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朝に夕に

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トリノの点滴2セットを病院にもらいに行った帰りの風景



 昼、空蝉さんとパスタ・ランチ。この日は珍しく、ゆったりとプチポンで過ごす。
 トリノ点滴。アイさんが前日、トリノのフェルト状になった毛をカットしたという。それにならい、さらに毛をカット。トリノはいいこだ。

 そして夕方、ちらっとクライアント先に顔を出す。駐車場で夕焼けを撮影。

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一日 草はしゃべるだけ
一日 空は騒ぐだけ
日なたへ 日かげへ過ぎて行くと
ああ 花 色とにほいとかがやきと

むかしむかし そのむかし
子供は 花のなかにいた
しあわせばかり 歌ばかり
子供は とおく旅に出た

かすかに揺れる木のなかへ
忘れてしまった木のなかへ
やさしく やさしく笑いながら

そよぎながら ためらいながら
ひねもす 梢を移るだけ
ひねもす 空に消えるだけ

風のうたった歌  立原道造



by amemiyataki | 2009-09-30 01:16 | 日常

9月最後の日曜

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左・トリノ♂ 右・ななぼ♂ 9月20日撮影



 アンニュイな、ななぼ。いつもびっくり眼でこちらを凝視するトリノ。それでも、かわいい。どちらも、いいこ。

 アイさんがカーペットをアイボリーからピンク色のものに替えてくれた。暖色のそれが、部屋を心持ち温かく、家庭的な雰囲気さえ醸し出してくれるかのようだ。

*****

 バイト先に、最後のバイト料を受け取りに行く。手渡しなのだ。夏・冬の制服をクリーニングしたもの、名札、ロッカーの鍵…すべて返却して、終わり。これでやっとすべて終わり。かつての職場にちらっと顔を出し、挨拶をする。ほんの2週間前までそこで働いていたのに、なんだかひどく昔のことのようでもあり、本当に自分がそこで働いていたのかと、不思議な気がした。

 バイト料で豪遊!と一瞬思ったものの、母と「王将」で昼ごはんを食べ、母の誕生日ケーキを買って帰るにとどまった。午前中、この陽射しを逃す手はないと、網戸をはずして洗ったので、ふたりとも疲れていたせいもあった。

 無事に勤め上げることができて、本当によかった。学ぶことも多かったけれど、なにより、あそこで働いた意味合いは、ブロンテ一家に出会ったこと。これがいちばんのように思う。子猫たちだけでも保護して「家猫」にすることができて、よかった。

*****

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うみちゃん♀ 里親募集中 募集記事はこちら
どうぞよろしく!


by amemiyataki | 2009-09-27 23:34 | 日常

〆彼岸

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大弁慶草(オオベンケイソウ)



 名前を知らない植物も、今はネットで簡単に調べられる。この花が「大弁慶草」ということを、たった今知った。玄関先に毎年咲く花。頑丈な葉。15年前、この花が咲くころに帰盛し、この花が枯れた頃に父が亡くなった。当時は車を持っておらず、自転車で病院まで通う毎日だった。出かける時、必ずこの花が目に入った。
 ほとんど手入れをしないのに、よく毎年咲いてくれるものだ。でも年々、小ぶりになってきているような。
 そういえば、帰盛して真っ先に病院の父に会いに行ったら、「おお」と声を上げて父はベッドから起き上がり、すぐに自転車を買うようにと言ったっけ。段取りとか、先々のこととか、ベッドの中でずっとあれこれ考えていたのだろう。待ちかねたように起き上がった父の姿は今も覚えている。もっと早く帰ればよかったと、幾ばくかの後悔が襲ったのも覚えている。

 〆彼岸の土曜は、母の実家の墓参りにドライブ。墓の背後にそびえる杉の木を伐採していたのには驚いた。いつ行っても鬱蒼とした、空気がひんやりとする場所に、ぽっかりと青空がのぞき、なんだかおかしかった。
 25日に誕生日を迎えたばかりの母は、自分より先に亡くなったふたりの弟のこと、30年前に亡くなった親友のことなど、みんな死んでしまったなあ…と、文字どおりしみじみと故人を偲んでいた。

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わが家の幻の猫、ちー♀ 横浜出身



 どうにか、ちーを撮影。ちーがわが家に来て6年。もう6年になるのか。

 〆彼岸の今日は、そういえばちゅらさんの子どもたちの誕生日。ペーターあらためZIZOUくん、ミーシャあらため天くん、アリサあらためうなたまちゃん、クララちゃん。3歳のお誕生日、おめでとう! 毎日が楽しく、明るく、幸いであふれていますように。

 ありがとうございます。

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里親募集 うみちゃん♀ 09年7月20日生まれ



 プチポン友のbooさんの里親募集。大阪発。募集記事はこちら。姉妹のかいちゃん、なみちゃんはめでたく縁組成立しました。母猫のゆらもよろしく!
by amemiyataki | 2009-09-27 00:38 | 日常

秋彼岸

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 今年のお盆のときも雨だったような…。彼岸の中日にお墓参り。
 お寺に咲く萩を撮る。2005年11月、この萩の下に8月に生まれたというヴァンサンとミレーユ、そして母猫がいた。やはり、雨のそぼ降る朝だった(母猫は不妊手術をしてリリース)。ヴァンサンとミレーユはそのまま保護、現在も里親募集中。お問い合わせはこちらから。

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05年11月18日撮影 体重1キロ前後 左・ミレーユ 右・ヴァンサン



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 実に5年ぶり?にカレンダーどおりに休む。すごいなあ。贅沢だなあ。この5連休は絶好の片付け日! なのに…なんにもしていない。持ち帰った仕事でもするか…。

 それにしても、八ツ場ダム問題。とても気になる。住民の気持ちをないがしろにして押し切っておきながら、政権が変わったからといって、7割方できてる事業を「税金の無駄遣い」と、簡単に切り捨てていいのだろうか。(工事を)やり遂げるしかないのでは…住民の暮らしはもちろん、ここまで自然景観を破壊したまま中途で投げ出すのは…政治家の不遜・怠慢・驕りがここまで長引かせ、こじらせてしまったのなら、きちんと責任をとるべきでは。ただ中止、ではすまされない。
by amemiyataki | 2009-09-23 14:18 | 日常

そこにあるから

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ふんふん…



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とりあえずかじってみる…



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ガフ~ッ!



 キジトラのひばり。女子。3歳。不妊手術済み。ウイルス(エイズ白血病)陰性。里親募集中です。お問い合わせはこちらから。

 9月20日(日)撮影。ちゅらとくーまんがチェックアウトした後は7匹となった大部屋チーム。お皿を横に並べて「は~い、ごはんでちゅよ~~」とフードをそれぞれに入れ…。ひばりは気づくと、いつも背後でちんまりとお座りしている。「はい、ひばりちゃんには、特別だよ~」と言いつつ、みんなと同じものを入れてお皿を回す。「特別」がわかっているのかわかってないのか、気持ち、嬉しそうにおもむろに食べ始める。そういえば、ちゅらもみんなから離れたところで、お皿のデリバリーを待つ猫だった。ひばりの待ちの定位置は、私の背後。

 ひととおり遊んだ釣竿おもちゃをソファに置いていたら、ひばりがガブリ。

 こうしてみると、野性味たっぷりのキジ柄でかっこいい。

 一度もらわれましたが、先方の猫アレルギーにより戻ってきました。抱っこはちょっと無理ですが、わが家のさわれないちーに比べたら、人馴れの可能性充分あり。妙齢の乙女、ひばりをどうぞよろしく。
by amemiyataki | 2009-09-22 11:08 | 日常

シルバーウィーク突入

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だからといって、特別変わったことは何も…(たき)



 里親希望のお問い合わせをいただく中に、「(飼っていた猫が)10歳で亡くなりました。老衰だったと思います」というのがあった。
 たきは今年11月で満10歳。猫の場合、10歳で老衰はないよなあと、まじまじと見返し、母に「10歳で老衰ってどう思う?」と聞く始末。「いんや、ありえね」だそうです。たぶんその方自身、まだ幼くて、はっきりとした年齢や状況を覚えていなかったのではないか。

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 前のエントリの「山越え」写真に、さっそく「私的には東山魁夷かな。白い馬が出てきそうなところはやはり遠野?」とメールが届く。なるほど~。

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 昨日土曜、3年間、プチポン暮らしだったくーまんとちゅらが、めでたく揃って卒業。一緒にもらわれていった。感慨深い。
 実は保護年が同じだったとは、ついぞ忘れていた。くーまんは2月、ちゅらは9月。同期生だったのね。しばらく、おとな猫の縁組成立がなかっただけに、本当にしみじみとしてしまう。
 
 ありがとう。これからたくさん、幸せになってにゃ。

 本日のにゃんこ2で、たくさんの拍手とお祝いコメントをいただきました。

 応援、ありがとうございます。心より感謝申し上げます。

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 ふたりがチェックアウトした翌日の朝は、穏やかだった。天気もよく、暖かく。出すお皿が2枚分減り、いくぶん広くなった?ような部屋で、残るみんなはいつものように食べ、遊び、陽だまりのなかでうたた寝。

 「すべて世は、こともなし」

 そんなふうな、9月の秋の日曜日。

 トリノも、まあ元気。食欲があるのがありがたい。左から、ヒゲさん、トリノ、グレ…とフード皿を置いたところ、3匹ともはぐはぐと早速食べる、食べる。
 しばらくして再び見ると、いつの間にかヒゲさんがドロップアウトして(押し出されたか?)、トリノがヒゲさんの皿を、グレがトリノの皿を、次にたがいの皿を交換するように…と、何度か入れ替わっていた。猫ってやつは、どうしても、ほかのお皿のごはんのほうがおいしいように見えるらしい。同じだっつーの。

 腎臓と口内炎関係のレメディ。尿毒排出の漢方。腎臓、胃粘膜関係のサプリメント。笹エキス(口内炎)。それらをフードに、飲み水に。そして毎日、100ccの点滴。

 先日の通院では、血液検査はしなかった。腎臓の数値が高くとも、調子がいいのであれば、それでいいのでは。あまり悲観することもないですよ。そんなふうに、先生は言った。ぜんの通院は再来週かな。トリノと一緒に通院するはずだったが、さいころ段ボールの奥深くでぐっすり眠っていたのを起こすのがしのびなく、トリノだけに。「ぜんちゃんの様子はどうです?」と先生。調子はいいみたいですとそのときは言ったが、今日は目が不調。

 秋は「肺」の季節。

 そう先生は言った。肺を患うこは注意。木、金曜とぜんにテルミー灸をしたが、先生の言葉を思い出し、肺のあたりをテルミーでこすると、すごく気持ち良さそうだった。ツボを気にせず、とにかくこする。体を温める。テルミーの手軽さがありがたい。

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 実は、しばらく前からレンズを替えてます。PENTAXのDA40mmF2.8ダカフェ日記の方がダカフェストアで勧めていたので。本当は、絞りF1.4というのに興味があるのだけれど、このF2.8レンズの評判がよく、購入。何かもっとこう、自分で調整しなきゃいけないのだろうなあと思いつつ、カメラのオートホワイトバランスとAVモードに頼る毎日。

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 最近、興味のあるキャットフード関連のサイトこちら。【POCHI】と、いかにもわんちゃんメインのサイトで以前ちらっとフードを購入しただけだったのだけど、気づくと猫ものが充実している。ここのティンバーウルフ セレンゲッティに興味あり。どうなのかな…。それにしても、高い。

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 時間もできたことだし、手作り食セミナー参加、申込みをした。楽しみ。

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 猫友ふぁんじにさんのブログより。行き倒れていた犬のこと。こちら。この生命力。がんばれ。
by amemiyataki | 2009-09-20 19:05 | 日常

リハビリ中

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山越え 9月12日(土)撮影



 退職にあたって、お世話になった職場の方々にお菓子でも…と思い、先週土曜、母の実家がある町へ。この町の菓子店の「アーモンドクッキー」がいいかと思い、ドライブ。
 この画像は、山越えするときに母が「この景色は撮っておいたほうがいい」と言うので、車を止めて撮影。

 辞める人間が「(菓子を配るなど)そったなことするんだ~」と、母はしきりに不思議がる。自分が仕事を辞めるときは、花束をたっくさんもらったもんだなあ…などなど。
 花束こそもらわなかったけど、「猫」モチーフのタオルハンカチやらソックスやら手ぬぐいやら…思いもかけない人たちからもらったのは意外だった。それにしても、そんなに「猫」光線を出していたっけ??

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 この画像を見て、どこか外国風だなあと思った。最近、いきなりはまった梨木香歩さんが旅したという(「春になったら苺を摘みに」より)、イギリスの湖水地方ウィンダミアもこんな風景だったのではないか…など思ったり。

 「永遠のゼロ」の前だったかどうかは忘れたけれど。本屋に行き、ふと目に留まったのが「西の魔女が死んだ」。ファンタジー風なタイトル、児童書というジャンル分けから、なんとなく縁遠かったのだけれど、文庫本という手の出しやすさもあり、購入。

 おもしろかった。なぜ、主人公の祖母がイギリス人でなければいけないのか、その設定に多少違和感があったが、後で著者のイギリス体験を知り、納得。著者にとって「イギリス」は特別であり、主人公に大きな影響を落とす祖母がイギリス人であることは必然だったのだ。
 なにより、主人公の迷いや戸惑い、見えないものに対する怒りといった思春期の心模様よりも、「アイ・ノウ」とやわらかく答える、イギリス人の女性に魅せられた。
 日々の糧を稼ぐという年齢を終え、終わりに向かって、静かに祈り、暮らすというスタイル。野いちごを摘み、ジャムを作り、洗い終えたシーツはあらかじめ水をまいて汚れを落としたラベンダー畑の上に広げて香りを移す…。一日一日を静かに、丁寧に、等身大に生きる。

 この小説もよかったけれど、著者の初めてのエッセイという「春になったら…」で、著者に深い共感を覚えた。シュタイナー教育を身につけようとイギリスに渡り、クウェーカー教徒の夫人の家に下宿し。夫人のこと、下宿にやってくるさまざまな外国人たちとの交流。第二次世界大戦で宗教上、戦争に行くことを拒んだ人たちのこと。一文一文、一語一語が頭にすとんと入ってきて、とても好ましかった。

 ……なのに。どういうわけか、「春になったら…」の文庫本が見当たらない。途中までしか読んでいないのに…。もっと読みたくて、「ぐるりのこと」も買ったのだけど、「春になったら…」が忘れられない。
 あろうことに、ラブラドライトの指輪までなくしてしまった…。うーん。

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 この先、外国に行くことがあるとは思えないけれど、もし行くとしたらイギリス、欧州は行ってみたいところ。以前は、アメリカに行きたい、とりわけディープサウスのニューオーリンズなどと思っていた時期があったけど。

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 バイトがなくなり、メインの仕事一本となったわけだけれど。久しぶりにほぼ一日中、職場にいて。いや~なんともはや、ほんっとうに気が滅入る「席」を用意されたものだ。壁に向かい、みんなに背中を向け、下手をすると誰とも口をきかないで一日が終わるという(べつにおしゃべりしに来てるわけでもないのだけれど)。
 長年、いろんなクライアントの職場へ行き、席を用意してもらって仕事をしているわけだけど…こんなにビミョーな席は初めて。
 (滅入る気分をなんとかしようと観葉植物を置いたものの、たちまち植物も元気を失い、慌てて家に持ち帰った。台所で、元気にしている。)

 どこかに「属する(belong to)」ことが当たり前の社会活動を行う人間にとって、どこにも属さないというのは、なかなかにきつい。精神的に。前のように、デザイナーチームの端っこにでも机をくっつけてもらえたら…と思っても、もう口にするには遅すぎる。
 仕事柄、めいっぱい集中していると、しまいに口をきくのもおっくうになり、最後は壁に向かって「お先に失礼します」ともごもごつぶやいて退室する始末。これは私の悪い癖(へき)だ。

 乗り越えなくては。席があるだけでもありがたいと思うこと。

 愚痴はこれでおしまい。
by amemiyataki | 2009-09-16 18:28 | 日常

解放

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秋晴れ



 日曜で、5年勤めたバイトがようやく終わった。いや~、よくがんばった自分!
 この間、遅刻0、欠勤1回。超ルーズなくせして、この成績は自分でもえらいと思う。欠勤は…評判のいい某化粧水を使ったものの、顔が火ぶくれしてしまい、やむなく欠勤というものだ。

 リストラが決まってからは、気持ちがついていかなくもなり、けっこう続けるのがしんどかった。年齢的にも、「かけもち」で仕事をするのは限界だったと思う。やはり、これは潮時なのだ。

 自宅→クライアント職場→バイト→自宅

 → の部分は車での移動。月極駐車場を借りつつ、ほかの駐車場も利用。駐車料金は…ずいぶん無駄遣いもあったと思う。これは猛省しなくては。下手をすると、一週間の駐車料金がトリノの点滴2パック分になったりもして。時間ギリギリまで職場で仕事をして、バイト先へ。借りている月極駐車場までたどり着くには時間が惜しく、つい別の駐車場へとめるという…。

 しかも、精算時に財布をみたら、5千円札しかなく、慌てて向かいの天然石の店へ入り、500円のルチルクォーツのタンブルを買ったりして。

 ばかばか、オレのばかっ! というような無駄。

 バイトからようやく解放された月曜は…実に久しぶりのバス通勤。写真は停留所を降りたところで撮った、秋空。プラタナスの葉がきれい。

 母は自転車通勤にしたらというが、今はその気になれないなあ。しかし、バス通勤もけっこう疲れる…。

 なにはともあれ、また新しい日々の始まり。
by amemiyataki | 2009-09-14 15:20 | 日常

里親募集in大阪

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かいちゃん♀



 関西に行ったプチポン友、booさんが募集しています(母猫1匹、子猫3匹)。募集記事はこちら。母猫ともども、全員人馴ればっちり! どうぞよろしく。

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 「はんこのエントリ以降、更新がなくてどうしたのかと心配した」と、昨夜、友人から電話。ありがたいなあと思いつつ、そんなに更新していなかったっけ? と思う始末(その友人は犬派なので(笑)、本日のにゃんこ2はまったく見ない派)。

 エキサイトでブログを始めてから、1ヵ月でふたけた台のエントリはほんの数えるほど。だいたいが5~7くらいしかエントリしていない。あらら。
 バイトを辞めたら、せめて1ヵ月のうち10はエントリしようと目標をたてました。書きたいことは頭の中だけでなく、ノートにメモを取るようにしよう。
by amemiyataki | 2009-09-10 15:15 | 日常

Long Goodbye

 9月2日は、こっこちゃんの三回忌だった。空蝉さんのエントリを読んだとき、不覚にも泣いてしまった。

 06年7月下旬、じりじりと焼かれそうな夏の一日、こっこちゃんは文字どおり行き倒れていた。町内のごみ集積所のすぐそばの駐車場で。絶命しているかと恐る恐る近づくと、タイヤ留めに預けた頭を、こっこちゃんはわずかに上げた。家に帰り、こういうときの蘇生のレメディとして教わったChinaの水スプレーを急いで作り、ドライフードを皿に入れ、引き返した。こっこちゃんはむっくりと起き上がると、ものすごい勢いでドライフードを食べた。さわれるか…と手を伸ばすと、低く威嚇の声。無理をしたくなかったので捕獲道具を取りにプチポンへ行き、無事に捕獲。そのまま、病院に直行。入院。
 体重2.6キロ。腫れたまぶたは白っぽく、貧血気味。なにより、シラミがびっしりでバリカンとシャンプー2回(それでもまだ、取りきれなかった)。目がふさがるほどの目やに、黄色い鼻水。歯石びっしり。未去勢。エイズ陽性。

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こっこちゃん 06年9月4日撮影



 文字どおり九死に一生を得たこっこちゃんは、自分でも状況をわかっていたのだと思う。タイヤ留めに頭を預け、やがて意識が遠のき…本当ならあのとき絶命したはずだったかもしれないこっこちゃんは、その後1年、命の灯をともし続けた。
 先生からは、「くってます」「タオルがふかふかでちゅー」と、食べてるこっこちゃん、ふかふかのタオルに顔をうずめるこっこちゃんの写メールが届いた。いちいち喜んでいるけなげな姿がいじらしかった。

 空蝉さんが言うように、明るい猫さんだった。退院してプチポン入りしたこっこちゃんを見るなり、「なんかなんかかわいいっ」と、空蝉さんは言った。サヴァさんは「亡きみいを思わせる表情がたまらない」と。

 捕まえるときに使ったフライドチキンにかぶりつく様子から、チキン→こっこ→こっこちゃんと、先生が命名したのだけれど、体重2キロ台のおじいちゃん猫は愛らしい、小柄な猫だった。

 プチポン部屋は、あくまで保護部屋。野良だった猫たちが、いつか家庭猫へと旅立つまでの、仮の家。保護猫たちも、野良歴のある猫がほとんど。唯一、かつて家庭猫であったであろうというのが、ななぼ。
 人なつこいこっこちゃんも、明らかに家庭猫だったと思う。家庭猫は保護部屋になじまない。どこかしっくりこない。身の置き所が落ち着かないこっこちゃんを、どうしても気になると、空蝉さんが実家に連れ帰ってくれた。

 あの暑い夏の日に、本当なら命を落とすところだったこっこちゃんは、それから1年とちょっと、生き延びた。体はさぞしんどかったと思うけど、とても大切にされ、幸福だったはず。逝く時も、ちゃんと看取ってもらえた。



 命あるものは、必ず「死」という終焉を迎える。行くもの、見送るもの、それぞれに悲しみはある。
 もしかすると、生きていると喜びよりも悲しみのほうが多いような…そんな気がしないでもないけれど。
 別れのときは涙をこらえず泣き、悲しみ、きちんと別れの儀式をすませたい。
 ありがとうと、感謝することを忘れずに。

 生きるとは、悲しみの乗り越え方を身につけていくことかもしれない、なんてふと思ったりして。

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 9月8日、知人の愛犬が亡くなった。たきと同い年で、たきより1ヵ月年下の寅次郎くん。

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今年6月24日撮影



 脾臓摘出の大手術を乗り越え、よくがんばりました。ゆっくり休んでね。

 

 
by amemiyataki | 2009-09-09 01:57 | 日常