<   2008年 09月 ( 15 )   > この月の画像一覧

冬の気配

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森修焼のワンディッシュプレート(さくらももこ)



 9月27日(土)、岩手山に初冠雪。「岩手山にかかる虹を目撃!」と、アイさんからメール。夕方にはサヴァさんも「私も虹を見ました!」とメール。
 この日の朝の最低気温は盛岡が6度。すでに晩秋の様相。こたつはとうに使用。夜は湯たんぽ。

 母の誕生日プレゼントは画像のお皿。有害物質をいっさい含まないとかで、ペット用フードボウルもあります。「これで食べると、料理の味も全然違うのよ~」と、自然食品のお店で言われたのだけれど。実際に、自然塩を森修焼のお皿と、そうでない皿にのせて味見をしてみてと言われたのだけど…よくわからなかった。うーん、そういえばまろやかになったような気がしないでも…という感じ。まあいずれにせよ、さっそくわが家の朝食に活躍してくれている。トースト、ぶどうジャム、おからのサラダ、きゅうり、レタス添えをのせての朝食。おからのサラダはやはり「きょうの料理」にのってたレシピで、フライパンでおからを乾煎り。その際に(たしか)鶏がらだしとお酒で味付け。牛乳、マヨネーズ、塩、こしょう、粒マスタードの調味料とおからを混ぜ、ミックスビーンズも混ぜて出来上がり。本多京子さんのレシピ。

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 28日(日)。バイト料も入ったことだし、秋冬の靴を買おう。ということで出かけた。撥水加工だの完全防水だのいっても、なんだかんだと水漏れしない靴はない。頑丈な靴が欲しい。と、エーグルのラバーブーツ(ショート)を試着。これがまたすごかった。さすがエーグル。乗馬靴にもなるというすぐれもので、ゴムといっても見た目、革のようで高級感が漂う。しかしお値段が……。うーんうーんと唸りながら、今回は見送り。誇りを持って商品を勧める店員の応対に好感。私より母のほうがノリノリで、あれこれ履いてはしまいには子供用の長靴まで履いて楽しんでいた。

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 夜、ブロンテ一家の相手をしていたら、「何やってるの?」とおじさんに声をかけられた。「…野良猫にごはんを…ちゃんと片付けますので」と言ったら、「そでなぐて(そうじゃなくて)、それ、何?」と、皿に盛った缶詰を指差した。「缶詰です」「ああ、そう。おれだちもときどきキャットフードあげてるおんや」

 人の良さそうなおじさんで、ブロンテ一家のことを知っていた。いわく、4月にシャーロットがそこに捨てられて、飼い主をさがしたけれど見つからなかった。そうこうするうち、エビゾーとの間に子猫が3匹生まれてしまった。「これは手ごわいねえ」と、シャーロットを指しておじさんは言った。「人さ捨てられたことを覚えてるがらな」そして、グレコを指差し「あれは弱いな」。

 冬になったらどうしたらいいんでしょうねと言うと。「そっだなごと考えてもしがだねさ。なるようにしかならねがら」
 適当にしてな…と言って、おじさんはいなくなった。

 初めのころより、ブロンテ一家の食べる量は減った。つまり、複数の餌やりがいるということなのだろう。けれど、それぞれの餌のあげ方はどうなのだろう。充分、とはいえないような、私も含め、無責任な餌やりが情に流され後ろめたさを感じつつ、あげているのだろう。

 動物愛護週間にちなんで、朝日新聞の天声人語欄に猫のことなどが書かれていた。人間の都合で保健所に送られ、殺処分される犬猫がなんと多いことか。筆者は特別、動物好きというわけではないようだが、こうした人の所業を、「同じ人として恥ずかしい」と言いきった。同感。
 猫保護をしていると、たまに「よっぽど猫が好きなのねえ」と言われることがある。好きとか嫌いとかいう問題ではない。同じ人として恥ずかしいのだ。猫を捨て、野良をつくる人間が、本当に恥ずかしい。

 どんな環境にあっても、猫はただ、それを受け入れその日その日を生きている。その姿を見てあれこれと人間は迷い、悩む。なるようにしかならない。そのとおりかもしれないけれど。

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 北海道発、里親募集していたリクオくん、大吉くんはめでたく縁組成立しました。リクオくんの様子はブログ猫田大学をご覧ください。大吉くんの様子はブログにゃんだふる★でぃずをご覧ください。こちらでは飼育放棄された白猫チロルくんの里親募集もする予定だそうです。


以下、プチポン保護猫ではありませんが、里親募集リンクです。
気になる子がいたら、ぜひお問い合わせを!

千葉県発 さびの「さむ」ちゃん♀ 三毛の「さぁ」ちゃん♀きょうだい
保護主ふぁんじにさんのブログはこちら

岩手発 白黒長毛のチロリンちゃん♀

千葉県発 犬の「ゆき」ちゃん♀

名古屋発 茶白の平八郎くん♂
ブログへいちゃんのおうち探しも見てね

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隻眼の光くんを捜しています石川県金沢市


プチポン逗留中、ヒゲゾウ氏の古巣のSOSです
バナーをクリックしてぜひご覧ください


by amemiyataki | 2008-09-29 00:06 | 日常

彼岸明け~We are all alone.~

 9月25日は母の誕生日だった。がしかし、大腸検査を翌日に控えた母、この日は一日、処方食+腸をからっぽにするための下剤。
 およそレトルトやソイジョイのような簡易食(なんというのだっけ?)をほとんど食べ慣れていないものだから、意外なおいしさにハマっていた。「こんなに美味しいコーンポタージュ、食べたことない! しょっぱいけど」とか。
 検査もあっという間に終わり、結果、腸の一部が細くなっているところがあり、それで便秘になると痛みを伴う…ということがわかった。ほかは問題なし。便をやわらかくする薬など2種類が出た。恐ろしい薬の数になってしまった。しかし、まあよかった。
 昼は一日遅れの誕生日祝いということで、お寿司の外食。

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左・梅吉♂ 右・小梅♂



 小梅はすっかり甘えん坊の馴れ馴れ猫になった。表情が見違えるほど。育ての兄、梅吉とともに。

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小梅♂(体重800g) 里親募集中 問い合わせはこちらから


 25日朝、小梅の兄弟が捕まった。猫苦手の発見者が捕まえたそうだ。えらい。残るは母猫の不妊手術。

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小梅の兄弟(おそらく兄)、すもも♂ お見知りおきを



 小梅より大きく、そして小梅より人馴れ早そうな感じ。表情がある。回虫がいたのと保護したてということでケージ隔離しているけれど、明らかに小梅を認識し(小梅も)、しきりに手を伸ばし、そばへ行こうとしていた。がんばるのだ。なんて幸運な野良兄弟。

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 ブロンテ一家のことを書いているせいか、最近、野良猫相談のメールが多い。匿名だったり、内容が曖昧だったり、名前があってもどのへんに住んでいるかとか情報が欠けていたり…だと、返信する気力が萎えてしまう。場合によっては電話で受け答えしたほうがいい場合もあったりするので、ケータイ番号欲しいなあと思ったりもするけれど(返信するとき、私はほぼ自分のケータイ番号を明記しています)。
 こういうことは自分の「覚悟」と「家族の理解」が必要だと、つくづく思います。どこまでできるか。私自身、これはたえず自問していることでもあり(特に自分の覚悟)、家族の理解を得る努力は怠っているのでどうしても自分の行動がいびつになっています。代わりに、プチポン友の理解と協力に頼るところ大なわけで。



 例の荒川区の条例案のおかげで、さっそく巷では「野良猫に餌をやったら罰金5万円」というフレーズがひとり歩きしているようだ。今日も、「野良に餌をやったらいけないんですよね?」と、猫好きのクライアントに聞かれた。彼女にも気になる野良猫がいて、こっそり餌をあげているという。
 「最後まで責任がもてないなら、餌はあげないべき」。そうかつてはっきりと言ったことがある。当時はほとんど何もわかっていなかった。今もたいして変わっていないかもしれないけれど、今はそう簡単には言えない。命をつなぐために、あげていいのではないか。野良をつくったのはほかでもない、私たち人間なのだから。
 他人に迷惑をかけないように。そして自分も社会人として、社会生活をまっとうに営み、せめて他人から後ろ指をさされないよう、しっかりと生きる。芯を持つ。逆切れはせず、悲観的になりすぎず、明るく、周囲を汚さず…自分ができること、しなければいけないことはたくさんある。己の姿勢次第で、相手もまた、変わってくるのではないか。相手の気持ちを動かすこともできるのではないか。いい方向に。わからない。怖い。不安。
 野良猫問題は人間対人間のトラブルに直結する。相手の感情をどう受け止めるか、自分に何が、どこまでできるか。絶えず自問し、考える。


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団子三兄弟(手前からグレ、トリノ、ななぼ)


 盛岡はいきなり寒くなった。ペットヒーターを出したら、その上に三つ巴状態。暑い夏はあっという間に過ぎ、また長く寒い冬が来るのだ。光熱費のことを考えると気が遠くなる。

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いただきもののトルコ桔梗


 空蝉さんが道の駅で買ったのをおすそ分けしてくれた。思いがけず、母への誕生日プレゼントになってラッキー(おい!)。母に渡したら、「きれいなチューリップ!」(マジで??)。
 「…みたいな、えーとほら、なんだっけ」
 「トルコ桔梗」
 「そう、それそれ。さすが空蝉さんはいい目をしているねえ。こんなにきれいなの見たことない。
 年の頃なら十八歳!」(なんかオヤジくさいなあ)

 サンキュー、空蝉さん。



ほのかちゃん



 02年、県南のほうで「レジ袋に入れられて捨てられていた」子猫兄妹2匹。動物保護団体に持ち込まれ、里親募集を代行し、縁組成立。妹のノースは「ほのか」とかわいらしい名前をつけてもらい、福島へ。兄のほうは妹より遅れること数ヵ月、和賀町へともらわれていった。福島へは、空蝉さん、Nくん、7くんのチームが届けに行ってくれた。
 もらわれて6年。ほのかちゃんがFIPで逝く。里親のSさんはこの夏、ほかにも愛猫をFIP(猫伝染性腹膜炎)で亡くしている。悲嘆はいかばかりか。
 この画像でノースを見初め、Sさんは問い合わせをくださった。一緒にもらわれたさくらともども、本当にかわいがり、慈しんでくださった。本当にありがとうございます。今は悲しみでいっぱいかもしれませんが、ほのかちゃんがSさんのもとで過ごした歳月は、間違いなく幸福に彩られたものでした。感謝をこめて。
by amemiyataki | 2008-09-27 00:04 | 日常

彼岸中日

 実りの秋。お墓参りで遠出したら、帰り道、道の駅が点在する396号(通称フルーツロード)で思いがけず渋滞に巻き込まれる。あちこちの道の駅でイベントがにぎにぎしく開催されていた。バイトに間に合うか?と一瞬焦るが、どうにか間に合った。

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ぶどうジャム


 いただいたぶどうを、「きょうの料理9月号」を見て、母がジャムにした。美しい色合い。でも、これって…すんごく手間がかかったのでは……案の定、種をとったり濾したりとえらく大変だったらしい。帰宅したら母、ぐったりしていた。「多紀ちゃんも作ってみて」。遠慮します。

 ありがたいことにバリバリとバイトの私を起用してローテーションを組んでくれていた人が産休に入ったため、就労時間が大幅に減った。13~22時間前後の減。上司が代わるとこうも違うものなのか。1日4時間が3時間になった(もともとそういう契約だったのだけど)。ただし休みの日はこれまで以上にタイトになったので、今回は25日勤務。しかも、その休みの日は本業優先の日なわけで、完全オフがない状況。バイトの3時間労働というのは確かに体がラクで助かる。でもなあ。複雑。あいた時間をうまく使えるかというと、そうでもない。細切れ労働みたいなものだから、うまく切り替えられるかというとこれも疑問。休めるかというと……それも疑問。よくわからない。ま、なるようにしかならないべ。

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小梅♂ 里親募集中



 先生から「がび~ん!」とメールが届く。「小梅 オトコでした~~。しかもタマタマ1個しかないし~~~」
 そうか、キミは男子だったか。名前は変えなくていいんですかと聞くと、このままでいいとのこと。今ではすっかり馴れ馴れの甘えんぼで、やはり小梅の存在に馴れた盲目の梅吉が、弟分の小梅をスパルタ教育しているそうだ。ふたりが並んでごはんを食べる写メが届く。後日アップします。

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 最近のちょっとしたマイブームが懐かしの「アーモンドケーキ」。ハマる。

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 今夜は、もしかしたらちびヴァンとドットちゃんの父親か?みたいな猫と遭遇。飼い猫の放し飼いか、半野良の飼い猫か。毛並み良く、生粋の野良とは明らかに違う。
 そういえば、最近はエビゾー、シャーロット、グレコの3匹が待っていることが多い。ちびヴァンとドットちゃんは遅刻組。3匹が食べ終わり、しばらく待って今夜はダメかなと店じまいを始めるころにちびヴァンとドットちゃんが駆けてくる。グレコの毛並みはエビゾーに似ている。エビ&シャー&グレコが親子で、この白黒飼い猫?&シャー&ちびヴァン&ドットちゃんが親子? わからない。わかったところでどうというわけでもないのだけれど。
 ちびヴァンはでかくなった。ドットちゃんも。グレコも成長してきた。
 明日の朝の最低気温が11度という予報。この夜の吹く風は秋の冷たさだった。
 なるようにしかならない。精いっぱい生きろと願う。力を貸してとガーディアンに頼む。

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 プチポンから「ベル」あらため「にゃむ」をもらってくださったねこじゃらしさん。現在は猫の保護ケア、里親募集に大忙しです。ねこじゃらしさんが里子に出した隻眼の光クンが8月から里親さん宅からいなくなり、今も行方不明です。
 石川県金沢近郊の方、どんな小さな情報でもかまいません。どうか周辺を気を配って見ていただけないでしょうか。よろしくお願いします。捜索記事はこちら
by amemiyataki | 2008-09-24 01:45 | 日常

秋彼岸

 東京都荒川区で「野良猫やカラス、ハトなど飼い主のいない動物に餌を与えたり、自宅にごみをため込むことを罰金付きで禁止する条例を制定すると発表した」という新聞記事を読む(9月20日)。区内の男性が約5年前からほぼ連日、自宅周辺で生肉をまいてハトや野良猫に与えていたが、今年夏ごろにはカラスも集まり始めた。苦情が相次いだため、条例での規制を検討。罰則付きの条例は全国初、とのことだ。従わなければ氏名公表。
 こちらに関する区のパブリックコメント募集はこちら

 他人に迷惑をかけてはいけない。社会生活を営む者として守らなくてはいけないルールだが、なんとも暗い気分になる。

 ブロンテ一家とかかわり始めて2ヵ月になろうとする。20日(土)はまた別の餌やりさんを見た(車の中から)。怪しい動きをするなあと思ったら、案の定、ブロンテたちに餌を歩きながら投げていき、歩き去った。近づいて見ると暗がりでよくわからなかったがゼリー状の何かにこごりのようなものだった…。ほうっておけなくて心配で。餌をやるのはいけないことと承知の上で苦肉の策で。ということなのだろうけど、なんだか悲しくなった。地面に投げられたそれを食べるブロンテたちの姿にも。

 野良猫の存在は、もとをただせば不妊手術をしないで放し飼いにしたり、捨てたりした結果だ。

 たとえば、野良猫をこれ以上増やさないためにできること、という観点から何かできないものだろうか。猫を飼っている飼い主の管理(届け出制、不妊手術の有無、室内飼いをしているかどうか)。

 どうしたものかと、考える。

 21日(日)は雨上がりの曇天。こうした天候不良のときは出席率が悪い。この夜はエビゾーだけ。もしかして、シャーロット親子には雨露をしのげる家があるのだろうか。わからない。

 自分がしていることが、誰かの不快をかっていることにつながるのだと思うとどうしたものかとまた考える。

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 朝日新聞で紹介されていた「のら犬・のら猫」(鴨居羊子コレクション)をアマゾンで注文。楽しみだ。

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 21日(日)午後、不意の来客。毎年、この時期になると必ずぶどうを届けてくださるFさんだった。かつて父の同僚だった女性。父が亡くなって14年、欠かさず訪れ、仏前に供えてくれる。80代でかなり体も不自由になったようだけれど。外に車を待たせていて、すぐに帰ってしまうけれど。ふと母が「貫きとおせば本物だっていうよねえ」としみじみ言い、驚いた。ちょうど久居さんのところでまさにその言葉に出会ったばかりだったので。
 たぶん、故人日々に疎しでほとんどの人が忘れ去っていくのに、Fさんだけは律儀にも14年間、毎年こうして手を合わせに来てくださる。そのことが純粋にありがたい、ということだったのだろうけど。Fさんってお父さんのことが好きだったとか…? という言葉はなんだか不謹慎のことのように思えて言葉にならなかった。代わりに。

 「お母さんって、何か貫きとおしたことってある?」
 「ない。多紀ちゃん(私のこと)だってないでしょ、飽きっぽいし、いい加減だし」

 はい、そのとおり。あ、でも社会人になってからずっとメインで働いている業種は同じだよ。それではダメかなあ。年々、先細りになっているような気はするけれど。

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 ニトリから、椅子3脚がようやく到着。てきぱきと組み立ててくれて台所に設置してくれたまではよかったけれど。1脚、傷がついていて納入できない、とのこと。なんで??
 結局、2脚置いていき、残りの1脚は11月の配送になるという。こんなのありなわけ? 傷の具合を見せてもらって場合によってはディスカウントしてもらってそのまま納入もあったのでは…と後で思う。人気商品で在庫がなくて…ということだったけれど。
 新しい椅子で、さっそくたきが居眠り。気に入ってくれてなにより。
by amemiyataki | 2008-09-22 02:11 | 日常

寝待月

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小梅♀ 生後2ヵ月くらい 里親募集中


 お問い合わせはこちらから。
 さすがこのくらい小さい子は人馴れが早い。すでにぐるぐるにゃーんと甘えるようになったそうだ。でも私が近寄るとシャーッ…。一緒にいる梅吉は視力がないだけに最初、「新しい何か」に警戒していたそうだ。私が見たときも耳が飛行機になっていた。
 小梅が堀北真希ちゃんに似ている…というご感想も届く。

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 今夜はダメダメな昨夜の次の日にもかかわらず、全員出席。グレコも来て、しきりに空腹をアピールしていた。よかった。
 今夜初めて、ほかの餌やりさんと遭遇した。車のエンジンをかけたままドライフードをぽいぽいと投げているのを見て、思い切って声をかけた。野良一家のことは、こちらより事情を把握していないようだった。
 自分とその人と…していることに大差ないな……と、同じ「無責任な餌やり」という立場に気持ちがさらに下向きに。

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 のり(4.55キロ)とモリ(2.05キロ)とぜん(4.9キロ)の通院。のりはだいぶ良くなったが、まだ洟垂れ。モリは39.6度と前回の39.2度より高く、「熱のある子は慎重に(焦らずに)」ということで、引き続きケージ管理。ぜんは食欲なしということで診てもらったが、口内が少し赤くなっていて、そのせいで食べにくくなっていたのだろうとのこと。

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 クライアント先に、かつて高校・大学と同じクラス・学部だった同級生の娘さんが入社。うはー、○○○の娘がクライアントになってしまったか~~。おそらくすでに先方も知っているんだろうな。やりにくい。手こずっている。要領悪すぎ。ついあれこれ言いたくなる。意地悪おばさんモード。新人教育、という立場ではなく、相手はあくまでクライアントだ。たぶん、こちらのひと言ひと言に傷ついているんだろうなあ。でも明日も言っちゃうよ~。早く馴染んでおっきく成長してください(希望)。人の名前を朱書きすんなよ…と思いつつ、こういうことは内部で誰も教えないんだろうなあ。

 餌やりの猫おばさんに意地悪おばさん。年をとっても中身はたいして変わらないんだけどね…。現実を受け入れ、こだわりを捨てること。

 そういう意味で、母はすごいとつくづく思う。会う人みんなが「明るく楽しくかわいい人」と言う。本当にそのとおりだ。さすが天から恵みを受け取り、花が開いたような運勢の持ち主(姓名判断が天恵開花運)。何度救われたことか。家に帰るとほっとする。長生きしてね。

 問題は何も解決していない。まずは部屋を片づけること。すべきことはわかっているのだから。問題は私自身の中にある。八つ当たりをしないこと。余裕を持て(といってもなあ…)。
by amemiyataki | 2008-09-19 01:36 | 日常

居待月

 先週通院時の、のりお。里親募集中。お問い合わせはこちらから。

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こんな写真、ペットの通販雑誌の裏表紙にありましたよね?



 のりおクン、まだまだ若いなあ。ぴかぴかの白黒猫さん。ヅラ模様がチャームポイント。

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 今夜の餌やりもいまいちだった。目的、達成せず。全員出席。
 最中に、犬猫の里親募集投稿掲示板「いつでも里親募集中」から、虐待に注意のメールが回ってきて、具体的に書かれていてよけい気持ちが暗くなった。そういえば、このブログにたどり着く検索ワードのひとつに、「虐待」というのがあった。某巨大掲示板からのアクセスだった。

 今夜は少しばかり滞在時間が長く、そのへんを回った。帰り際、男性ふたりがちびヴァンにちょっかいを出している光景に出会い、どきりとする。猫好きなのだろうなあという様子はわかるのだけど。どう見ても、銀紙(アルミホイル)に広げられたものはキャットフードではなかった。
 どうにも気持ちが落ち着かない、やっぱりダメダメな日。しっかりしろ。

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 里親募集にあたってどの掲示板に投稿するか。「猫」「里親募集」「東北」などと検索ワードを入れてヒットしたサイトを眺め、自分にフィットする掲示板に投稿。そんなふうにしています。mixiの里親募集コミュに投稿するのもいいのではないかと思います。どうか良縁にめぐりあえますように。

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 バイト先では、せっかく人が入ったというのに、また人が減る事態に。辞める人、異動の人、期限付きのため終了の人。けっこう厳しい。

 帰宅したら、母が作ってくれていた夕飯に思わず歓声をあげた。ふっくらこ豆(黒豆)で作った豆ご飯。二子芋(里芋)で作った煮物。涙が出る。ありがたい。

 そして。村上開新堂のクッキーが届いていた。
 COCOさんのブログで拝見して以来、村上春樹ファンとしては見逃せないこのクッキーのことが気になっていた(いちおうの補足:村上さんの著作『村上朝日堂』のネーミングは、こちらの開新堂に由来するという。村上さんが馴染みがあったのは京都の開新堂のほうだけど)。
 顧客名簿に載っている人からの紹介でしか手に入らない、届くまで1ヵ月半近くかかる…などハードルは高いものの、ダメもとで友人に打診してみたところ。推測どおり、友人のお母さんが顧客だった。やった。ありがとうございます!
 連休明けにさっそく電話したところ、偶然にも「お急ぎなら、たまたま今日はキャンセルが出てお作りできます」と。別に急いでいるわけではなかったけれど、せっかくだから…とお願いし、すんなりと手に入った。信じられない。

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 包装の仕方から何から何まで。クッキーの詰め方まで。細かいところにまで神経が行き届き、つい寝ている母を起こして、一緒に眺めた。蓋を開けたとたんに広がる香ばしさにうっとり。

 お値段も…法外だった。

 猫一匹、不妊手術ができるじゃん……何をやっているのだ自分。お金の使い方を間違っているんじゃない?
 自分のスノビッシュな部分に呆れつつ、今夜の結果を反省しつつ、ちょっとぐちゃぐちゃな気分で食べたクッキーは……確かにおいしかった。

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ホント、ばかでつねー(わが家のちー)



 クッキーの箱についていた紅白の紐で大ハッスル。
by amemiyataki | 2008-09-18 02:38 | 日常

秋まつりも過ぎて

 中秋の名月のほうが翌日の満月より冴えざえとしていた。財布をからにして月光浴させるのだった~と、新聞広告に載っていた「ゆほびか」の見出しを見て思った。効果のほどはわからないけど。

 昨夜はダメダメな夜だった。とうとうというか、車をとめる場所について注意を受けた(違法駐車はしていないけど)。脚にまとわりつくブロンテ一家を尻目に「すみません、気をつけます」とぺこぺこ頭を下げ、ひたすら謝った。ちょっと甘く見ていた。初心に帰るべし。いちばん最初の場所なら文句はいわれないはず。それがちょっとばかり暗闇のほうへ移動したから…不審人物に見られるのは当然なのだ。その人に餌やりの仔細を説明する必要は感じなかった。いい人だったし。ただ場所を気をつけるのみ。
 そんなこちらの気持ちを知る由もなく、シャーロットが「早く早く」とぽかぽか脚をたたく。冷や汗をかきながら車を移動。一家は来るかな~と思ったが、きちんと来てくれた。けれどそれも落ち着かない場所だったから、昨夜はいまいちだった。エビゾーもびびっていたし。
 落ち着くこと。芯をしっかり保つこと。

 夜、ごはんを食べながら「リアル・クローズ」をなんとなく見る。「つまらない服を着てると、つまらない一生になるわよ」と、越前屋百貨店の婦人服売り場(外商)部長の黒木瞳が、冴えない天野きぬえ(香里奈)に言い、その言葉に奮起したきぬえちゃんは見る見ると変身を遂げていく。午前中にふたりのマダムを接待して1000万売り、午後に数千万の商談を成立させ、午前3時まで、取引先と宴会もてなし。そうした仕事を「おもしろい」「生き甲斐を感じる」と思うかどうか、彼氏のプロポーズを蹴って黒木瞳のもとで働き続けることを選ぶきぬえちゃんの人生が、結婚を選ぶより充実したものと思うかどうか。
 いずれにしても自分とは別世界、価値観の違う物語だから「ふ~ん」と、まあけっこうおもしろく見た。それでも、「つまらない服を着てると…」は穿ってるよなあと思う。セレブ、最高級とはかけ離れているけれど、まあ若い頃はそれなりにいいものを身につけていた時もあったから、よしとしましょう。今は必要性を感じないし、それだからといって自分の人生を「つまらないもの」と片づけるつもりはまったくない。つまらないと自分で思い込んでしまったら、それまで生きてきた意味がないもの。
 しかし、昨夜はダメダメだったなあ。しっかりしろ。
 しばらくは私の日常はブロンテ一家の餌やりが懸案事項でもっとも気を遣うことだから、このことでいろんな意味で「ぎうぎう」状態だと思う。余裕をなんとか確保したい。

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 リンク応援させてもらっている里親募集。お問い合わせがあったり、すでにお届けしたりと動きがあるようです。
 ということで、現在も絶賛里親募集中の3猫をピックアップ! よろしくお願いします。

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さぁちゃん♀千葉発



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さむちゃん♀千葉発



 ふたりの保護主ふぁんじにさんのブログはこちら。いぃくんのお届け報告も載っています。ぜひご覧ください。

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平八郎くん♂名古屋発 へいちゃんブログはこちら



 そして以下の募集猫さん、犬さんもどうぞよろしく。

岩手発 白黒長毛のチロリン♀

千葉県発 犬の「ゆき」ちゃん♀


プチポン逗留中、ヒゲゾウ氏の古巣のSOSです
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by amemiyataki | 2008-09-17 11:24 | 日常

中秋の名月 前後覚え書き

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小梅♀ 里親募集
前の前のエントリ初登場の子猫と同じとは思えない、表情が優しくなった


 12日(金)大雨 胆石エコー検査のため、母を8時45分までMクリニックへ。その後、のり&モリ通院。だいぶよくなった。
 その後、先生のお母さんが保護したというノラ子猫の撮影。小さい。シャーッとかいってあまりいい写真は撮れなかったが、後で先生が写メで送ってくれた画像はベリィキュート。あんずかなあと言ってたけれど、どうやら名前は小梅ちゃんになったようだ。保護して最初は血尿だったそうだが(腰を強く打ったのか)、いまはびっこをひいている程度でじきによくなるのでは…ということだった。

 先生のお母さんの知り合いが、瀕死の子猫が庭にいるが自分はさわれないのでなんとかしてほしいと、先生のお母さんにSOS。なんとかしろと言われてもねえ…と思いつつ、その切羽詰まった声に押されて高齢者のお母さん、子猫をレスキュー。確かに弱っていて素手で捕まえられたそうだが、しっかりと人差し指をガブリとやられたらしい。
 獣医の娘がいるから。猫をたくさん飼っていて猫には慣れているから。
 と、この手の相談はけっこう多い。先生のお母さんは顔が広いし。しかし、お母さんのところもすでに猫、満杯。先生のところだって限界だ。小梅の発見者にして通報者が言うことには、ほかにきょうだい子猫が1匹。さらに母猫。このまま家に近辺に猫が増えるのは困る、なんとかしてほしい。
 「そう言われてもねえ」「自分たちでなんとかしようとしなければ、ダメですよ」「でも、見てしまった以上はねえ」「でも、お母さんも先生ももう手一杯でしょう」「そうなのよねえ」「捕まえ方を教えて、病院にも自分たちで連れてきてもらって、きちんと不妊手術をしてもらわないと」「でもねえ…」「あの人たちがそこまでするかどうかは…」

 野良は見たくない。自分たちの目の前からいなくなってくれさえすれば。

 そういう人相手はとてもやっかいだ。こちらが何がしかのプロと見込んで相談を持ちかけてくる。そんな「野良猫」プロフェッショナルなどどこにもいないというのに。私たちだって野良は見たくない。けれど、経験豊かだからとか慣れているでしょうからとかすべてを委ねてくるのはたまらない。プロフェッショナルとは「それ」でお金を稼ぐ人のことだ。くるねこ大和風にいうなら、「ぎうぎう」の状態に相談を持ちかけられ、できることなら引き取ってほしい…ということまで望まれては困る。たぶん、ナイチンゲールのような聖女を想像していたのだろうなあと、ある件のことを思い出す。行き場のない猫を友人同士で世話をしていて、どうしたらいいでしょう…という相談メールをもらったことがあった。先方の都合に合わせてこちらの時間をやりくりして会いに行き、事情を聞き、まずは不妊手術をするところから…と病院を紹介し。いかに自分たちが大変な思いをしているか…など聞いているうちに、もともと器が小さい私は、ものすごーく嫌な顔をしていたのだと思う。最後は、先方も相談しなきゃよかった…と言葉がなくなり、最低の別れ方をしてきた。捕獲、病院の搬送…あわよくばすべてこちらに…というのが見え見えだったのだ。個人的環境の事情を言われても私にどうしろというのだ。

 「里親募集して、すぐに見つかるかしら」と、先生のお母さんが心配そうに聞く。以前なら、「大丈夫、子猫は100%もらわれますから」と本気で答えていたけれど。「うーん。ちょっと難しいですよねえ。でも、がんばって見つけましょう」と言うしかなかった。残されたきょうだい猫と母猫。「お母さん、あまり無理しないほうがいいですよ」いくらなんでも、70代のお母さんにすべてを押し付けるのは酷だろう。

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 母は胆石が3つあった。さらに脂肪肝。腎臓にも問題があるらしい。予想外のことに、Mクリニックに迎えにいったとき、母の顔色は冴えなかった。何を聞いても「よぐ聞かねがった」。月末、大腸の検査。検査前に腸を「空」にするための処方食の箱がやけに大きく見えた。

 この日の夜は、前日の不安が嘘のようにブロンテ一家全員集合。こうなるとあっけなく、そっけないものだ。

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 13日(土)。『ダ・ヴィンチ』連載の「テレプシコーラ」立ち読み。「バレエに哲学を初めて持ち込んだ人」として、モーリス・ベジャールが紹介されていた。確かに、有名な「ボレロ」には哲学を感じさせる。難しいことはわからないけれど、観る側にもある程度の知識、受け止める度量を必要とする「何か」を哲学というのではないか。
 「ホメオパシーには哲学がある」と、友人が言っていたのを思い出す。ホメオパシーも、治療を受ける側にある程度の知識を求められるもののような気がする。サプリメントを取り込むのとはまったく違う。理解し、受け入れる度量。「学び」を必要とする。多くの「気づき」を得るために。

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 母が長年、あまりいい感情を抱いていなかった看護師のSさん。そのSさんがすでに十年以上前に亡くなっていたことを、つい最近になって偶然、母は知った。
 父が入院中、あまりいい看護は受けられなかった。その病院はあまりに忙しすぎた。忙しいとは「心を亡くす」という漢字でできている。まさにそのとおりの病院だった。向こうにも言い分はあるだろうけど。
 寒い中、母はSさんの家へホタテのお歳暮を届けにいったり、どうか父をよろしくと何度も頭を下げていた。けれど、効果はなかったように思う。
 父が亡くなって14年。Sさんもほどなく亡くなっていたとは。まだ若かっただろうに。
 かつてSさんが住んでいた家は今はなく、更地になっていた。
 なおもSさんへの不満を言おうとする母に、「やめたほうがいいよ。そういう気持ちをずっとひきずっているから胆石ができちゃうんじゃないの。死んだ人のことを悪く言うのはもうよそうよ。私はもう忘れた」とえらそうなことを言った。故人には黙祷あるのみ。

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 この夜もブロンテ一家、勢ぞろい。

 昼間、ブロンテ親子に出会い、思わず写メを撮る。明るいところで見ると、この1ヵ月ちょっとでずいぶん大きくなったものだと、少し恐ろしくなる。シャーロットも肉がついた。
 太陽の下で見る彼らは……野良猫オーラをまとっているかのように、少々目つきが悪かった。

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 14日(日)。バイト先でとんでもない事態が発生。ありえない出来事に呆然。帰宅が40分ほど遅れる。帰り道、車をとってきてから餌やりなのだが、案の定、待ちきれずにブロンテ一家が足元にからみつく。「ごめん、待ってて、今(ごはんを)持ってくるからね」と言ってみるものの、通じるわけがない。えーっ、ごはんは??とショックを受けるシャーロットたちを後に、急いで駐車場へ行き、車でブロンテ一家が待つ場所へ引き返す。けれど、そこにはもう誰もいなかった…。がっくり。小声で猫ちゃーんと呼び、缶詰を振り、にゃーおんと猫の声で鳴いてみたり。
 あきらめきれずしばらくそうしていたら。ちびヴァンだけが暗闇から走って現れた。それから、エビゾー。

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 15日(月)の夜は全員出席。「たまの伝説」がお気に召さなかったのか、いまひとつの食いつき。グレコがシーバの味にはまっていた。よし。やっぱり缶詰オンリーはきついから、ドライフードも食べてにゃ。

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 映画『おくりびと』の新聞記事を読み、観たいなあと思った。こういう職業の人たちが、病院に出入りできるようになれば。死は忌むべきもの、と考える看護師たちに代わって、「旅立ち」の準備を整えてくれたら。
by amemiyataki | 2008-09-16 01:19 | 日常

こんな日もある

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遊びのキング&クイーン



 のりおが風邪をひく前に撮ったもの。のりおとデールのシンクロがおもしろい。

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 ブロンテ一家。今日はエビゾーとグレコという珍しい組み合わせだった。メンバーが少ないせいか、ふたりとも覇気がない。というか、グレコがいつものガーッという威嚇ではなく、ミャウ…と情けないせつない声をあげた。よほど空腹だったのだろう。「早く早く」とミャウミャウ鳴く。

 周囲を歩いて回っても、ほかの姿は見えず。おかしい。こうなってくると、悪いほうにばかり思考が転がる。
 昼間、白黒のちびヴァンとドットちゃん、そして美しいシャーロットの身に何かあったのではないか。もしかしてもう、このまま彼らと会えないのではないか。色が黒っぽく、警戒心むきだしのグレコだけがかろうじて難を逃れたのではないか。心なしか、エビゾーも毛づやが悪く、疲れた感じだ。
 何かあったのかもしれない。
 30分経ってもほかは誰も現れない。しょんぼりしたグレコがぽつんとたたずんでいる。エビゾーはさっさと姿をくらました。心なしか、グレコが何かを訴えているようにも見える。

 もしこのまま3日間、ほかのメンバーが現れなかったらグレコだけでも保護しよう。うん、そうしよう。

 周辺には物騒な店もある。

 ひとりきりだと、いつもより懐こい感じがするのは不思議。

 帰り支度をしようと、食べ残しの缶詰をごみ袋に流したとたん、足元にシャーロット。「なんだー、おばちゃん心配したよーー」。シャーロットは細身をするりするりとこちらの脚にすり寄せてくる。缶詰はにおいをかぎ、少し味見をしたもののちゃんとは食べない。グレコがシャーロットの胸元から顔をのぞきこませ、母に差し出されたお皿のフードを横取りする。
 ほかに餌やりをする人がいて、シャーロット、ちびヴァン、ドットちゃんは満腹なのか。それとも、今日初めてのカルカンの味が気に入らないだけなのか(外猫で缶詰拒否というのはまずないのだが)。

 欠席者が出ると、悪いことばかり想像してしまう。

 重く低い雲のせいもあってか、頭痛がした。プチポンの入り口で、ブロンテ一家用のボウルを落として割ってしまった。やれやれ。
 こういう日は、あれこれとネガティブな思いにとらわれ、気分が滅入るばかり。「ちょっとごめんねー」と、文字どおり床に倒れるようにして横になる。カリカリ…とドライを食べる音。ヴァンサンがトタトタトタトタ…と入り口付近を何度も行ったり来たりを繰り返す足音をぼんやりと意識する(ヴァンサンは多動児か…?)。
 短い間だったけれど、真剣に眠り込んでしまった。すぐそばの空の缶詰を誰かが狙っている気配がして目を開けた。こぶちゃんが手を突っ込んで缶詰の残りをあさっていた。珍しい。目がばっちり合っても、かまわずあさり続ける。「文句あっか」て感じ。こぶちゃんはずーっと長いことドライ派だった。それがいつの間にか缶詰も大好きになり、今はトッピングの缶詰を横取りされまいと死守。今日もひばりの「ちょうだいな」を拒否していた。

 こちらが寝ていると、猫たちもまったりするような気がする。折りたたみ簡易ベッドがほしい。

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 まあ、こんな日もあるということで。

 それでも、今日は(ネットで)「村上開新堂」のクッキーを眺めてうっとりするという楽しい時間もあった。開新堂の歴史やら山本道子さんの文章やらを読み、「本物」の片鱗にふれたひととき。現実には、コンビニで買ったチョコをバリバリ食べて舌が痛くなったりしたのだけど(ばかだなあ)。

 帰宅したら、布団に入っていた母がブルーになっていた。明日の胆石のエコー「行きたくなーーい」と。「でも、渡る世間は今夜、見たんでしょ」「んだ。ここのところ毎回おもしろい」「泉ピン子は100万円持ち出して行方くらましてたんだってね」「ん。でも一銭も使わず戻ってきたのさ」
 よしよし。
by amemiyataki | 2008-09-12 01:28 | 日常

水分補給

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里親募集予定の子猫♀


 先生から、里親募集依頼のメールがあった。「ノラ子猫 2ヶ月くらいの雌 ビビってますが慣れると思います」。詳細は後ほど。よろしくお見知りおきを。

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 先週末、車のオドメーターが10万キロを超えた。「99999」になったとき、ちょっとうれしかった。次の楽しみは「111111」。購入時は7万2000キロで5月に車検を終えたので2年で2万8000キロ走行。年間1万4000キロの計算。大事に使いたい。これからもよろしく。
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 ブロンテ一家。今夜も全員出席。遅刻者1名。ちびヴァン。早退者も1名。エミリ(どう見てもエミリって感じではないよなあ。エビゾーに改名しようか)。
 エビゾーは絶対遅刻しない。いちばん最初。というか、すでに待ちかまえている。ひとりでバリバリ食べ、食べ足りなければひたすらおかわりを待ち、満足するとさっさと闇へ消えていく。
 子猫たちの食べ方もさまざまだ。が、皆一様に母猫のシャーロットが食べている皿を狙い、割り込み、シャーロットが「お食べ」と引く。シャーロットが一番少食だ。
 外にいる猫で何が気の毒だって、飲み水に不自由しそうなことですよね。水はどうしてるのかなあって。雨が降って水溜まりができたとしてもじきに消えちゃうし…。以前、そう先生がつぶやいた。食べ物の飢えよりも、喉の渇きのほうが深刻ですよ、絶対。
 成猫の一日の水分摂取量は、せいぜい200ccだそうだ。

 水はちゃんと用意しているのに、誰も飲まない。試しに、それぞれの傍らに飲み水ボウルを順番に置いてみると。全員がテチテチテチ…(猫の水を飲む音は独特でかわいらしい)とおいしそうに飲んだ(生協の純水)。
 人間は1日に2リットルは水分補給したほうがいいらしい。脳にも潤いが行き渡る…というフレーズを読んで、なるほど~と思った。緑茶などのお茶類とは別に、水分を2リットル。高齢者になるとなかなかそれも難しく、便秘の原因にもなるそうだ。

 人も猫も。水はやっぱり大事だよなあと、一番小さなグレコの背中(ちょっと脱水気味か?)を見て思った。

 そういえば昔、岩手公園(盛岡城跡公園)そばの歩道を歩いていたとき。野良猫が傾斜をタタタタ…と駆け下り、お堀跡の池の淵にたどり着いて水を飲む様を偶然目撃した。ブロンテ一家がいるところ界隈には川も池もない。
by amemiyataki | 2008-09-11 00:59 | 日常