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こんな、母の日

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微妙な距離感…


みずうみ

<だいたいお母さんてものはさ
しいん
としたとこがなくちゃいけないんだ>

名台詞を聴くものかな!

ふりかえると
お下げとお河童と
二つのランドセルがゆれてゆく
落葉の道

お母さんだけとはかぎらない
人間は誰でも心の底に
しいんと静かな湖を持つべきなのだ

田沢湖のように深く青い湖を
かくし持っているひとは
話すとわかる 二言 三言で

それこそ しいんと落ちついて
容易に増えも減りもしない自分の湖
さらさらと他人の降りてはゆけない魔の湖

教養や学歴とはなんの関係もないらしい
人間の魅力とは
たぶんその湖のあたりから
発する霧だ

早くもそのことに
気づいたらしい
小さな
二人の
娘たち

茨木のり子「おんなのことば」より



 わが家の母が湖を持っているかどうかはともかく、まあ、あまり「しいん」としたところはない。

 今日も具合が悪いと朝食後、ベッドに横になっていたら。何やら声が聞こえたので部屋へ行ってみた。

 太極拳を親戚の人たちにやってみせようとしたところ、服を着込みすぎて体が思うように動かない。動かない。焦る。焦る…そんな夢を見ていて、ふと目を覚ましたら、お猫さまが2匹、どっかりと自分の脚にのっていた…と。

 画像は母が起きた後のお猫さま2匹。

 遅いスタートとなったものの、今日は母の日。今日一日は台所に立たずにね~。って、私もおもてなしと称して外食&ドライブ。要は私の行きたいところに連れ回すという…。
 とある方のエントリを見て、行かねば!と、Sobe's Cafe目指し、鼻息荒く国道4号を行くも、途中、バイパスで急に母が「腹痛い…」。ええっ。バイパスだから何もないよ。「腹…」

 これはイコール トイレ、のサイン。かなり切羽詰まった声、表情。

 というアクシデントも手伝って、ランチタイムに間に合わず。がっくり。母のトイレには間に合ったけれど。

 しかし、ここの対応はバツグンだった。カフェタイムでスイーツとドリンクしか扱っていない、ランチも早々に売り切れてしまった…と申し訳なさそうに言う。
 昼食を食べずにいきなりスイーツというのもなんだかなあ、どっか行って食べてからまた来る? など言いつつ、せっかくここまで来たのだからと、自慢のスイーツとお茶をいただくことに。

 せっかくだからと、玄米ごはんを味見させてくれたり。そして、自慢するだけあって、スイーツのおいしいこと! 体にいいもの、本当に必要なものって、すんなり体内に入って、こんなに満足感をもたらすのか~、と母と感動。

 マクロビオティックはほとんど知識、経験がないけれどびっくり。白砂糖不使用の甘さ、食べでのあるぎっしりしたパイ生地。地元のいちごや玄米、おからを使ったクッキーやら。

 次回は絶対、ランチを食べねば。

 三年ものの番茶も体のすみずみまで染み渡る深い味わいだった。

 そして。母が好きな花巻のお茶店で八十八夜茶と新茶を購入。

 産直「母ちゃんはうす だぁすこ」で買い物。

 盛岡へ戻り、お寿司で〆。

 いい一日だった。

*****

 ご心配いただいた母ですが。

 結局、心臓カテーテル検査を受けるかどうかは、先週の循環器センターへの通院時にも決められませんでした…。

 先生に、母に代わって検査時のリスク(麻酔のこと、カテーテルのことなど)など質問するたび、
「そったな恥ずかしい(失礼ともいった)こと聞ぐなんて」と制する母。

 先生もさすがに呆れたのか 「じゃあ、次回は4週間後に予約をとってもらって、そのときにまた話を聞きましょう」

 心臓カテーテル検査で死亡した人はこれまでいないことなど丁寧に説明してくれたにもかかわらず。
 待合室では、全国でも100例に満たない難しい心臓の手術を経験した人から詳しく説明も受け、励まされたのに。

 予約時から4時間近く経って、結局はまたペンディング。

「いいんだけどさ」←実は、ちっともよくない
「なんだか私…バカみたい」←ああ、大人げない

 仕事のやりくりをして付き添って、先生に質問しようとして止められて、挙げ句、なんにも決まらないまま、半日が終わってしまった。いいんだけどさ。2週間猶予をもらって、さらに今度は返事をするまで4週間猶予をもらって。次も決まらなくて今度は6週間の猶予をもらうのかなあ。いいんだけどさ。昨日だって、叔母ちゃんたちに、買ってきたお茶餅を食べてもらいたかったのに。なんだか私、バカみたい。

 と愚痴愚痴。母も涙目になりながら怒って、次は私ひとりでいいから。もう多紀ちゃんに迷惑はかけない、お茶餅だって、食べてもらったんだから(聞いてないよ)…。
 まあ、それでも夜にはおたがい、私が悪かった、ごめんねの仲直り。


 「(検査は受けませんと)断らなくて良かったんじゃないですか」と、ホメオパスの先生。「疑問は納得するまで聞くべきだし、断ったりしたら医者との関係も気まずくなったでしょうし」

 なるほど~。そうなったら、本当に行く病院がなくなってしまう。

 先生は「物事が決められない人に(というか、怖がりの人に)」のませるレメディを出してくれた。次回の期日が迫ってきたら、のんでもらう予定。

 このサスペンドな状態がさらに1ヵ月続くのか。私ならそういうのこそいやだけどなあ。
 て、他人事だからそう思うのかも。脚の付け根の静脈からカテーテルを通して(局部麻酔)…って、そりゃあ私も自分だったらやらないで済むものならしたくないし。

 けれど。検査をして、自分の心臓の状態を把握して今後の対処を考える。いろんな治療法が見えてくる。どこも問題なければ、ホメオパシーでケアしていくのもありだよねえ。

 ドライブしながら、結局はこの話題で時間が過ぎてゆき。お? 検査する気になったかな? と思いきや。家に帰ったときは「やっぱり、やんた(いやだ)」。

 どうなることやら。

*****

 そして、私の皮膚トラブルですが。

 おふたりの方からお勧めのスキンケア商品を紹介していただきました。ありがとうございます!

 サンプルがあるほうをまず取り寄せ、使ってみたところ…すごい!
 肌理(きめ)が整うとはこのことか~と感動しました。
 あれこれ試してみたけれど、まだまだ知らないものがあるのね~。
 この感動は筆舌しがたいです。

 皮膚トラブルって、けっこう落ち込むんですよね。自分が人並みじゃないような。

 これでやっと、脱出できるかなあ。

 もうおひと方がスキンケアのほかに紹介してくださったEM(有用微生物群)の飲料水であるというEMX。猫さんたちに飲ませたところ毛づやもよく、かわいらしくなったそう。
 なるほど~。このヒントも本当にありがたかったです。
 
by amemiyataki | 2007-05-13 23:02 | 日常

今日という日

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在りし日のキョンちゃん



 チップがちょっと調子が悪いようだとサヴァさんからメールが入り、自宅にあるレメディを調達することになった。吐き跡4ヵ所…と聞き、不安になる。車を運転しながら、レメディを届けることが叶わなかった、神戸の白猫オッドアイのキョンちゃんをふと思い出す。右目が水色、左が金色の金目銀目の美しいキョンちゃん。

 1年前の今日、キョンちゃんは里親のTさんの腕の中で亡くなった。3月に脱走し、40日後の5月5日に保護。喜びもつかの間、容態が急変して9日に永眠。極度の脱水症状と貧血。電解質液のバランスが最悪の状態。外にいる間、満足に飲み水を得られなかったのではなかったか。

 保護してすぐのとき、レメディを飲ませようとキットを開けたが、なぜか目当てのレメディは空き瓶だった(補充しとけよ自分!と内心、おのれのずぼらさに毒づいた)。そして9日。レメディを手にして新幹線に乗ったサヴァさんは、名古屋で訃報を聞き、東京に引き返した。

 運命。運の命ずるところというのは、人智が及ばない遙かなところで動いているのだと思う。

太陽を力ずくで西から昇らせることは出来ないように
人知の及ばない流れに対し、私がなんとかしていればと、
後悔しすぎるのも天に対して不遜になる場合もありますね。

亡くなった命を悼みつつ自然の流れを後悔せず受け入れる。
そんなバランスを取るのは大変ですが、生きる上で絶対必要であり、
やらなければいけない事です。


 当時の自分の思いあがりを、先生はやんわりと諫めてくれた。恥ずかしい。何より、誰よりも悲しいのはTさんなのだ。

 そのTさんからメールをいただく。

 春分の日のころから、去年のこの時期を思い出していたという。たくさん泣いて、いろんなことを学んだとTさんは言う。キョンちゃんのおかげで、少し成長できたような気がする、と。

 キョンちゃんのことは忘れない。思えば岩手から群馬、兵庫へと、猫としては数奇な運命をたどったびびりのキョンちゃん。でも、岩手のあの場所から抜け出て、Tさんというパートナーのもとへたどり着いて日々を共にして、カンちゃんという仲間も得て、楽しかったよね。幸せだったよねえ。

 そして去年の5月6日は、marieさんの愛する三毛猫ちっちーちゃんが闘病の果てに永い眠りについた日。大変なときにもかかわらず、前日のキョンちゃん保護を心から喜んでくれてありがとう。ちっちーちゃんのことも忘れない。背中に天使の羽模様を持ったちっちーちゃん。

*****

 茶太鈴んちの母さんが、このゴールデンウィーク中に茶鈴ちゃんの脱走でつらい思いを味わった。そのときのことをブログにつぶさに書いてあるので、ぜひお読みください。ご本人の快諾を得て、リンク。

*****

 思ったよりチップは大丈夫そうだった。頑として開けない口のわきから、水に溶かし、スポイトにとったレメディをのませた。


 運の命ずるところ。保護猫たちがもらわれた先でどうなるか。思いがけないケアで里親さんに苦労を味わわせることになったり、申し訳ないと思うことが実は多々あります。お届けして一週間で亡くなってしまったのりちゃん。里親さんには悲しみを運んだだけではなかったか。

 その猫にどんな運命が用意されているのか。それは誰にもわからないところ。難しいと痛感することが最近多く、言葉にきちんと書き記すのもなかなかできなかったりしますが。

*****

 今日という日のおまけ。

 千葉から、叔母夫婦が急遽、来盛。何かお菓子を調達したいと、仕事中、母から電話。
 大慌てで仕事を片付け、焦りながらマイナンバーワンのお茶菓子屋へ車を飛ばし、お茶餅、しょうゆ団子、豆餅、柏餅などなど盛大に買い込む。「千葉から親戚が来るんですよ~」(って、ふたりだけなのに5~6人分くらいも買っちゃった)に、お店のおばちゃんがおまけしてくれる。

 なんだかんだと昼ごはんを逃し、家に買ったお茶菓子を置いて急いでバイトへ。

 夜、帰宅して「どうだった?」と聞くと。

 なんと。叔母たちも花巻でお茶菓子を買ってきて、うちにお土産で置いていき、私が用意したお茶菓子は出せなかったという。

 がっくり。人生ってこんなもんだよねえなどとぶちぶち文句を言いながら、自分で買ったお茶餅をがっつりと食べる。

 悔しいほどに、おいしかった。叔母さんたちに食べてほしかったよう。


 そういえば。5月7日のエントリで紹介した小岩井農場の一本桜。
 実は、5月6日の、まさに私たちが見にいったその日が開花日だったそう。8日に満開。
 て、画像はどう見ても桜の花が見えないのだけれど。実は鷽(ウソ)が花芽を食べてしまい、今年は去年の1割ほどしか花が咲かなかったのだそう。
 それを報じたラジオのパーソナリティーが「うっそーん」なんてダジャレを言ってたけれど。
 それにしても、私たちに「桜はまだ」と言ったあの警備の人。ウソつき。いくら東北人は口が重たいからといって、観光地の関係者はもう少し愛想よくしないと。
by amemiyataki | 2007-05-09 23:25 | 日常

雨の週末

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鳴き疲れて…(ななぼ


 もっとかまって。もっと遊んで。もっと抱っこして。ななぼは要求をストレートに訴える。どれもたわいない、かわいらしい要求だけど、なかなか叶えてあげられない。大好きな空蝉さんにバイバイ、また明日ねと言われ、あきらめて眠ったところをパチリ。気配に気づいて薄目をあけた。

 去年の夏、引っ越しの際、ぴあが脱走したその日に保護した猫。ぴあの捜索チラシと、ななぼの「預かってます」チラシを同時に掲示した。飼い主は現れなかった。

 ななぼも、ぴあも、ほかのコたちも。ささやかな要求を叶えてくれる本当の家族のもとへと送り届けたいなあ。

*****

 昨日の金スマに出ていた津軽の神様(だっけ?)、木村藤子さんの言葉。

 「自分の欠点に気づき、それを治すことで幸福になれる」

 全国から、悩みを抱えて相談に来る人が後を絶たないという。「気づき」の大切さ。

 今朝の朝日新聞be。脳外科医からWHOに身をおき、感染症のプロとして劣悪な環境へ赴く女性医師の言葉。

 「大事なのは、理想を少しでも自分に引き寄せる意思と、遂行力だと思います」


 自分は本当にしょぼいなあ。なんにもしていない。そして今日はこれからバイト、週末はまた例の仕事を持ち帰り…。でもきっちりと仕上げよう。うん。
by amemiyataki | 2007-04-21 13:30 | 日常

涙そうそう

 怒濤の週末をどうにかやり過ごした。久々に背中の右側がしんどくなる。家に仕事を持ち込むものじゃないよなあとか、ひと晩でできる量じゃないよこれ…とか、本当にきつかった(日曜正午に受け取って、「明日午前中」までにほしいというんだから)。
 決められたデッドライン内でできる仕事の仕方で、きっちりと納品したけど。満足のいく仕上がりではなかったんじゃないかなあ。
 こういうとき、不思議なもので、尊敬していた先輩の仕事ぶりを思い出す。それが支えになってなんとか乗り切ることができた。肩の力を適度に抜いて。ポイントを押さえて。
 ストレス細胞(これは勝手につくった造語)が増殖していくのが自分でもわかる。体を壊してはもともこもない。つくづく、デッドラインのある仕事は無理だと痛感。もういいっす。そういう意味ではバイトはやはり気がラクだ。母にも猫たちにも迷惑をかけた。

*****
 marieさんから、軍手ねずみ(勝手に命名)の購入先を教えてもらった。犬猫自然食品専門店エンジェルズハート。「ためしにかったら、遊んでくれたんで、まとめ買いしたら思い出したように突っつくくらいになってしまって…」

 そうなのよねえ。最初の食いつきは良くても、継続しない。保護猫たちのほうが食いつき度は継続する。たぶん、こういうところが「飼い猫」と「保護猫」の違いでもあるのだろうと思う。保護猫たちは常時、いろいろなことに飢えている。食べたりない、遊び足りない、充分にかまってもらえない…。

 里親募集に消極的、と自分でも思うのだけど。今いるコたちは人馴れがいまひとつというコ、馴れていてもウイルスを持っていたり、保護期間が長くなってくるとどうしてもこちらが慎重になってしまうこと…子猫なら問題なく「もらってください!」なのだけど。
 保護猫中、いちばんの子猫のチップとデール。近日中に不妊手術の予定です。

 タマさんのところで紹介していた三毛さび姉妹。ブログに載せようと思っていたら、あっという間に里親決定になったよう。いつでも里親募集中に掲載した直後から、問い合わせが集中したらしい。

 子猫ラッシュのシーズン到来。

*****
 ねこ畑から、アニモンダの説明を引用。

「アニモンダは、ペットのフードについて、「同じ物を与え続ける」ということを前提にしておらず、 「様々なものを食事として与える」という事を前提にしています。そのためアニモンダには総合栄養食という概念がありません」

「非常に消化の良い動物性タンパク質を使用していますが、このことで猫の新陳代謝に与えるストレスを大幅に軽減しています。 またこのシリーズは、小麦、大麦を試用していませんので、これらのグルテンを含んでいません」…先日購入のドライフードの説明より


 今はワイソングをあげている。グリーンフィッシュ(イタリア)は魚ベースが苦手なのか、いまひとつだった。

 手づくり食、生食をあきらめたわけではない。昨夜、かにクリームコロッケをなめているたきを見て、ドライ以外でも食べられる・食べたいものはあるのだと、手づくり食の可能性はやはりあると改めて思った(コロッケはうっかりしてなめられてしまったけれど)。
 
 昔はごはんに味噌汁の「ねこまんま」でも充分健康だったという某先生も、それ以外に、動物をまるごと食べていたから栄養が足りていたのだろうという。
 総合栄養食なんて言葉がいかに頼りないものか。本当の総合栄養食はねずみまるごと1匹。内臓まで食してこそ、ともいうようだけど。

 不妊手術、完全室内飼いをして食事に気を配ること。それが猫を「ペット」として飼ってきた私たちの務めだと思うから。

 やっぱり、自分だって乾きものだけじゃあ味気ないよなあと思うし。
 そういえば、自分のことだけど、水を1日2リットル飲むことを目標にしていても、あとひと息で足りていない。

 手作り食の本では本村伸子さんのもう迷わない! ペットの健康ごはんがわかりやすいです。入手不可のようだけど、本村さんの「ペットを病気にしない」もとても参考になります。ワクチンのこととか。

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 先週土曜の朝日新聞beを読み、名曲「涙そうそう」が、森山良子が亡き兄のことを歌ったものであることを知った。

 沖縄のおばあたちの話に胸が苦しくなった。

人は時間をもらって生かされている。死んだ人があとに残すのは、よく生きなさいというメッセージ


 大切な存在を喪ったとき。なにも悲しみは癒す必要はないのだと思う。悲しみは自分の一部として溶け込み、切り離すことはできない。自分が生きているかぎり。それを抱えて、私たちはときに挫けそうになりながらも、それをよりどころになおも生きていく。やがて自分に「死」が訪れるまで。

*****

 ガラス胎七宝作家のあんだんてさんのお店が本日正午、オープンです! 猫もの作品やキャットフードを扱う模様。秋田の方、要チェックです! ブログに店内の様子が書かれています。おめでとう、あんだんてさん!
by amemiyataki | 2007-04-17 07:32 | 日常

猫と音楽

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 ヴァンサン(♂ 去勢手術済み 募集記事はこちら
 プチポンの猫村さん、ヴァンサンはおもしろい。味がある。遊ぶとき、微妙に運動神経がちょい鈍いのか、ドタドタと派手な立ち回りになる。そして、キャットタワーから羽根のおもちゃに飛びつこうとするから、いつもタワーからずるっと落ちそうになる。みんな、鳴かないのに、彼だけが「ぴゃぴゃっ」とおもしろい声で参戦する。遊びに夢中になってるとき、さわれる。里親募集中です。

※チップデールほか、お問い合わせをいただいております。返信は申し訳ありませんが今夜になりそうです。今しばらくお待ちくださると幸いです。

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 先週はちょっとばかり大変だった。水曜、気が重たい長距離ドライブがあった。木曜、仕事で大きなミス発覚。言い訳のしようもないミス。恐るべし。さらに新しい仕事を請ける。断れないんだな…。

 そういえば、SMAPを見直した週でもあった。ビストロスマップのゲストが「アタシ、すっぽんは大嫌い!」と、まあそういわずに食べてみてくださいよ~と吾郎ちゃんたちが勧めるにもかかわらず断固拒否。すっぽんスープが効いたえびしんじょ?を口にして「うえ~~っ」。場の空気が固まるのがわかる。おとなげないなあ。そこへ、「オレ、食ってもいい?」と、さらっとキムタクが言う。続けて中居ちゃんが「オレもオレも」。ほっと救われる吾郎ちゃんと剛くん。

 金スマでは、引退する某タレントに、中居ちゃんが「サイズの合わない服を無理やり着せられていたんじゃない?」みたいなことを言い、気持ちを思いやった場面。見直した。

*****

 皮膚の状態がいよいよ悪化。というか1ヵ月経っても治らず、痒みはますますひどくなり、潤いがすっかりなくなった肌が情けなく、先生に相談。
 皮膚は排泄場所のひとつでもあるわけだから、皮膚に症状が出ているのは悪いことではないこと。
 同様に、アレルギー症状が出るのも(排出しようとして症状が現れるわけだから)悪いことではないこと。
 この症状が落ち着けば、きっと意識も次のステージに上がれること。

 ぼりぼりと手の甲をかいてるうちにみみず腫れのような赤みが浮かびながらのセッション。

 出されたレメディはちょっとばかり意外なものだった。効くのかな~と思いつつ1粒のんで、仕事へ向かう。キーボードをたたいている手の甲をふと見ると、赤みがきれいにひいていてびっくり。いやマジで。

 土曜はチップデールの通院。前の週、処方されたユーフラシアのレメディが効いているのかどうか不安になった木曜。結膜炎は最悪だった。また通院か~と思いつつ、土曜の朝見たふたりの目は、きれいに赤みがひいていた。つまり、悪化をたどって(好転反応)よくなってきているわけだから、「正しい治癒の方向」なのだと、先生は言う。しかし、気が気ではなかった。

 ホメオパシーはやっぱり不思議であやしい。けれど信頼でき、安心できる。

*****

 たきが今食べているフードに飽きたのか、食欲がいまいちだった。ふと思いたち、ねこ畑アニモンダのドライをはじめ、何点か通販。日曜到着。開封するのも待ち遠しく、手のひらからたきが食べる。食べる。

 かじってみると少し硬く、ハーブか何かの味が際だったけど。しかし、高い…。

 気のせいかもしれないけれど、その日のうちに、たきの毛づやが良くなったような…嘘みたいだけど、マジで。表情もぱっと明るくなり、テレビを見る母、パソコンに向かう私をよそに、暗い廊下でひとりで暴れていた…。そんなにおいしかったの? しかし、高い…。

*****

 で、今日のエントリのタイトルはどうつながるかっていうと。

 人生の艱難辛苦から逃れる道はふたつある。音楽と猫だ。  シュバイツァー

 かなりハードな一週間だったけれど、人生の艱難辛苦というほどおおげさなものではないかもしれないけれど、どうにか乗り切ることができたのは、やっぱり猫と音楽のおかげでした、ということで。

 音楽はスマスマはじめ特番に出ていたスティーヴィー・ワンダーを聴こう!と思ったのだけど、手元になくて、マイケル・ジャクソンだったけど。Don’t stop ’til you get enough.

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 ぴあへのファンメールをくださったMさん、ありがとうございます。
 じんちゃんもありがとう。ブログ見ました。何かを作るっていいなあ。私にも、実はつくりたいものがあるのよ。
 
 
by amemiyataki | 2007-04-09 03:59 | 日常

あったかくなったら

 3月29日付の朝日新聞 天声人語を転載。

 一休さんのような少年僧が、暗い道に張られた縄に足をとられた。地面にしたたかに顔を打ち付け、血が噴き出す。しかし、少年は泣くこともなく寺に帰ってゆく。

 「衣を着たときは、たとえ子どもでも、お坊さんなのだから、喧嘩(けんか)をしてはいけません」。少年は、縄を仕掛けた連中が近くに潜んでいるのを感じたが、この母の教えを守った。母は、血だらけで帰ってきた彼の手当てをし、抱きしめて言った。「よく辛抱したね」

 80歳で亡くなった植木等さんが『夢を食いつづけた男』(朝日文庫)に書いた、幼い頃に受けた「いじめ」と母の記憶だ。住職だった父は、部落解放運動の闘士でもあった。治安維持法違反で入獄したり、各地の社会運動に出かけたりして寺に居ないため、植木さんが檀家(だんか)回りをせざるをえなかった。

 父・徹誠さんは後年、「スーダラ節」の「わかっちゃいるけどやめられない」のくだりについて、「親鸞の教えに通じるものがある」と言ったという。「人間の弱さを言い当てている」

 おだてられてその気になったり、お呼びでないところに出てしまったり、あげくには、ハイそれまでよになってしまったり。人の弱さと浮世の切なさとを、底抜けの明るさで歌い、演じた。

 「無責任男」として有名になったが、根は誠実で、思慮深い人だったという。いわば、世の中の「無責任感」を一身に背負うという責任感が、あの笑顔を支えていたのではないか。耳に残る数々の「植木節」は、戦後の昭和という時を共にする多くの人の道連れであり、応援歌でもあった。


 これを読んで「夢を食いつづけた男」が読みたくなり、アマゾンで検索したが在庫切れ。

 朝ごはんを食べながらこの話を母に読んで聞かせたら(最近、食べながら新聞を読むというひとり暮らし時代の悪いクセが…)、

「親鸞! おばあさんがしきりに『えらい人だ』っていってたっけなあ」

 信仰篤かった曾祖母のことを懐かしそうに言う。曾祖母が善光寺参りに行ったとき、お土産に草履を買ってきてくれたのが幼心に相当嬉しかったらしく、何かの折にふと、その思い出が母の口をついて出る。

「あったかくなったら、善光寺に行こうか」

「行くのは大変だっけ…牛に引かれて善光寺参り……

 てお母さん、それはちょっと違うのでは……。

 けれど最近、「どこかに行きたいなあ」とふと漏らすのだ。

「あったかくなったら、善光寺行こうよ」

 母がうれしそうに笑う。

「大阪でもいいよね」

 母が声をあげて笑う。大阪万博で食べたすうどんの味がいまだ忘れられないでいるのだ。

 あったかくなったら。

 暖冬なのに、朝起きたら一面の雪だった。

 やはり東北人には春は待ち遠しい、特別な季節だ。


*****

追記

 tamaさんから、復刊ドットコムというサイトを教えてもらい、さっそく「夢を食いつづけた男」に投票しました。一定の投票数に達すると、出版元に再版交渉をしてくれるそう。すごい。登録手続きが必要。


 拙ブログはリンクフリーです。

 それにしても、エキサイトブログ、使いやすい。便利。
by amemiyataki | 2007-03-30 01:25 | 日常