タグ:書籍 ( 16 ) タグの人気記事

黒猫スティの話

a0099350_0233190.jpg

廊下でのびる



 この週末は残暑?てな具合に暑かった。たきはだら~んとのびているか、寝ているか。
 小屋の軒下にできたでかい蜂の巣を退治。
 母の眼鏡が壊れたので、めがね屋に。

 バイトはあともう少し。私の解雇は産休明けの準社員復帰のための玉突き人事…みたいなことも囁かれているみたいだけれど、要はやっぱり経費削減。ただそれだけのことなのだと思う。あともう少し。

a0099350_0223188.jpg


9匹の眠る猫



 雑貨hinaから、開店記念セールのお知らせメールが届き、実に久しぶりにお店に行く。以前この店で、暮しの手帖のガラスコップを2個買い、母がもっと欲しいと言っていたので、それを買う予定だった。が、もう扱っていないという(前に買ったのは…3、4年前?)。代わりに…と目に留まったのが、大橋歩さんイラストの、このお皿。2枚購入。10%オフ。

a0099350_023483.jpg

バナナとくるみのケーキ



 ちょうど、母が(唯一作れる)ケーキを作っていたので、記念撮影。岩手の郷土お菓子の「雁月(がんづき)」みたいだけれど…。素朴でおいしい。レシピは江島雅歌さん

 もうひとつ、お店で本を購入。てくり別冊「te no te」 いわ「てのて」しごと―crafts&products。南部鉄器、漆器、ホームスパン…など、岩手の手仕事16作品の紹介。とてもいい。

*****

 今年年末、クリスマス頃~新年の2週間、イギリス・ロンドンへ旅行! というマイフレンズはいませんか?
 彼の地で猫2匹と暮らすご一家が日本に帰省。その間、住み込みで猫の世話をしてくれる人がいたら…と、ご相談をいただきました。もし該当の方がいらしたら、連絡ください。




 直接関係ないけど。私が生まれて初めて、きちんと猫に接したきっかけというのが、こうした「住み込み」だった。
 父を看取るつもりで盛岡へ戻り、そのまま盛岡で暮らすことを選んだものの、東京での仕事に未練たらたらだった、あの頃。幸運にも、続けて仕事をしてほしいというオファーもあり、ウィークリーマンションを借りて月のうち半分は上京して仕事をしていた。
 どこにも落ち着きどころを見つけられないでいた当時、仕事仲間のKさんが、夫婦でスペインに3週間、旅行に行くから、その間、うちのマンションに住んでくれないかしら、わが家の息子の面倒を見てほしいの…と声をかけてくれた。
 わが家の息子、というのが、黒猫のスティーリー・ダン。スティだった。当時、7、8歳だったと思う。目も開かない、ほんのちび猫だった黒猫をKさん夫妻が拾い、ミルクをのませ、育ててきたという。

 猫への接し方がまったくわからない私に、K氏がドライフードのあげかたはこう、トイレの片付けはこうなど、丁寧に教えてくれた。犬のように散歩しなくてもいいというのがありがたかったし、なんだか思った以上に簡単に思え、なにより、タダで3週間も住める魅力に勝てなかった。Kさんとはそれほど親しいわけでもなかったというのに。Kさんも、よく私に声をかけたものだ。唯一、自分は猫に好かれるだろうかという不安はあったけど。

 不安は、的中した。おとな猫だからおとなしいし聞き分けがいい、手間がかからないわよ。そうKさんは言っていたけど。見知らぬ私が急遽同居人となったことに、人間の言葉を話せないスティは、行動で抗議したのだ。

 住み込み2日目だったか。

 K夫妻が帰ってこない、これはいつもと違う。この人間は誰だ?

 スティは不満と不安でいらだっていたのだと思う。

 帰宅すると、居間のホットカーペットの上には、スティのうんちがあった…。
 こうした場合の対処法は聞いていない。猫のうんちを拾ったことはそれまでなかった。それに、疲れてもいた。なんだかすべてが面倒だ。ひどいことに、その夜はそのままにして、別部屋で眠った…。

 しかし、誰かが片付けなくてはいけないとしたら、自分しかいないわけで。ティッシュを何枚も何枚も何枚も重ねて、それを片付け…熱湯を浸した雑巾で叩き、拭き…。
 その間、かたわらでスティはじっと黙ってこちらを見ていた。そして次の瞬間。
 片手でカーペットを「かきかき」し始めたのだ。
 自分もまた、一緒にきれいにしようとしているかのように。 
 まるで、自分が悪いことをしたのを謝るかのように。

 「あんたも、悪いと思ってる?」
 黒猫は何も言わない。
 「ごめんね、Kさんたちは今、スペインなのよ。いやだろうけど、3週間、我慢してね」

 それが通じたかどうかはわからない。
 けれど、その出来事をきっかけに、スティとの間の距離がほんの少し、縮まったような気がした。

 スティの粗相は、それっきりだった。

 それからは、楽しかった。何もかもが新鮮だった。
 一日のうち、猫はほんのちょっと、甘えたい時があること。
 何かのきっかけでスイッチが入り、ダーッを部屋を駆け回ること。
 淡い春の陽射しの中、アップライトピアノのてっぺんで居眠りをするスティ。
 長い尻尾が機嫌よさそうに、ゆらゆらと揺れる。
 耳を撫でられるのが好きなこと。
 ときには、ちくわとなまり節が必要なこと。
 玄関まで迎えに来てくれること。
 
 猫にも感情があり、こちらが思う以上に賢く、純粋であること。

 西荻窪の商店街の雰囲気も楽しかった。少し、盛岡に似ていた。
 おそらく、高度経済成長期に建てたかのような年季の入ったマンションは、どこか落ち着く雰囲気があった。


 たきに出会う、2年ほど前の話。
 
a0099350_1582420.jpg

黒猫スティ



 今も懐かしい、黒猫。

 ありがとう、スティ。


 
by amemiyataki | 2009-09-07 02:02 | 日常

ホワイトバランス

a0099350_23385742.jpg


 今さらながらというか、遅まきながらというか。ようやく、「ホワイトバランス」の設定の仕方がわかった。なるほど! カメラって…深い。

*****

 昨日は外に出て思わず、「しまった! 手袋忘れた」てなくらい、冷たい強風。午前中に雷。前日は震度3の地震。季節がひとつ動くのを告げるかのような春雷。田植えはまだ早いか。まだまだ、油断できない寒さが続く。新茶が飲みたいねえと母。
 このところの気温の変化に体がついていけないかのように、母、不調が続く。が、気分転換に外に連れ出すと顔が晴れやかになる。先日は病院の帰り、もったいないと言いつつも家に帰ってご飯を作るのも億劫で、ランチを外食。1000円ランチに大満足。折しも定額給付金手続きの書類が届き、定額給付金で1000円ランチ20回てのはどう?と聞くと、「いいねっ!」と声を出して笑う。


In order to be happy,
focus on what you have, not on what you don't.

幸せの秘訣は、
持っていないものではなく、持っているものに目を向けること。

――「ねこ式人生のレシピ」より



 母がいて、猫がいて、仕事がある日常に感謝。欲を言うなら、もう少し無理をして行動すること。まだまだ、できるよね。
by amemiyataki | 2009-04-27 23:56 | 日常

寒の戻り

a0099350_14493167.jpg

今朝のわが家の庭


 芽吹いたチューリップの葉をとりまく、一面の雪。

 家にずっと積んでいる私物の片づけを始める。毎日、何かしら「捨てる」ことを心がける。
 本も処分する予定。今朝はうっかり谷口ジローの「犬を飼う」を読んでしまった…。老犬タムを看取る日々。それから、久居さんおすすめ、一気に読了した夏樹静子の「腰痛放浪記 椅子がこわい」。読みたい方はご連絡を。どちらも文庫本です。
by amemiyataki | 2009-03-27 15:54 | 日常

寒中に思う

a0099350_1531628.jpg

ひばり♀ 09年5月(推定)で満3歳


 K-mで撮影。おもしろい。ハマる。これは撮影モードをSCN(シーン)→ペットを選択、ISO1800に設定、ついでに連写してみた。夜撮影。内蔵ストロボはポップアップしなかった。意外にうまく撮れたように思う。ひばりちゃんのかわいらしさが表現できているんじゃないかな。

 べったり、ではないけれど、コミュニケーションはとれます。ごはんのとき、みんなから少し離れて待ちます。私の場合、背後でスタンバイ。「ほーら、ひばりちゃんのごはんだよー」と言っておもむろに差し出すと、(中身はおんなじなのに)待ってましたとばかりに食べ始めます。
 抱っこは無理ですが、撫でるのはOK。キジトラ好きの方、いかがでしょう。

 お問い合わせはこちらから。

*****

 その後、IEの強制終了はまったくなくなった。嬉しい。さらに言うなら、窓をいくつか開いていて、その一つを閉じようものなら、これまでは即、強制終了になっていた。それが、検索したところ、IE7はもともとWindows Vista用に作られたものだから、どうしてもWindows XPでは不具合が生じるとのこと。措置としてはIE6に戻すか、いっそFire Foxのブラウザを使用するか…などさまざまなアドバイスに行き当たった。
 そのうち、「ツール」→「インターネットオプション」→「詳細設定」→「サードパーティ製のブラウザ拡張を有効にする」の、この「サードパーティ…」のチェックをはずして無効にしてみては…という回答を見つけ、これかも…と実行してみた。で、解消。

 IE7にアップデートしたのがいつだったかは忘れたが、ここ半年近く、あーでもないこーでもないと思いながら、不自由しながら使っていたのが、一気に解消。仮想メモリを増やしてみたりとか、あれこれあれこれ。まだ、何かやりようがあるような気がするが、とりあえずはかなり、サクサクと動くようになってくれた。ありがたいなあ。

*****

 大寒も過ぎ寒中まっさかり、のはずが、ここにきて温かい雨が降り、雪をきれいに溶かし、3月の陽気となっている。これはこれで、なんだか気味が悪い。やはり今の時期はびりっとしばれなくては。凍てつく大気に冴えざえと輝く星の冬空、というのがいい。

 20日はモリの命日だった。夜、こたつにあたって見るともなしにテレビを見ているとき。こたつ回りにいたたきとちーが、はっと、少し開いたふすまの向こうに広がる廊下の暗闇をしばし見つめた。こんなふうに、ときに猫って生き物は、何もない宙を凝視することがある。こちらには見えない何かが見えているかのように。
 廊下から、モリがにゃぁと鳴きながら部屋に入ってきたのかなあ。そうだといいなあと思いつつ、いやいや、モリちゃん、きみはこっちとあっちを自由に行き来する猫魔にはならずに、まずはゆっくり休養をとって、新しく生まれ変わってね…などと思ったり。やはり、まだ泣ける。

 キョンちゃんを亡くした里親Tさんが、「今、生きている猫たちを大切にかわいがることがキョンちゃんへの供養。ようやくそう思えるようになりました」とメールをくださったことを思い出す。

*****

 少し前のことだが、朝日新聞でくまとやまねこという絵本を紹介していた。最愛のことりを亡くしてしまったくまは、家の中にひきこもってしまう。けれど、時間が経ち、やがて外に出、やまねこと出会う…。興味をひかれて本屋で立ち読み。いい本だった。絵がすばらしかった(未読だが「よるくま」を描いた人)。買おうかどうか一瞬迷ったが、同じ作者の夏の庭―The friendsを購入した。スティーヴン・キングの「スタンド・バイ・ミー」の和製版…という評があったけど、確かにそうとも言うけれど、それだけではくくれない、いい話だった。読んでよかった。児童文学というジャンルを超えて、しみじみと心に沁み渡ってくる話だった。

 小学6年生の少年3人が、「きっと、今にも死にそうな老人」を見張るところから物語は始まる。「死」への素朴な興味からなのだけれど、彼らの思惑は見事にはずれ、その老人は彼らに見張られることによって、生き生きとしてくる…。
 物語の中で、やがて老人が戦争体験者であることが語られるくだりがあり、胸が詰まる。ちょうど、「本の旅人」に連載中の梯久美子さんの「死者のいる場所」をふと思い出した。三國連太郎、水木しげるら戦争体験者が語る戦争の悲惨さ、むなしさ、やりきれなさ…。

 以下、アマゾンにあった作者のコメントを引用。

この『くまとやまねこ』は、ずいぶん長い時間をかけてできあがった絵本なのですが、できあがった今、時間をかけたかいがあったなあと心から思えるし、この絵本で私が書きたかったことも、やっぱり「時間」なのだな、とあらためて感じています。身近な人が亡くなることも含めて、大事な何かを失うというのは、自分自身の一部が死ぬことと等しい。死んだ自分を抱えている間は、時間が止まってしまったようにも思えるけれど、時間は実はきちんと流れていて、なにもしていないように見える人にも、深い変化をもたらしているのではないでしょうか。この絵本のなかのくまが、悲しみに閉じこもり、でもやがて外に出かけていったように、必ず死んでしまった自分自身の一部も、またよみがえる時がくるんだという、そういう時間というものへの深い信頼と感謝の念が、私にこの小さな物語を書かせてくれたのだと思います。


*****

 つい最近、偶然にも、中学のときの恩師が数年前に亡くなっていたことを知った。文学のおもしろさに目覚めさせてくれた恩師だった。いつか挨拶に行きたいと思いつつ、特に報告するほどの変化が自分にはなく、行きそびれていた…。
 同じ盛岡の端っこにある中学から、ど真ん中にある中学へ転校し、不安で仕方なかった14歳の当時。勉強することのおもしろさを味わわせてくれた先生。一年に100冊本を読めと言われ、よし、読んでやろうじゃないのと素直に反応し、どうにか読みきったあの頃。


 失うこと、別れを告げること、悲しむこと、悼むこと、そしてそれぞれの時間でゆっくりと再生していくこと…。

 とりとめもなく書き連ねてしまったけれど、すべては自分への覚え書きとして。

*****

 エビゾーの欠席が今日で6日、続く。去年の8月から餌やりを続けてきて、こんなにブランクがあるのは初めてのことだ。ドットちゃん、ちびヴァン、そしてグレコとひとりまたひとりと姿を消していったのを、おかしいと思ってのことか。

 がらんとした暗闇のなか、ちびヴァンたちがターッと駆けてきたのは…そう昔のことではない。けれど、もうそうした光景は見ることはないのだ。安堵と同時に、妙な郷愁に駆られたりする。おかしなことに。
 おそらく、夜の闇のどこかで、エビゾーはじっとこちらの様子をうかがっているのかもしれない。真の飢餓に駆られたら、きっと姿を現すに違いない。
 
by amemiyataki | 2009-01-23 03:03 | 日常

地震余話

a0099350_2172452.jpg

繰り返し、読む


 先週土曜の地震発生から、盛岡でも余震がいまだにある(これを書いている今まさに余震…)。こんなに余震が続くのは生まれて初めてかもしれない。19日(木)の岩手日報社会面に、被災した飼い主と再会し、満面に笑みを浮かべ顔を飼い主にこすりつける犬・はなちゃん(ハスキー系)の写真が載っていた。とてもいい写真だった。けれど飼い主のもとで暮らすのは難しく、当面は動物病院の保護下に置かれるという。

 動物の写真でおまけ。日本の自然写真コンテストで、岩合光昭賞をとった「北の詩」。背伸びするエゾリスの愛らしさに母と釘付け。めんこい。


 地震後の報道の中で、(なぜか)被災者家族が運転する車の後部座席に記者も乗っていて、インタビューをしていた。「(地震が起きたとき)何を持ち出しましたか?」の問いに、「猫です」と、助手席の人が振り返り、抱きかかえていた黒猫も一緒に振り返り、「にゃー」と鳴いた。

 避難生活を余儀なくされた場合、備えておいたほうがいい品々を紹介しているとき、なるほど~と思ったのが「猫砂」。曰く、猫のトイレに使う砂は、人間が使ってもOKなのだ、と。確かに固まるし、臭いも閉じ込めてくれるし。携帯トイレがない人は、とりあえず猫砂を持って避難。

 イギリスのBBCでは「日本のイワテ、ミヤギで中国四川省並みの大地震発生。モリオカ壊滅」と第一報が流れたそうで。ちょうどイギリスに留学していた盛岡出身の女の子が、泣きながら実家に電話をしてきたそう。

 プチポンでは、食器が2個破損。

 福島の里親さんが、地震雲を見たという。「晴れ間にぽっかり巨大な2つの雲が朝焼けに照らされて、赤く異様な観たことことのないコントラストで不気味でした」。

 この日は初夏の風物詩、チャグチャグ馬コ開催。それを見に、東京駅から新幹線で盛岡に向かおうとしたプチポン友の親族が、乗車直前に足止めをくった。乗る前で本当によかった。

 しかし、まさに新幹線で移動中(盛岡から仙台へ)の知人もいて、トンネルの中で停止。4時間、新幹線の中に閉じ込められたとか。トンネルの中だから携帯もつながらず、テレホンカードの必要性を感じたそう。

 折悪しく、ちょうど叔母が高速バスで花巻から仙台へ向かっているところだった。結局高速を下り、一般道を通って5時間かかって仙台にたどり着いたという。


 実はうちのちーがちょっと精神的にまずかった。数日前から調子が悪いのか、「いつもと違う」様子が続いていたのだけれど(うんちの粗相が何度かあった。便秘?)。地震発生後、数時間姿を見せず、やっと出てきてほっとしたのもつかの間、地震後は明らかに顔つきが違っていた。閉じ込められることを極端に嫌がり、かといって、仕事部屋のスチール棚の上の猫ベッドからまったく動かず。まったく遊ばず。

 少し遅れてしまったが、地震のショックに対するレメディ(コンプレックス)の無料配布をいただき、飲み水に落とし、様子を見た。さわれないちーだから、これくらいしかできることはないのだけれど…。夜、帰宅したら、表情がずいぶん穏やかになっているのには正直、驚いた(それまでは顔が三角だった)。マジで? 仕事部屋からも出てきたし、たきと夜中の大運動会までやってくれて。いや~、まいった。たぶん効かないだろうなあなんて思っていてすみません。

*****

 グーグーだって猫である4を、遅まきながら購入。4巻目をよんでいてると、オオシマさんちのもうひとつの猫日記 で、実際の猫たちを確認したくなり、2冊をいったりきたり。タマとビーが三毛猫なんだよねえ。でも、どちらも雰囲気がよく伝わっている。
 猫とかかわり、失敗も経験しながら、学びながら、大島さんがたくましくなっていく様子がありありと伝わってくる。レビューを読んで、そうかそういう考えもあるのかと思ったけれど、まったく問題なし。

 レメディを受け取りながら、「先生、まだ(グーグーの4巻を)読んでいないんですか」「まだ本屋に置いてないですよね?」「置いてますよ」だの、ダ・ヴィンチ連載の山岸凉子のバレエ漫画の話だの、あれこれ漫画談義。最近の超オススメは漫画壬生義士伝だと先生。「あの手塚治虫先生でさえ60近くになったらさすがに画力が衰えてきたというのに、この人はすごいです」。「愛と誠」の作者だったのね。読みたい。
by amemiyataki | 2008-06-20 03:36 | 日常

書籍『猫ちゃんを救え!』販売(終了しました)

a0099350_22475474.jpg

書籍(有料)+小冊子、絵葉書(無料プレゼント)
手前の招き猫は商品ではありません



 02年春にプチポンもりおかが主催したイベント「どうぶつたちへのレクイエム展in盛岡」のときに販売した書籍『猫ちゃんを救え!』の残部、19部を販売します。
 1部1470円にて(送料はすみませんがご負担ください)。ご注文いただいた方にはプチポンで作った小冊子と絵葉書をプレゼント!

※おかげさまで注文部数が受付部数に達しました。いったん終了とさせていただき、キャンセルが出ましたら再度告知させていただきます。
(問い合わせ順とさせていただきますので、キャンセル待ちでもかまわないという方は早めにご連絡くださると助かります)

※補足 ゆうちょ銀行に口座をお持ちの方ですと、ゆうちょ銀行口座間での振り込み手数料は現在、無料となっています。お得です。ただし、振込みの確認に3~4日間かかります。土・日曜を挟むとさらに時間がかかります。ご了承ください。



【書籍情報】

書籍名:『猫ちゃんを救え!~人にも猫にも優しい街づくりを提案~』
著者名:松浦美彌子
発行:人類文化社 発売:桜桃書房 2001年6月28日 初版
価格:1470円(税込み)

<目次より>
第1章 ペットとノラネコ
一、ノラネコって、野生動物なの? ~ノラネコと呼ばれて~
二、飼い猫の歴史 ~そもそも飼い猫って、いつからいたの?~
三、猫たちの今 ~ペットブームがもたらしたもの~
四、里親探しの限界 ~個人シェルターとなる!~

第2章 「動物『保護』センター」というシステム
一、なぜ犬猫は「保健所」に引き取られるのか?
二、動物「保護」センターってなに?
三、動物を担当する役所を調査して
四、諸外国の事情

第3章 「地域猫」とは?
一、「地域猫」って、なんだろう?
二、「地域猫」という方法(地域猫の三本柱)
三、住民との対話、動物を担当する役所との連携
四、不妊・去勢手術の実施
五、エサやりのルール化、フン取りなどの清掃の徹底
六、「地域猫」の始まり ~横浜市磯子区保健所の取り組み~

第4章 地域猫活動の現場リポート
一、元祖地域猫 ~元自治会委員 野村さんの場合~
二、自分の住みたい街づくりに挑戦 ~のらねこ委員会 米山さんの場合~
三、地域猫活動はどこでもできる ~SLP TINAさんの場合~
四、大学でも地域猫 ~大学というコミュニティの一員として~
五、各地で広がる地域猫

第5章 これからの地域猫
一、地域猫の旗振り役は誰? ~動物を担当する役所ではないとすると…~
二、「ねこだすけ」の取り組み
三、東京都の取り組み


飼い主が知っておきたい猫の法律集 ほか

【作品解説】
 「地域猫」について、とてもわかりやすく書かれています。7年前に出版されたものですが、データはともかく、内容に古さは微塵も感じさせません。丁寧な取材、客観的な視線のもとに書かれた、猫問題についての良書です。ルビ(読み仮名)も多用され、未来を担う小中学生にもぜひ読んでほしい、という著者ならびに出版社の熱意を感じます。

【ご購入お申込方法】

・ご購入はこちらの購入フォームに必要事項を書き込んでご投稿ください。部分は必須事項です。

・折り返し24時間以内に返信いたします。返信がない場合はフォームが届いていない可能性があるので、お手数ですが再度ご投稿ください。

・返信時に振込み口座番号(ゆうちょ銀行、銀行口座)をお知らせします。
 振込みを確認次第、発送いたします。振込み手数料はすみませんがご負担ください。

【発送方法】

・1部ご注文の場合、クロネコメール便での発送になります(送料160円をご負担ください)。

・2部以上ご注文の場合、ご希望の発送方法がある場合などの送料等についてはメールで確認させていただきます。

【特典】

 以下の2点を同梱します(いずれも無料)。

・レクイエム展開催に当たって、プチポンもりおかで作った小冊子『小さな命を考える~わたしたちにできること~』(A5変型判 34ページ)…なくなり次第終了

・プチポンもりおかオリジナル絵葉書1枚…選定はこちらにお任せください

【その他】

 収益金はプチポン保護猫のフード代、治療費等に充てさせていただきます。
 売切れ次第、終了となりますので、ご注文はお早めに! お待ちしてます。



by amemiyataki | 2008-06-14 23:04 | 日常

千年の猫

 源氏物語千年紀の今年。朝日新聞連載の「千年の源氏物語」を興味深く読んでいる。言葉では尽くせないシベリア抑留時代を、「宇治十帖」を心の支えに生き抜いた人、網膜はく離の手術を受けながら、文字どおり命を削って訳しぬいた女流作家。
 なかでも目を惹かれたのが、「子猫がたぐる運命の糸」の回。光源氏の正妻、女三宮が、柏木と出会ってしまう小道具に、猫が登場するという。
 柏木ら貴公子たちが蹴鞠をしているのを御簾越しに見ている三宮。そのとき、猫に追いかけられ逃げ込んできた子猫によって御簾が跳ね上げられ、三宮と柏木は出会ってしまう…。

 「唐猫」と描写される猫はどんな猫だったのか。舶来ものの猫は、当時珍重されたであろうこと。実は紫式部は猫は嫌いだったのではないか(猫嫌いとしか思えないような描写の仕方だ云々…)。 後に直木賞作家になった古本屋オーナーが、源氏物語を英語に訳した外国人が、大学で国文学を教える教授らが、源氏物語に登場する猫をめぐって、あれこれと想像をめぐらしていく。

 原書はおろか、現代語訳版も、大和和紀の「あさきゆめみし」すら読了していない私があれこれいうのもなんだけど、千年の時を経て、なお人々を魅了してやまない源氏物語もさることながら、千年の時を経て、なお人々の想像力を駆り立てる猫の存在もまたすごいなあと思った。

 余談だが、プチポン初の三毛の保護猫は「ともえ」。当時、命名にあたっては「三毛」の「三」から、空蝉さんが「三宮はどうか」という話もあった。糞尿まみれの段ボールごと保護された三毛の子猫はほどなくもらわれ、「巴」と名前をつけてもらって、神奈川で元気に過ごしている。

*****

 猫が出てくる作品といえば、カポーティの小説は読んだことはないけど映画「ティファニーで朝食を」のオレンジ色の猫が好きだ。猫越しのキスシーンは、ハリウッド全盛時代のロマンティックストーリーの代表的シーンだろう。オードリー・ヘプバーンだから、絵になっていたんだと思う。
by amemiyataki | 2008-04-28 23:48 | 日常

オフの週末が…

 アマゾンからのメールを見て、思わず初めて「お急ぎ便」を使って2冊取り寄せ。

てづくり猫ごはん―健康と幸せな毎日のための簡単レシピ60

記者ハンドブック第11版

(エキサイトブログにはアマゾンの画像が貼り付けられないので不便)

 「てづくり猫ごはん」がカラー満載で読んでいるだけで楽しい。これなら作れそう!(猫たちが食べるかどうかはおいといて)一見、普通の料理ブックに見えるセンスもいい。獣医師監修なので、参考になることがたくさんある。冷蔵庫に残りのカッテージチーズがあるから、本にあるとおりオーブントースターで焼いてみることもすぐできるし(塩分が気になる人は手作りカッテージチーズの作り方が書いてあったりする)。

 それにしても「お急ぎ便」は便利だなあ。しかし、同梱してあった「名刺250枚無料」につられていそいそとレイアウトしていざ注文しようとしたら。案の定、送料等がかかってやはり無料ではなかったことに気づき、削除。せっかくバイトが休みの土曜にあれこれしようと思っていたのが、むなしく霧散してしまった…。けっこう時間かかったのに…。がく。

 「オーラの泉」と「SP」を見て終わった土曜の夜…。「SP」は連載中、最後のほうを見損なったのでふむふむと見ていたのだけれど。「つづく」の展開の前のオガタと井上の対峙が「おお、そうくるのか…」と制作者の意図がなんとなく見え、ちょっと「………」だった。

 そういえば、「ちりとてちん」の最終回を見られないので、DVD録画できる猫友さんに録画をお願いしたのだけれど(ビデオデッキを処分してしまい、わが家にはDVD再生機しかないの)。なんと、地デジ録画なため、それに対応していないわが家では再生不可能……がく。

 ちょうどその日は新幹線に乗って仙台にホメオパシーセミナーに行くところだったので、ホームで母に「どうだった?」と聞いたところ。「感動した! 涙っこ出た。子どもが生まれて終わり」これじゃわかんなーい。わが家が地デジになるまで、記念にDVDはとっておきます…。がく。

 「記者ハンドブック」とも長い付き合い。新版ににんまり。楽しみ。そういえば金曜だったか、「広辞苑」を作った新村出氏と猛氏の親子の物語がテレビで流れていて、思わず見入ってしまった。オクスフォードの大辞典に触発され、生涯を国語辞典作成に捧げた出氏。東京大空襲で原稿を焼失。しかし、疎開させていた校正刷りがあったためになんとか気力を取り戻し、再び作成に。けれど、「てふてふ」が「ちょうちょう」など現代仮名遣いへの変更のため、作業は困難を極めた……。

 最初につくり上げる国語辞典というのは、言葉をひとつひとつ拾い集めていくものなのだと改めて知った。延々と続く、終わりがいつとも知れない途方もない作業。信念が揺らぐこともあったろう。
 あの8センチという厚さは、片手で持つのにぎりぎりの分厚さなのだそうだ。電子辞書の広辞苑も使ったけれど、やはり辞書は手でページを繰るほうが「調べた」「わかった」「頭に入る」ように思う。漢字や意味などを調べるとき、面倒くさがってネットの検索窓を使うのがメインになってきてはいるけれど。ページを繰り、文字を読み、目に入ったとなりの言葉を読み、また別の言葉へ…という「言葉の旅」がいい。て、最近、そういう贅沢な旅はしていないけれど。


 前のエントリに思いがけずご感想のメールをいくつかいただきました。ありがとうございます。
by amemiyataki | 2008-04-06 00:54 | 日常

All I Need to Know I Learned from My Cat.

a0099350_2491192.jpg

眠ることをバカにしてはいけない。



ひとりで楽しむこと。
好奇心に富むこと。
過去にあんまりこだわらないこと。

寛容であれ-でもあまり言いなりになってもいけない。
踏まれたら怒れ。
踏まれたことを忘れよ。
日当たりのいい場所をすべて知っておくべし。

a0099350_2552428.jpg

居場所は多彩に。


時間をムダにしないこと。
無条件に愛すること。
自立を失わず人に頼るべし。
自分自身を楽しむべし。

ソフトに。クールに。
そこにいるだけで誰かをいい気持ちにできるようになるべし。
愛されるべし。
夢を見るべし。

スージー・ベッカー作・谷川俊太郎訳
大事なことはみーんな猫に教わった (小学館文庫)より抜粋
by amemiyataki | 2007-11-01 03:01 | 読み物

今日からさんさ

a0099350_1135828.jpg

貴重なツーショット



a0099350_1142686.jpg

暑いでつね



 赤い座布団(ネムネムクッション)は、今ではすっかり、完全にちー専用となっている。
 ちーが座ったからか、絶対、たきは座らない。
 それが、ふと気づいたらこんなふうに、たき、両手だけ使わせてもらっていた(笑)。
 珍しいツーショットなので、朝から母と興奮。
 こんなとき、猫って「どったの?」というようにキョトン、というか神妙な顔をしてくれる。
 本当は、庭に来た、ご近所の放し飼いの猫をふたりで監視してたとこらしいんだけれど。
 (たきがちーの後ろに隠れて監視してたようでもあり…)

 どちらかに選びきれなかったので2枚アップ。残暑見舞いに使えるかな。とか、来年の年賀はがきはこれだ!とか早くも思ったり。ふたり一緒のところはなかなか撮れないのよ…。

a0099350_115620.jpg

すずめを目で追う


 母、撮影。最近、ケータイで撮ることに夢中。その母も、一昨日、病院に行くつもりで家を出たのに、八百屋で野菜を買って帰ってきて、はたと「いったい自分は何をしに家を出たのだっけ??」とわれに返り、愕然。「とうとう、やばいかも…」と言うので「大丈夫大丈夫、わたしだってしょっちゅうさあ」と言ったけど。しょっちゅうか……? まあ、運転してて、目当ての銀行を通り過ぎて振込みを忘れたり、あれもこれもと考えるあまり、どれから片付けていくかわからなくなったりすることはあるか。私もやばい…?

*****

 厳粛に受け止めなくてはいけないメールがいくつか届いた。己の対応のまずさ、不誠実さに改めて気づき、反省する機会をいただきました。心から深くお詫び申し上げます。そして、感謝いたします。ありがとうございます。

*****

猫のエイズ―FIV感染をめぐって (集英社新書)を読み返す機会を得た。著者の石田卓夫さんによる猫のウイルス病公式サイトも、とても参考になります(tamaさん、ありがとう)。猫エイズ、猫白血病、コロナウイルス、猫伝染性腹膜炎(FIP)などについて、かなり正確な情報、知識が得られるのではないかと思います。新書「猫のエイズ」も、キャリア猫と暮らす飼い主、それに向き合う獣医師の真摯な態度、治療方針がとても参考になります。二次感染(口内炎、皮膚病など)に気をつけなくてはと思いつつ、ケア管理はやはり難しい…。がんばるのだ。

*****

 トレラ改め十らちゃん、三七男(みなお)改め三っくんの里親、ジェミーさんから新ブログ開設のお知らせが届いた。以前は妹さんのブログ極楽猫浄土の中のみとら通信で様子をお伝えしてくださっていたのが、この度猫又城として復活。応援よろしくお願いします。ありがとうございます。
by amemiyataki | 2007-08-01 11:43 | 日常