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溶け合うこと

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灯台躑躅 (ドウダンツツジ) 満天星躑躅とも



 今日は実母の命日だ。慌てて位牌の順番を替えた(いつもは父のものが前面に出ているのを入れ替え)。すると、母が「何してるの?」と聞き、説明すると。「そっか、じゃあ花を買ってこなきゃね」と言った。

 不思議なもので、実の父母を亡くし、兄は出奔(私が追い出したようなものだが)。継母の母と、二人暮らしの今(猫2匹もいるけれど)。いろんなことがあったけれど、今はこの上なく、落ち着いた穏やかな日々を送っている。自然に花を買ってこようと言ってくれたり、「多紀ちゃん(わたしのこと)は○○○だから、私がついていなきゃね」などさらりと言う、素直で天真爛漫な母には感謝しきりだ。

 たぶん、やはり前世になんらかの因縁があったのだろうなあ、などと思ったりして。


 昨日のことだ。

 フリーランスで仕事をもらっているところに週4日、張り付いているのだが、昨日はぽっかり時間があいてしまった。待てど暮らせど、仕事はこない。
 どうしようかなあ。いっそ一度家に戻るかプチポンに言って夕飯をあげてこようか、2時間待ってるのはなかなかにつらい…。

 で、クライアントに「19時すぎに戻ってきてもいいですか?」と確認。「どうぞどうぞ」で、荷物をまとめ、エレベーターに乗ったとたん。

 これでいいの?と、心の声が聞こえてきた。ちょっと待って、と。

 1階で止まったエレベーターを再度、7階のボタンを押し。あれ?戻ってきたと不思議そうな顔をしているクライアント嬢たちに、「何か私でできることはありますか?」と聞いてみた。

 すると。ひとりのクライアント嬢が資料を掲げ、「これ…お願いできますか?」と。

 いやあ、帰らなくてよかった。引き返してよかったよ。バカだったなあ自分。

 そうこうするうち、仕事も出始め、またほかのクライアント嬢からも仕事をいただいた。


 5年前、この職場に新入社員が3人入社。案の定、仕事が激減。で、バイトを始めた。

 もし、あのときも素直に「何か私にできることはありますか?」とか、もっと仕事をくださいとかアピールしていれば、バイトを探すこともなかったか。

 などと考えたところで5年間は変わらない。バイトはいい経験だったし。


 職場でね、こういうことがあったんだよね、途中で帰らなくてよかったよ~と母にかれこれ話すと、


 「そうそう。多紀ちゃんはもっと人と溶け合うことが必要なんだよねえ」

 と言われた。

 人と溶け合うこと。「溶け込む」ではなく、「溶け合う」。

 思いがけないことを言われ、それが当たっていることにはっとなり、「お母さん、本当にいいこというなあ」というと、「なにばかにして」ときょとんとされた。

 不思議な魅力が母にはあるのだ。ときどき、どきっとする、真実をつかれるのだ。


 引き返すよう促したのは心の声だとしても、もしくはライトワーカーに教えてもらった守護霊ではないかとも思う。スイスの中年女性で、子どもは3人、足の悪いお姑さんに仕えていた、働き者の婦人。夜は絵本を執筆していたという。

 前世とか守護霊とか、いまだ「ほんとかなあ」と思うほうが強いけれど、教えてもらった前世のことは「なるほどなあ」とも思うし、気にも入っている。

 前世でも、溶け合うことをしなかった。

 屋根裏部屋でねずみと暮らし、ひたすら物書きをしていた掃除婦。

 今生の課題が「もっと人と溶け合うこと」だとしても、不思議ではないよなあ。

 
 しかし。「溶け合うこと」は難しくもあり、案外容易なことでもあるよなあとも思う。


 今日、マカロンやパンを買ってきてクライアント嬢たちに「どうぞ」と振る舞ったところ、「どうしちゃったの?」と、ちょっと引かれてしまったけどね…。

 皆さんに背中を向けた机で仕事することにも、何か「課題」なのだろうと思ったり。


 「一人でいること、孤独であること。それが二十歳の原点だ。」と言った著者は自ら命を絶ってしまったけれど。私たちは誰もが「一人(独り)」であり、「孤独」なのではないか。そうしたものを抱えつつ、社会的生活を営むこと。人と溶け合うこと。

 大切なメッセージは日々、あるのかもしれない。それを受け取りそこなわないように。少しでも、成長できる自分であるように。


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 事故に遭ったのか、右足骨折(手術済み)。猫友さんが保護しています。来月には不妊手術。
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by amemiyataki | 2009-11-27 17:32 | 日常

倍音の月12日 Kin127 青い惑星の手

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ミスティーガーデン



 タイトルが思いつかないときは、13の月の暦で。

 10月の日差しと11月の日差しはやはり違うなあと、撮りためた画像を見ていて思う。いまひとつ「これ」というのが見つからず、電気不要の加湿器、「ミスティーガーデン」を。

 久居さんに教えてもらったもので、わが家では母が重宝している。「(副鼻腔炎の)鼻がすっきりする」そう。製造元は岩手県滝沢村。川徳牧場のヤギミルクといい、岩手にいいものを発見できて、うれしい。

 去年は黄色のミスティーガーデンを使っていたが、そちらはプチポン保護部屋へお下がり。緑色のもなかなかいい。

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 11月14日(土)に、たき、2本抜歯。

 最初の感想が過ぎると、母は案の定「いったい、あんたは何をやっているの」と、ケア不行き届きをさんざん言う…。ごめんなさい。

 前日夜から食事なし、水なしのたきは落ち着かず。夕方、迎えに行き、無事に終わり。

 けれど、どこか元気がないのが3日続き、本調子になるまで5日かかった。

 先生からはフォスフォラスを5日、という指示だったが、本当に完全復調するのに5日かかった。たぶん、もう少し若ければもう少し早いのだろうなあと思ったが。
 それでも、抜いた歯の後が気になるのか、顔を傾け、シャクシャクと口を動かす。抜いた歯が気になる猫(人)にはヘクララバのレメディを、ということで、それもあげてみるとようやく落ち着いた。

 ヘクララバは火山灰のレメディで、本を読むと(たきの症状とは)違う説明書きがある(けっこう深刻)。でも、レメディにはたくさんの象があるそうだから。このヘクララバはこっこちゃんやモリに使った残りだ。

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 グレさんに「うさぎ肉」を見つけたショップで、ワイソング(ワイソン)のフリーズドライの雉肉入りドライフードを発見。犬猫共用。

 試しに購入すると、みんなに大好評! ぴあも、ひばりも、フリーズドライのかけらをそっと食べ、ふんふんと味わい、飲み下した。最近、わりと調子いいぜんちゃんは(生肉もOK)、もつもつと食べてくれた。
 たきたちに試すのを忘れてしまった(ちーは、うさぎ肉はNGだった…)。

 いつもフードを注文するねこ畑に、このフードも扱ってくれませんかと注文時に要望。さっそく、検討する旨の返信が届く。ここはいつも、本当に気持ちのいい対応だ。そういえば、ここで注文したバイネーチャー(缶詰)もグレさんに好評だった。肉とレバーが入ってるのがいい。

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 トリノ。トリノのために何ができるかと考える。


 先生に、テルミーは何分くらいやったらいいんでしょうと聞くと、決まりはないという返事。15分くらいでトリノは「もうけっこう」というように立ち上がるんですよねえと言うと、「体が温まればいいですからね」と。確かに。

 卵の黄身をあげてもいいそう。カロリーエースも補充しようか。

 好物(だと思う)の鮭とか魚類を食べてもらえたらいいのだけれど。
by amemiyataki | 2009-11-26 16:54 | 日常

腎不全、覚え書き

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ルネ吉♂ 里親募集中 募集記事はこちら



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←プチポンショッピング、来年のカレンダーはいかが?



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 この一週間ほどは、トリノやグレのケアのことで、何か役立つ情報はないかと、あれこれ検索したりしていた。以下、覚え書きとして。


 猫の慢性腎不全の情報満載のぎゃおす王国を読み返す。


 グレさんはヨーグルトやミルクはOK。ということで、ヤギミルクを探す。国産、それも地元岩手の「川徳牧場」のヤギミルク。
 これを調べてわかったこと。流通するヤギミルクのほとんどが中国産であること。国内に山羊農場はたった4つしかないこと。そのひとつが、川徳牧場。

 川徳牧場のミルクはこれまでも注文したことがあったが、今回、検索して新たなサイトを発掘。それがこちら

 生食や手作り食などは、やはり犬のサイトが充実している。こちらも犬メインから、サブで猫カテゴリを構築したような感じ。そして、思いがけず、グレさんの大好物になるウサギ肉を発見。ブラボー。

 原材料が、うさぎ肉、粉砕うさぎ骨、牛とラムの心臓・肝臓、全卵、ヨーグルト、ニンジン、リンゴ、アルファルファドライパウダー、ケルプドライパウダー。

 小動物の肉、骨、内臓、卵、ヨーグルト、野菜、果物、サプリメント。それらすべてが入っているなんて。
 自然解凍して生のまま与えること。電子レンジはマイクロ波を浴びることになるのでNG。

 ついでに。ヤギミルクやサプリメントなどでアルミパックのものは冷蔵庫保存はNG。冷蔵庫から出したり入れたりする温度差で、汗をかいたりなど水分が吸着して品質を損なう可能性があるから。


 トリノに、電解質液を飲ませていたけれど、それは控えること。以下、先生から。

 「電解質液は塩水ですから ミネラルの補給になっても 水分の補給にはなりません 塩水飲むと喉渇くでしょ それは塩分によって身体の水分が奪われるからです 腎不全ではミネラルの補給は絶対必要なんですが皮下で補給出来ているんだから経口で更に電解質液入れる必要はなく ただの水を飲ませるべきと思います」

 そういえば、輸液(乳酸リンゲル)を経口で猫にあげている飼い主さんもいるそうだ。

 痩せてくると、自宅点滴では針を刺してもうまくいかず、漏れてしまう。それを先生に言ったら、「やり方がまずいからです」とソッコウ言われてしまった。

 針を刺すとき、首の後ろあたりをつまんで三角形のテントみたいな部分を作り、そこに刺す。背骨と並行する感じで。でも、これがなかなかにうまくいかなくなってくる。
 みなさん、毛しかつかんでないんですよね、と先生。そして、肋骨より上の部分を思いきりつまんで、横から刺した。「で、針の位置を反対側から確認して、『袋』に入った感覚を確かめて、輸液」。
 確かに、このやり方でうまくいく。たみおのときは半泣きで、「できない…」と、充分な量できなかった。しかもたみおは暴れるし。トリノは、頭にバスタオルをかけて隠すと(周りを見えなくする)、動くのをやめる。これは助かる。

 手順としては、輸液を温める、レメディを水に溶かしておく、サプリメントをぬるま湯に溶かしておく、テルミー灸の準備をする。

 レメディ、テルミー、サプリメント、輸液、キドナなど流動食。

 サプリメントなどのケアが「陰」なら、テルミーなど体を温めることは「陽」。輸液を温めること、お灸をすること。口内が痛い子は肩が凝ってるはずなので、肩(首)周りをテルミーでこするといいそう。



 トリノの腎機能検査では、尿素窒素が100前後(正常範囲は20~30)。症状が出た6月の時点で162.8。
 過去、腎不全だった猫たちの数値はどうだったろうと調べてみると、みんな正常範囲を少し超えてる程度。ただ、たみおだけが保護当時103.2。それでも、1ヵ月後には74.5に下がっている。


 たみおの所見を読み返し、なるほどと改めて参考になった。以下、先生の所見。( )はトリノの比較。


たみおの場合

尿素窒素、クレアチニンとも高値ではありますが、前回より低下しており、
尿毒症状態が若干緩和されている様子がうかがえます。
末期の腎不全に著しく上昇してくる無機リンも正常です(トリノも正常範囲ギリギリの8.1)。

総たんぱく質が高値です(正常範囲6~8 トリノは9.7)。
これはアルブミンとグロブリンという血中タンパク質の総和であり、
アルブミンが正常ですので(正常範囲2.3~3.5 トリノは2.4)、グロブリンが上昇していることを示します。
グロブリンは免疫系に関与し、猫エイズウイルスが活動すると上昇します。
しかし、高値であるにしろ前回よりは低下していますので、これも悪い傾向ではないと思われます。
(トリノも前回の10.2より低下)

血清アミラーゼ(正常範囲500~1500)は本来、膵臓からでる酵素で
膵炎の際に上昇しますが、これは腎臓から排泄されるので、
腎臓の機能低下によって排泄が滞るので値も上昇します。
ですから、この場合も膵炎というよりは腎疾患を示唆しています。

※トリノは6月の症状が出たとき、2348。たみおは4710。

とりあえず、やはり腎臓のかなりの部分が壊れているものの、残っている部分を
現在うまく機能させて、体調維持できている状態といえるでしょう。


赤血球数(正常範囲500~1000 トリノは453)、血色素量(正常範囲8~15 トリノは6.2)、ヘマトクリット(正常範囲30~45 トリノは25.2)の低下は貧血を示しています。
腎臓からエリスロポエチンという、赤血球合成に必要なホルモンが分泌されるのですが、
腎不全の子はその分泌が低下するので、どうにも貧血は避けられません。

実際、猫は貧血への耐性はすぐれており、ヘマトクリットが15%以下にならないと
臨床症状に現れないことが多いです。
人工のエリスロポエチンを注射する治療もありますが、効果は一時的なもののようです。




 ネットであれこれ見ていて、輸液をすると貧血になってしまう…というのに行き当たったけれど、通院時、先生が「腎不全の子はどうしても貧血になるんですよね…」と言ったのは、このことだったかと納得。

 たみおは2005年、保護した茶トラのおじいさん猫。歯は一本もなく(抜歯されていた)、おそらく口内炎や腎不全の治療をされていたのだろうけど、どこがどうしてそうなったのか、その冬、ぴあたちがいた場所に突然現れた。

 春に保護して、3ヵ月足らずで亡くなってしまった。あの頃は本当に、何にも知らなかった。

 でも、たみおが残してくれたものが、今改めて役立っている。

 ありがとう、たみお。

*****

 日本では認可が下りず、けれどヨーロッパでは普通に手に入るというレナルジンというサプリメントがあることを知る。リン吸着剤。個人輸入しようかと一瞬思ったが、やめた。


 腎臓はもちろんだけど、肝臓のケアも怠らないこと。

 乳酸菌は腎臓悪化を遅らせるものであるらしいこと。


 気になったフード、サプリメント。ペットキャビンIMMUNO CAT FP+が気になるんだけど、どうなのかな…。






 
by amemiyataki | 2009-11-23 00:08 | 日常

仙台のキャットシッター

 「仙台のキャットシッターを教えてほしい」と問い合わせがあったので、ここに紹介。

 本日のにゃんこ2でも紹介しましたが、キャットシッター猫屋敷さんがそうです。猫専門のシッターです。

 手作り食などのセミナーも開催。とてもためになります。

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CS猫屋敷 看板猫のももさん♂



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長毛ゴージャスなももさん



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こちらも看板猫のうめさん♂



 猫屋敷さんの事務所にいる猫さんたち。とってもおとなしく、でもそこは猫。好奇心を抑えきれず、セミナー後に参加者をももさんは一人ひとりチェックしていました。

 こちらでは、ひのきで作ったキャットタワーや、猫が食事しやすいよう角度をつけた陶器の食器なども販売しています。興味のある方はこちらをどうぞご覧ください。
by amemiyataki | 2009-11-15 19:36 | 日常

紅葉のライトアップ

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 夕飯の鍋焼きうどんを食べた後、市の記念事業の一環だとかで、中央公民館の紅葉ライトアップ、というのを見物に行った。
 南部の殿様の薬園でもあったという場所。池を囲んでぐるりと紅葉。これほどの紅を観たのはいつだったか、これが初めてか。けっこう寒いなか、しばし自然の美しさに見惚れた。

*****

 「THIS IS IT」を観たという知人の感想が、またおもしろかった。いわく、

 「THIS IS IT」の歌を聴いたら、死期が迫っているのを感じた(往時のような声のハリがない)。
 できれば、完成されたコンサートの映画を観たかった(リハーサルばかりでおもしろくなかった)。

 そして、その人は「あのムーンウォークは本当のムーンウォークなんですかね」と。
 確かに、リハだからかあまりムーンウォークは映画にはなかった。ちらっと。それも、控えめだったかなあ。

 マイケルはもうこの世にいないのだと、そんなノスタルジーにとらわれていたせいもあったし、久しぶりに見るマイケルはやっぱりクールで。

 観る人それぞれ、感想はあるもの。
by amemiyataki | 2009-11-11 22:20 | 日常

しあわせな夢 その2

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モーツァルトという名のケーキ(byマイヤーリング 岩手県滝沢村)



 「カラメルクリームをサンドした、ラム酒風味のチョコレートケーキ」と説明書きがあった。ここの店主はオーストリアで修業したそうで、彼の地が生んだ大音楽家の名前を冠した秋限定のケーキは、何か物語を感じさせる。バイオリン、枯れ葉、紅葉。紅葉の具合はひとつひとつのケーキによって異なり、小技をきかせた心配りもにくい。しみじみと美味しいケーキだった。

*****

 先週金曜、早朝割引(といっても、9時30分始まり。1300円)の回に、「THIS IS IT!」を見た。

 始まる前から、BGMにMJの音楽を流していた。もうそれだけで、感傷に浸ってしまう。カップルは少なく、ほとんどが一人で。熟年男性の姿がけっこうあった。

 マイケルのプライベート用に記録撮影したもの、と断り書きがあったけれど、どう見ても、マイケル亡き後、未完に終わったコンサートの代わりにショービズとしての計算が垣間見えた。それがいいとか悪いとか言うのではない。このドキュメンタリー映画を見るなり、これだけたくさんの人、経費をかけたら、何かかたちにして商品として発表せずにはいられないのも無理はないと思った。なにより、マイケルの稀有な才能、彼が伝えたかったメッセージを、世界中の人とシェアしたい、そうしなければ、というスタッフの意気込みを感じた。

 見て、本当によかった。

 冒頭、オーディションのためにさまざまな国からやってきたダンサーや歌い手、ミュージシャンらが、目を輝かせて「マイケルと同じ舞台に立てたら最高に光栄!」と口々に語る。そう、マイケルのパフォーマンスはもちろんだけれど、全編を支えるのはこうした「みんなマイケルを愛している」というバックダンサー、ミュージシャン、ヴォーカリスト、照明、スタッフ…彼らの熱い思い。

 不思議なことに、選ばれたバックダンサーたちのスキルは相当なものだけれど、彼らを率いて歌い、踊るマイケルにはやはり及ばない。マイケルも、ひとりでも充分魅せてくれるのだけど、やはりバックダンサーたちがいたほうがひと際輝く。

 知らない曲はひとつもなかった。踊りのひとつひとつに目を奪われ、感動した。なんて腕が長く、手が大きいのだろう。最後に「THIS IS IT」を聴き、もうこれ以上、MJの新曲を耳にすることはないのだと思うと、悲しかった。

 この映画で、伝説は完成された。いつでもマイケルに会うことができる。

 ムーンウォーカー。永遠に。ありがとう。
by amemiyataki | 2009-11-09 23:43 | 日常

しあわせな夢 その1

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庭のウメモドキ(本日撮影)



 今週は週末まで、ずっと雨模様の様子。気圧が低く、なんとなく気分も今ひとつ盛り上がらないような。


 少し前の話。

 母が朝起きるなり、「いい夢を見たから、宝くじを買う!」と言った。ちょうどその日は木曜で、ロト6の締切日。
 「じゃあ、ロト6買う?」
 「んだ!」

 なんでも、亡き父と私と母の三人で、とあるホテルに宿泊した夢を見たのだそう。
 気づくと、母は迷子になり、ひとりで廊下をうろうろしていた。すると、向こうから男の人が来て、「どうしたの?」と聞いた。母が、「部屋がわからなくて…」と言うと、その男性は「ほら、そこに番号が書いてあるでしょう」と。

 指差されてふと、自分の胸元を見ると、確かに来ていたパジャマには「56」と数字が書いてあった…。

 「あんまり、そういう部屋番号はないと思うなあ」と、私。「それに、ロト6は1から43までしか数字はないよ」

 それでも、と、母は「5」と「6」にちなむ番号を選ぼうと譲らず。だんだん、私もこれはもしかしてもしかすると…なんて思い始め、二人で「当たったら家を建てようね!」「んだっ!」と言い。

 結果。かすりもしませんでしたよ、はあ。そんなもんだよねえ。でもまあ、マークシートの数字を選び、塗りつぶし、二人でにやにや笑っていたひとときは、確かに幸せだった。


 そんな話を「き」さんに、ランチを食べながら話すと、「(お母さんにとっては)本当にしあわせな夢だったんだねえ」と、しみじみ言った。確かに。その夢を語る母はとっても楽しそうだったし、夢に父が出てきたこともまた、うれしかったようだ。

 三人で宿泊したのは、三度くらいだったろうか。二度は、関東で法事があったとき。一度は、親孝行ねと、奮発してつなぎ温泉の「四季亭」に泊まったとき。

 それにしても。母は本当によく夢を見るけれど。この夢はいったい…。

 
by amemiyataki | 2009-11-09 23:04 | 日常

小春日和

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秋の一本桜 (雫石町 小岩井農場)
今年5月撮影のものはこちら



 先日の初雪が嘘のように暖かい一日。快晴。

 「今日はドライブ日和だって、ラジオで言ってた」と母がタイミングよく言い、お気に入りの雫石コースへ向かう。

 まさに周りは黄葉・紅葉。すれ違う車もほとんどなく、最高の気分でドライブ。天然酵母パンの店、「tuk-tuk(アイヌ語らしい)」へ行き、ピザを食べ、お土産に風光舎のコーヒー豆「ケニアAA(名前がいい)」を買い。

 穏やかな日差しの中、はらはらと落ち葉がゆっくりと舞い落ち。

 最高の一日だった。

 誰かに感謝したい気分。

 ありがとうございます。

 心配事はまああるけれど(水道管が破裂したようだ…)、それでも幸せを感じるひととき。

 感謝します。
by amemiyataki | 2009-11-07 22:23 | 日常

初雪の文化の日 ハッピーバースデー

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10歳の顔



 今日はこの時期いちばんの冷え込み。予報どおり、初雪。朝起きると、屋根にうっすらと雪が積もっていた。それもほどなく消えたが、日中の最高気温が5度前後。プチポン部屋に新たにペットヒーターを1台追加。全部で6台。暖房機はほかにオイルヒーターとファンヒーターが各2台ずつ。

 今日はたきの10歳の誕生日だ。1999年11月3日生まれ。

 たきの母猫「シロ」はシャムMIXの長毛で、飼い主がいうにはある日脱走され、戻ってきたときは妊娠していたという。父猫はおそらく近所でも有名なボス、茶トラの「ジャイアン」ではなかったか。
 99年11月3日、シロは帝王切開で3匹の茶トラの子猫を産んだ。その1匹がたき。なぜ帝王切開かというと、「逆子」といわれたからだそう。
 偶然という運命から、わが家へやってきてくれたのが、その年のクリスマスイブの日。
 隣村の滝沢村からやってきたから「たき」とつけたのかとか、ジャニーズのタッキーが好きだからつけたのかとか聞かれもしたけど、そのどちらでもない。


うちに来た日に撮ったたき

 生後1ヵ月と3週間でわが家に来たたき。たぶん、体重は700gくらい。ほかの兄弟は2匹一緒にもらわれていき、たきだけが残り。飼い主の家には小さな男の子が3人いて、いちばん下の幼稚園の子に「トロタ」と名前をつけられ、毎晩一緒に眠っていたという。

 あれから10年かあ。感慨深い。としみじみしているばかりもいかず。11月2日、予約をとってたきのシニア検査(健康診断)に行った。
 しばらく前、口をくちゃくちゃさせていたのが最近では、ぱたりと止まった。これはどういう兆候なのか。

 体重4.1キロ。そういえば、去勢手術でルネ吉を連れて行ったとき、体重がやはり4.1キロだった。ルネ吉の場合、保護時3.4キロ。それから2週間くらいしか経ってないないはずなのに、こんなに肥えて。ごりごりだった背中も、うっすら肉がついて。

 たきは診察台でいつも暴れ太鼓になるのだけれど。この日はわりとおとなしく、先生も診察がラクだった。口を開けてみて。

 右上の奥歯がなかった…。

 「抜歯は…」
 「してないです。てことは…」
 「舌で器用にとっちゃったんでしょうねえ」
 「ああ、やっぱり…」
 「でも、左のほうにも歯垢がついてるから」
 
 採血をし、数値に問題なければ、スクリーニングをお願いした。

 そうか、たきちゃん、歯を自分でとっちゃったか…。

 10歳で歯がなくなるって、早すぎですよね…としょんぼり聞くと、「いや、そうでもないですよ」と先生。ちょうど、先生の猫のぴょんたさんも10歳くらい。口をくちゃくちゃさせていたので、「強制的に抜いた」そうだ…。

 猫の10歳って、何歳でしたっけ? と聞くと「58歳くらいかなあ」。帰宅してネットで検索したら、いちばん最初に行き当たったサイトに「70歳」と書いてあり、びっくり。ほかを見ると、やはり50代後半。うん、そのくらいだよね。

 母がなんと言うか心配だったが、経緯を話すと「たきは賢いなあ(自分で歯をとるなんて)」と意外な返事。あんたいったい何してたのと叱られるかと思ったけど。

 父が亡くなって5年後にわが家にやってきた茶トラの猫。私には生まれて初めての動物、初めての猫。たきと出会わなければ、行き場のない猫たちのことを知らないまま、気づかないまま毎日を過ごしていただろう。

 ありがとうね、たき。

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引くとこんな感じ。たき、お気に入りの椅子(byニトリ)



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 プチポンショッピング、お買い上げいただいた方から、ご感想が届いています。作家の方々へ、お伝えしています。励みになると、さらに創作意欲をかきたてられているようです。ありがとうございます。

 今月半ばには、いよいよプチポンオリジナルカレンダー2010(卓上版)が登場します。限定40部(予定)。どうぞお楽しみに!

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 トイレ砂のカンパご支援をいただきました。ありがとうございます。助かりました。
by amemiyataki | 2009-11-03 23:52 | 日常