにより、おいしいものをラクに手に入れられる、味わえる喜びはありがたい。

 このたまごの黄身を手のひらにとると、ずっしりと重い。それだけを(グレが)食べてくれるかどうか心もとなかったので、いつものネコちゃんの牛乳をまぜ、レメディと溶かした水をさらに加えてあげてみた。グレはおいしそうに全部なめた。

※衰弱しているときの栄養の取り方などを書いた過去ログはこちら。口から取れる栄養は大事。卵の黄身の栄養価はかなり役立つこと。できれば抗生物質を使わない、自然卵を。
そういえば、牛肉だったか馬肉だったか、生食は歯石(歯垢)がつきにくいと、どこかで目にしたことがあったような。

 ネコちゃんの牛乳を教えてくださったmito_and_tanuさん、おいしっくすを教えてくださったかぁちゃんさん、ありがとうございます。

 mito_and_tanuさんのブログにある里親募集、よろしく! あぶちゃんに似てる~。

*****

「最近、アニマル・コミュニケーターに興味がある」と、猫友からメールをもらってから、偶然、アニマル・コミュニケーターという本を手にする機会を得る。おもしろい。するすると読める。

 スピリチュアルな話ばかりかな~と思ったけれど、今のところそういう話はなし。「動物サイキック」という肩書が不思議だけれど、著者の経験談、エピソードなどは「なるほど~」と、飼い主ならほとんど、うなずくもの、参考になることが満載。

 ショーに出たがらず、臆病なアビシニアンには「あなたは特別。特別な首輪を用意してあげるわ」と伝えると、「きらきらしたきれいな首輪をお願いね」と返事が返ってくる。それを聞いた飼い主はラインストーンの首輪を購入。アビシニアンは自信にあふれ、「自分は特別」という気持ちが満たされる。ショーでも飼い主とともに受付係を一緒にするようになり、人から注目されることが大好きになったという。

 家具を傷つけたり、問題行動を起こす猫とのコミュニケーションのとり方。たとえば、「○○をしてはダメ」と、ネガティブ(否定的)な言葉をいうのではなく、あくまでポジティブに。噛み癖のある猫に「噛んじゃダメ」の代わりに「やさしくしてね」と伝えたら、ぴたりと噛み癖が止んだとか。

 例えば、「猫刑務所」の話。
 叱っても、脅しても、霧吹きで水をかけても効き目がなかった、「ガキ大将」のトーマスという猫の場合。

 ビールなどを入れるプラスチックのケースを逆さまにして、家の中の一番目立つところに置きます。トーマスがいけないことをしたら、いったんやめさせてから「次にそんなことをしたら刑務所に入れるからね」と言うのです。その機会はすぐにやってきました。私はトーマスに、「次は刑務所に入れるよ」と通告しました。トーマスは変な目つきで私を見ながら、そのときはミッシーを追いかけるのをやめました。
 ところが四、五分もすると、またトーマスはミッシーを追いかけ始めました。そこで私はトーマスをつかまえると、部屋の真ん中にあるビールケースに入れました。すると、すぐに家中の猫が、トーマスを見に出てきました。一番弱虫の猫まで出てきています。トーマスが非常に恥ずかしい思いをしているのはあきらかでした。そして十分後には檻から出してやりました。
 その後トーマスは二度ほど刑務所に入ることになりましたが、それで充分にわかったようで、その後は他の猫を追いかけるのをやめました。何年か後に、トーマスがまた同じことを始めそうになったときには、私が「刑務所に入れるよ」というと、慌てて追いかけるのをやめるのです。
 この方法を用いるときには、<刑務所>にいる時間を短く切り上げることが大切です。そして当然のことですが、普段猫を入れて運ぶカゴを刑務所代わりに使ってはいけません。暗いところや、完全に被われたものに入れるのもよい方法ではありません。そういう場所は猫にとっては快適な場所ですから、罰効果はありません。
 ビールケースを使うのは外から見えるからです。目的は、悪いことをした猫に<恥ずかしい思いをさせる>ためにあるのですから、部屋の中央にあり、外から見えることがポイントです。そして実行する前に、猫に「もう一度そんなことをしたら、刑務所に入れるよ」と知らせておくことが大切です。


 コミュニケーションのとり方は「写真会話」だそう。イメージが伝わってきて、こちらもイメージを伝える。双方向の交信。動物たちが伝えるメッセージはシンプルで純粋。

「一緒にいて幸せ?」「どうしてほしい?」ということを聞きたい、知りたい飼い主のなんと多いことか。

 2匹の猫と暮らす訳者の文体もさることながら、著者のごく当たり前の考え方が共感を呼ぶ。


 そして今朝。朝食をとっているとちーが足元に近づき、にゃー!と声をあげる。

「どした、ちっちゃん。遊びたい?」

 ふと、頭の中に羽根のおもちゃをイメージし、ちーの顔を見つめる。
 見つめられてちーはどぎまぎしたのか、視線をそらし、すたすたとその場を去った。
 どうしてほしかったの~、ちっちゃ~~ん。
(たぶん、遊んでほしかったんだと思うんだけど、まっすぐ見つめたのがまずかったな…)

 気持ちを伝え、伝えられ。

 それは人とのコミュニケーションでもそうだと思う。あれこれ考えすぎて偏見の雪だるまをつくらないように。言葉どおりに受け止めていいと思う。

 猫に教えられることは本当に多い。
 
 
by amemiyataki | 2007-09-01 11:46 | 日常